アイランドカウンターでおしゃれにリフォーム|メリットや注意点

更新日:2024年10月25日

更新日:2024年10月25日

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アイランドカウンターのあるキッチンは、おしゃれでスタイリッシュな雰囲気になるため人気です。そこで本記事では、具体的なアイディアや間取りでの注意点についてご紹介していきます。事前にデメリットの解決策もチェックしておくことで、後悔の無い計画に活かしてみてください。

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アイランドカウンターとは

アイランドカウンターとは、独立した島のように配置される作業台やカウンターのことを指します。壁に接しておらず、キッチンの中央や空間の中心に設置されるため「アイランド(島)」と呼ばれます。このカウンターは調理作業を行うためのスペースとして利用でき、シンクやコンロが組み込まれている場合も多いです。また食事や軽食をとるためのカウンターとしても使用されることがあり、家族やゲストとのコミュニケーションが取りやすくなるのも特徴です。

一方、スペースを多く必要とするため、設置するためには広めのキッチンが必要です。また配管や電源の取り回しが難しい場合もあるため、事前の計画が重要となります。リフォームでアイランドカウンターを採用する場合は、プロの業者に計画を依頼するのが安心です。

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アイランドカウンターのメリット

ここでは、アイランドカウンターのメリットについて具体的にご紹介していきます。「これからアイランドカウンターのあるキッチンにリフォームしたいけれど、迷っている…」という方はぜひ参考にしてみてください。

おしゃれなデザインになる

アイランドカウンターはキッチン中央の目立つ位置に配置されるため、空間全体のデザインの中心的な要素となります。これによりキッチン全体に統一感が生まれ、おしゃれで魅力的な空間を演出します。またアイランドカウンターは様々なスタイルや素材で設計できるため、モダン、インダストリアル、北欧風、和モダンなど、好みに合わせたデザインを実現できます。例えば天然木材や大理石のカウンタートップを使用することで、高級感や温かみを加えることも可能です。

さらにカウンターの上部にペンダントライトやシャンデリアを設置すれば、効果的な照明演出もできます。空間にアクセントを加えることで、視覚的なインパクトを高めると雰囲気が良くなります。必要に応じて調光機能付きの照明を取り入れることで、時間帯やシーンに応じた雰囲気づくりをするのもおすすめです。

基本的にリビングやダイニングとともにオープンなレイアウトで配置することが多く、全体の空間の一体感を高められます。このような配置はモダンで洗練された印象を与え、居心地の良いスタイリッシュな空間を作り出します。さらにカウンターの一部をバーカウンターとして使用することで、カフェやバーのような雰囲気を楽しむのも人気です。高級感のあるスツールやインテリア小物を組み合わせることで、さらにおしゃれな空間を演出できます。このように素材や照明、レイアウトの工夫によって、機能性と美しさを兼ね備えたスタイリッシュなキッチンを実現したい場合にアイランドカウンターはおすすめです。

複数人で同時に使える

アイランドカウンターには広い天板が備わっているため、複数人が同時に作業しやすいのがメリットです。たとえば料理をする人が食材を切っている間に、別の人がカウンターで料理の仕上げをするなど、役割分担がしやすくなります。このように調理作業と食事の準備など、異なる作業エリアを自然に分けることができます。複数人が効率的にキッチンを使えるため、調理や片付けがスムーズに進行します。

さらにアイランドカウンターを囲む形で作業をすると、顔を合わせながら作業ができるため、会話が弾みやすくなります。料理をしながら家族や友人と交流できるので、キッチンでの時間がより楽しいものになるのも特徴です。場合によっては、自宅で料理教室を開いたりホームパーティーを開催したりする場合にもおすすめです。家族や友人と一緒に楽しくキッチンを使いたい方にとって、大変魅力的な選択肢となります。

