キッチンの種類とは?選び方からメリットとデメリットをご紹介

更新日:2023年10月30日

更新日:2023年10月30日

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キッチンは、レイアウトや形状によって多くの種類に分けられています。本記事ではキッチンの種類をご紹介し、メリットやデメリットをまとめています。間取りに合った種類もご紹介しているので、新築やリフォームでのキッチン選びのご参考にしてみてください。

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キッチンの種類|メリット・デメリット

ここでは、主なキッチンの種類についてご紹介していきます。大きくは「クローズドキッチン・オープンキッチン」に分けられますが、その他にシンクとコンロの配置による分類方法もあります。キッチンの形状パターンを知っておくことで、適切な種類を選べるようにしましょう。

クローズドキッチン

クローズドキッチンとは、大部分が壁面に接しているキッチンのスタイルのことを指します。リビングやダイニングと対面せず、壁に向かって作業する形式となります。別の部屋とは明確に区切られることで、調理中のにおいや音が広がるのを抑える効果があります。特にリビングやダイニングなど、食事を楽しむ場所がキッチンから離れている場合におすすめです。

ただしクローズドキッチンは他の部屋とのコミュニケーションが制限されるため、家族との会話の妨げになってしまう可能性があります。またオープンなデザインが好きな方や、キッチンでの調理を家族と共有したい方には向かないかもしれません。

壁付キッチン

壁付キッチンは、壁に並行してで配置されたスタイルです。省スペースなことから、従来までの日本の住宅では多く採用されてきました。壁付キッチンの主な特徴としては、下記の点が挙げられます。

  • スペース効率の最大化
  • 作業効率向上
  • シンプルなデザイン
  • 収納スペースの確保

壁付キッチンは壁に沿って配置されるため、スペースを有効に使うことができます。キッチンスペースが狭い場合や、限られた面積を最大限に活用したい場合に適しています。

壁付キッチンは、シンプルで清潔感のある外観になります。上部にキャビネットや棚を設置できるので、食器や調理器具などの収納スペースを確保することができます。

ただし最近のトレンドであるオープンキッチンと比べると、他の部屋との一体感が少なくなってしまうのがデメリットです。

オープンキッチン(対面キッチン)

オープンキッチン(対面キッチン)は、キッチンエリアを他の部屋と一体化させるスタイルを指します。キッチンがリビングやダイニングエリアと直接繋がっており、仕切り壁や扉がないデザインが特徴です。そのため家族やゲストとのコミュニケーションを重視し、明るい開放的な空間を求める方に向いています。

ペニンシュラ型

ペニンシュラ型キッチンは片側が壁に接するタイプのキッチンで、半島(ペニンシュラ)のようなスタイルとなります。最近のキッチンでは最も人気のある形状で、オープンで開放的な雰囲気が魅力です。主な特徴は、下記が挙げられます。

  • コミュニケーションの促進
  • 柔軟なデザイン

ペニンシュラ型キッチンは対面式のため、ダイニングやリビングとのコミュニケーションがしやすくなります。家族やゲストとの会話や接待がスムーズに行えるでしょう。ただし開放的な分、においや音が広がりやすいのがデメリットとなります。

シンクとコンロの配置による種類

ここでは、キッチン作業スペースの配置による種類をご紹介します。シンクやコンロの位置関係は作業効率にも影響を与えるので、使いやすいレイアウトを選ぶのがおすすめです。

Ⅰ型

Ⅰ型キッチンとは、コンロ、シンク、調理台が一列に並んだキッチンのことを指します。壁付やペニンシュラ型、アイランド型など多くのタイプで見られるスタイルです。

一方向にカウンターや作業スペースを配置することで、調理や準備作業を効率的に行うことができます。狭いスペースでも設置しやすいため、限られたスペースを最大限に活用したい場合に適しています。狭いアパートやコンパクトな住宅にも適したデザインです。

Ⅱ型(セパレート型)

Ⅱ型(セパレート型)キッチンは、シンクとコンロを2列に分けて配置するスタイルです。壁付と対面式を併用する形になり、両方のメリットが取り入れられます。二方向に作業エリアを配置することで、複数の作業を同時に行いやすくなります。食材の用意や調理、食器洗いなどを同時進行でき、作業効率がアップします。

ただしシンクとコンロの間に通路を挟むため、水等で汚れやすいのがデメリットです。また通路幅を確保する必要があり、比較的広いスペースが必要となります。

L字型

L字型キッチンは、キッチンスペースを「L」の形状に配置したデザインです。シンクとコンロを直角に配置するため、コンパクトながら効率的な使い勝手になります。全て壁付にする方法と、一辺を対面式にする方法があります。

シンクとコンロとの距離が短くなり、「ワークトライアングル」が効率的になるのが特徴です。また L字型の角にはコーナー収納を配置できます。コーナーキャビネットや引き出しを使って、スペースを有効に活用できるでしょう。

コの字型

コの字型キッチンは「コ」のような形をしており、カウンターや作業スペースが3方向に配置されるスタイルです。シンクとコンロの配置は比較的自由に決められるため、ライフスタイルや好みに応じて選べます。

広いスペースがあるため、異なる作業を分業化して進められます。食材の準備エリア、調理エリア、洗い場エリアなどを明確に分けて配置することで、作業の流れをスムーズに管理できるでしょう。各エリアの距離が近いため、スムーズな動線が確保できます。

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間取りに合うおすすめのキッチンは?

ここでは、おすすめのキッチンの選び方についてご紹介します。ニーズに合わせたキッチンを選ぶ際に、ご参考にしてみてください。

おしゃれなキッチンにしたい

おしゃれなキッチンにしたい場合には、「アイランドキッチン」がおすすめです。特に、モダンで洗練された雰囲気を演出するのに適しています。シンプルなデザインや高級感のある素材を使って、おしゃれな空間を作り出したい方におすすめです。

キッチンのスぺースが狭い

キッチンのスペースが狭い場合には、「壁付キッチン」がおすすめです。壁に沿って配置されるため、無駄なスペースが少なくなります。また設置コストが抑えられるため、予算内でキッチンを設置したい場合に向いているでしょう。

家事動線を効率よくしたい

家事動線を効率よくしたい場合には、「L字型キッチン」が一つの選択肢となります。キッチンワークを効率的に行うことができるレイアウトで、多くの家庭で採用されています。シンク・調理スペース・コンロが近くに配置されており、調理から後片付けまでの一連の作業をスムーズに行えます。

まとめ

キッチンには多くの種類があり、予算や使い勝手に応じて適切に選ぶ必要があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、本記事の内容をご参考にしてみてはいかがでしょうか。

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