家事がしやすい

アイランドカウンターはキッチンの中央に配置されることで、冷蔵庫、シンク、コンロといった主要な設備までの距離が近くなることが多いです。このレイアウトによって調理中の移動距離を短縮でき、効率的に家事を進められる動線を作ります。そのため家事がしやすくなり、時間の節約にもつながります。広い作業スペースを提供するため、調理や食材の準備、盛り付け、洗い物など、さまざまな家事を一か所で行えるのもメリットです。複数の作業を同時に進められるため、家事の効率が向上します。

またアイランドカウンターには引き出しやキャビネットを組み込むことが可能で、キッチン用品や食材の収納場所を増やせます。これにより必要な道具や食材をすぐ手元で保管でき、作業がスムーズに進みます。整理整頓も容易になり、キッチンが常に整った状態を保ちやすくなるのです。

さらに料理をしながらリビングやダイニングの状況を把握できるため、家事が楽になることが多いです。具体的には小さいお子さまの様子を確認しながら家事を進めたり、家族とコミュニケーションを取りながら作業を行うこともできます。このように家事の合間に他の作業もこなすことで、家事全体の効率が向上します。

コミュニケーションが取りやすい

アイランドカウンターはキッチンの中央に独立して配置されるため、カウンターを囲む形で人々が集まれるのがメリットです。調理をしている人とカウンターに座っている家族や友人が自然と対面することになるため会話がしやすくなり、親密なコミュニケーションが取れます。特にリビングやダイニングと一体化したオープンプランのキッチンでは、調理中でも他の部屋にいる人たちと視線が合いやすく、会話が生まれやすいです。料理をしながらでも積極的にコミュニケーションを取れるため、家全体が一体感のある空間になります。

またアイランドカウンターは広い作業スペースを有するため、複数人での共同作業が簡単に行えます。家族や友人と一緒に料理を楽しんだり、お子さまと一緒にお菓子作りをするなど、キッチンを通じて楽しい時間を共有できるのも特徴です。こうした共同作業は、自然とコミュニケーションを促進します。またカウンターは、ちょっとした食事や軽食をとる場としても活用できます。特に朝食やお茶の時間などを一緒に楽しむ場として、家族が自然と集まりやすいスペースとなります。ここでの会話が、日常的なコミュニケーションを豊かにしてくれるのもメリットです。

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アイランドカウンターのリフォームアイディア

ここでは、アイランドカウンターのあるキッチンのリフォームアイディアについてご紹介します。実際のイメージをたくさん見ることで、ご自宅のリフォーム時に参考にしやすくなります。もし他のイメージも見てみたいと思われる場合には、画像検索のサービスも利用してみてください。

どんなお部屋にしたいのか理想のイメージを検討したい方は、画像検索を利用してみてください。

ツートンカラーのおしゃれなアイランドカウンター

ツートンカラーのアイランドカウンターは、キッチンに視覚的なインパクトを与えます。異なる色を組み合わせることでキッチン全体のデザインに深みが生まれ、空間が一層おしゃれに見えるのがメリットです。場合によっては、異なる色を使うことでカウンターの異なるエリア(調理スペースとダイニングスペースなど)を視覚的に分けることもあります。これにより空間の使い方が分かりやすくなり、機能的なキッチンが実現します。

またツートンカラーは、他のキッチンやリビングのインテリアと調和させやすいです。たとえばキッチンキャビネットや床材の色とアイランドカウンターの色を組み合わせることで、統一感のあるデザインにすることが可能です。自分らしいキッチンを演出するための手段として、カラーバリエーションを楽しみたい方におすすめとなっています。

ただし色の選び方によっては、空間全体がごちゃごちゃとした印象になることがあります。選んだ色同士が互いに調和し、全体のインテリアとバランスが取れているかを事前に考慮することが重要です。またキッチンを長期間使うことを考えると、色の好みが変わる可能性があります。将来的に飽きが来ないか、慎重に検討するのがおすすめです。特に明るい色と暗い色の組み合わせは、汚れや傷が目立ちやすい部分と目立ちにくい部分ができる可能性があります。カウンターの素材や、仕上げのメンテナンスのしやすさも考慮すると良いでしょう。

ステンレスのアイランドカウンター

ステンレスは非常に耐久性が高く、傷や衝撃に強い素材です。また錆びにくく腐食にも強いため、長期間にわたって美しい状態を保てます。頻繁に使用するキッチンにおいて、耐久性のあるカウンターは大きなメリットです。簡単に拭き取るだけで清潔な状態を保てるため、食材の取り扱いや調理においても安心です。

またステンレスは、シンプルでモダンなデザインが特徴です。どんなインテリアにも合わせやすく、特にシンプルでスタイリッシュなキッチンを目指す方にはぴったりです。ステンレス特有の光沢感が、キッチンに洗練された印象を与えます。

ただしステンレスは耐久性が高い一方で、細かい傷や指紋が目立ちやすいというデメリットがあります。これを避けるためには、定期的に手入れをする必要があります。また表面の仕上げ方法で、傷がつきにくいタイプを選ぶのもおすすめです。さらにステンレスの素材感はクールで洗練された印象を与えますが、人によっては「冷たい」と感じる場合もあります。温かみのあるキッチンを好む場合は、他の素材や色と組み合わせることでバランスを取るようにしましょう。

ナチュラルでシンプルなキッチン

木材や自然素材を使用したナチュラルでシンプルなアイランドカウンターは、温かみのある雰囲気が特徴です。これによりリラックスした居心地の良い空間が生まれ、家庭的で親しみやすい印象になります。特にシンプルなデザインは、さまざまなインテリアスタイルと調和しやすく、全体の統一感を損なわずにキッチンを演出できます。たとえば北欧風やカントリースタイルのインテリアとも相性が良く、柔らかく自然な空間を作り上げられます。シンプルでありながらも上品な雰囲気を保つため、時間が経っても飽きがこない点が魅力的です。

自然素材を使ったカウンターでは、木目や質感を楽しむことも可能です。素材そのものの美しさを活かしたデザインは、キッチンに自然のぬくもりを与え、落ち着いた空間作りに役立ちます。

ただし天然木を使用する場合には、定期的なメンテナンスが必要です。水や油に弱い場合が多く、適切なケアをしないと劣化が早まる可能性があります。表面のコーティングや、定期的な手入れをしっかり行うことが重要です。またナチュラルなカウンターは、素材本来の色味を活かすデザインが多いため、カラーバリエーションが限定されることがあります。他のインテリアとの色のバランスを考える際に、カウンターの色味をよく確認しておきましょう。

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アイランドカウンターリフォームの注意点と解決策

ここでは、アイランドカウンターリフォームの注意点や、解決策についてご紹介します。アイランドカウンターはまだまだ導入が少ないスタイルなので、リフォームで採用するのを迷われている方も多いのではないでしょうか?事前に解決策を確認しておくことで、失敗の無い工事計画を立てましょう。

キッチンが丸見えになる

アイランドカウンターを導入するリフォームの際、キッチンが丸見えになることがあります。これはアイランドカウンターがリビングやダイニングとつながっているため、調理中や片付けが終わっていないキッチンの状態がそのまま見えてしまうことが理由です。特に来客時にはキッチンが散らかっていると良い印象を与えにくいため、対策が求められます。

【解決策】目隠しを設置する

アイランドカウンターとリビングやダイニングとの間に、簡易的なパーティションや仕切りを設置することで、キッチン内の見える範囲を制限できます。ガラスやアクリル製のタイプであれば、インテリアの雰囲気も損ねずおしゃれに目隠しできるのでおすすめです。アイランドカウンターの目隠しは少し高めに設定することで、カウンターの上に置いた調理器具や食材が目立たなくなります。これにより、キッチンが丸見えになるのを軽減できます。目隠しでキッチンのオープンなデザインを活かしながら、快適な空間を維持しましょう。

臭いが広がる

アイランドキッチンはリビングやダイニングとオープンにつながっているため、調理中の食べ物の臭いや油煙が部屋全体に広がりやすくなってしまいます。特に炒め物や揚げ物などの調理中に発生する臭いや煙が、仕切られたキッチンよりも容易に他の部屋へと広がってしまいます。特に天井が高い部屋や広い空間では、換気扇だけでは臭いや煙を十分に排出できない場合が多いです。

【解決策】換気扇を設置する

アイランドキッチンの臭い対策としては、換気扇の利用がおすすめです。換気扇は調理中に発生する臭いや煙を迅速に吸い取れるため、キッチン内や他の部屋に広がるのを防いで快適な室内環境を維持します。

基本的には、コンロの真上に設置することで煙や臭いを効率的に吸い取れます。取り付けの際は、換気扇が調理スペースの中心に位置するように設置しましょう。選ぶ際には換気扇の性能(風量や排気量)を確認し、キッチンのサイズや使用頻度に合ったものを選ぶことが大切です。風量が不足すると効果的な換気ができないため、必要に応じて業務用の高性能な換気扇を検討するのもおすすめです。

広いスペースが必要

アイランドキッチンは調理スペースを中央に設けるレイアウトで、周囲に十分な動線と作業スペースを確保する必要があります。そのため、周囲に少なくとも80~90cm以上の通路を確保することが推奨されます。これにより調理中や食事中に人がスムーズに移動でき、作業が効率よく行えます。狭いキッチンにアイランドカウンターを追加すると、作業スペースが圧迫されて使い勝手が悪くなる可能性が高いため注意が必要です。

またアイランドキッチンは、リビングやダイニングなどの他の部屋と開放的につながることが多いため、キッチン全体が広く感じられることが重要です。狭い部屋にアイランドカウンターを設置してしまうと、圧迫感が生じることがあります。

【解決策】LDKを一体でリフォームする

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)を一体でリフォームすることで、キッチンだけでなくリビングやダイニングとの一体感を持たせられます。これにより、アイランドキッチンを設置するために必要な広さを確保しやすくなるのです。仕切りや壁を取り払うことで広いオープンスペースを実現し、アイランドカウンターを効果的に配置しましょう。

ただし LDKを一体でリフォームするには、工事費用や時間がかかることがあります。広範囲なリフォームを行うため、予算とスケジュールを十分に計画することが重要です。また壁や仕切りを取り払うことで、構造的な変更が必要になる場合があります。特に構造体を支えている壁を取り除く場合は、専門の建築士や施工業者に相談し、適切な対策を講じるようにしましょう。

収納スペースが少なくなりがち

アイランドキッチンは他のスタイルに比べて周囲の壁やキャビネットが少ないため、収納スペースが限られがちです。特にオープンなデザインでは、壁面収納が無いことで収納の選択肢が狭くなります。基本的にはアイランドカウンター自体が収納を兼ねたデザインになっていることが多いですが、これだけでは十分な収納スペースを確保できないことがあります。そのため、アイランドキッチンとは反対の壁面を収納にして、収納スペースを確保することが多いです。またアイランドカウンターの下部に収納を設ける場合でも、すべての収納ニーズを満たすのは難しいことが多いです。

【解決策】デッドスペースを活用する

収納の解決策としては、デッドスペースの活用がおすすめです。具体的には周囲の壁に追加のキャビネットや棚を設置したり、オープンシェルフを設けたりする方法があります。これにより調理器具や食器を効率的に収納でき、アイランドカウンター周辺の収納不足解消につながります。もし間取りに余裕があれば、別途パントリーを設置するのもおすすめです。適切な対策を講じることで、アイランドキッチンの利便性を最大限に活かしましょう。

【関連記事】キッチンの背面収納を後付け!自分に合う収納の選び方やメリットをご紹介

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まとめ

アイランドカウンターはおしゃれな雰囲気になるため、キッチンリフォームでも人気のスタイルです。しかしスペースや使い勝手の問題が生じることがあるため、事前に注意点をよく確認しておくことが大切です。少しでも不安に感じる部分がある場合には、ぜひ専門業者にご相談してみてください。

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