【2024最新】お風呂メーカー10社を比較|人気ブランドや選び方のポイント

更新日:2024年02月26日

更新日:2024年02月26日

お風呂は身体を洗うためだけの場所ではなく、リラックス空間としてのニーズが高まっています。本記事では人気のユニットバスメーカーとブランドをご紹介するほか、お風呂計画のポイントについてもまとめています。ぜひお風呂計画の参考にしてみてください。

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お風呂の種類

お風呂には、「在来工法・ユニットバス・ハーフユニットバス」の3種類があります。

「在来工法」の浴室はモルタルで仕上げた上に直接タイル貼りを施す方法で、レトロで味わい深い見た目が特徴です。現場で職人が手作業で工事するため、1点1点オリジナルの仕上がりになります。ただし、タイルのひんやりした感触が冬には寒く感じられるのがデメリットです。最近では、在来工法からユニットバス等へとリフォームで変更するケースが一般的です。

「ユニットバス」は浴室周りすべてがセットになった規格品のことを指し、「システムバス」と呼ばれる場合もあります。壁・天井・浴槽・床等が組み合わされていて施工も比較的簡単なことから、最も人気のあるタイプです。「浴槽・洗面・トイレ」の3点セットが連想されやすいですが、戸建て住宅では浴室のみのタイプが採用されることが多いです。多種多様なサイズ展開があるため、好みに合わせて選べます。また手すりの有無、収納棚の種類、ミストサウナ等のオプションについても、自由に選択可能です。

「ハーフユニットバス」は、在来工法とユニットバスの両方を組み合わせたタイプです。浴槽や床、壁の下部がセットになっていますが、壁上部と天井は在来工法と同様に現場で施工します。浴室の下半分が工場品となるため防水性が確保でき、冬場でも極端な冷えを防げます。壁の上半分と天井を自由に選択できることから、デザイン住宅で多く採用されています。

TOPPANが、お風呂のリフォームを得意とする優良リフォーム事業者を紹介します

人気のユニットバスメーカー10社

ここでは、人気のユニットバスメーカー10社をまとめてご紹介します。ユニットバスは在来工法とは違って工場規格品ですが、デザインや仕様には幅広い種類があります。

「お風呂はどれも同じでは?」と思われるかもしれませんが、オーダーメイドのようにカスタマイズすることも可能で、メーカーによって特徴や機能が異なります。それぞれのメーカーごとの違いを知ることで、ご自宅に合ったタイプを選びましょう。

TOTO

TOTOは、旧社名が東洋陶器㈱ということからも分かるように衛生陶器に強みのあるメーカーです。ユニットバスだけでなく、洗面台、システムキッチン、トイレといった設備機器を製造・販売しています。戸建て向けのシステムバスルーム、マンション向けのユニットバスルームやこだわりの単体浴槽、シャワールームなど、多彩なラインナップを展開しています。

TOTOではリフォームにも力を入れており、「TOTOあんしんリモデル」のサービスを提供しています。相談窓口である「リモデルサポートデスク」では、疑問からお困りごとまで、サポートデスクが365日無料で対応してくれます。

また全国にショールームがあり、実際の商品を見ながら説明・提案が受けられます。ご要望のプラン、イメージをその場で確認できるため、イメージが付きやすくなるのがメリットです。またオンライン相談も行っており、商品映像を見ながら説明してもらうことも可能です。遠方でショールームに行けない方や、忙しい方におすすめとなっています。

主要ブランド

TOTOのユニットバスの主要ブランドは、「シンラ」(136万円~)と「サザナ」(94万円~)の2種類となっています。

「シンラ」は至福のファーストクラス浴槽で、リラックスを追求した先進機能を堪能できるバスルームです。「上質で心休まる穏やかな時間をすごす」がコンセプトで、高級感のある仕上がりが特徴です。「4点支持設計」で力を分散し、入浴時の負荷を軽減する仕組みを採用しています。また床や浴槽の自動洗浄機能も付いているので、お掃除の手間が掛かりません。

「サザナ」は、基本性能を徹底的に追求したスタンダードな浴室です。畳のような柔らかい床「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、断熱材の役割も果たすW断熱構造で冷気を遮断します。さらに床表面は速乾仕様になっており、お掃除も簡単です。

LIXIL

LIXILは、総合住宅設備メーカーでは最大手となる企業です。2011年にトステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生したという経緯があります。そのためショールームの数も多く、製品を実際に見やすいのもメリットです。LIXILではユニットバスの他、キッチンやトイレ、洗面台、建材など幅広い商品を手掛けています。そのため住宅丸ごとコーディネートすることも可能で、フルリフォームで採用される方も多いです。

LIXILのユニットバスは、戸建住宅向け、マンション・集合住宅向け、ホテル・非住宅向けといったラインナップになっています。様々なサイズや機能が揃っているので、リフォーム対応もばっちりです。

リフォームにおすすめの機能としては、掃除が楽になる「パッとくるりんポイ排水口」、浴室や脱衣室の冷えを防ぐ「換気乾燥暖房機」といったものが人気です。照明でお湯のベールを照らし出す「アクアフィールライト」といった機能もあり、使いやすさとリラックスの両方を叶える製品が充実しています。

主要ブランド

LIXILのユニットバスの主要ブランドは、「スパージュ」(110~300万円)、「リデア」(82~166万円)の2種類です。

「スパージュ」は「お風呂を愛する国の、バスルーム。」がコンセプトで、高級感のある内装やラグジュアリーな雰囲気が魅力です。壁面のラインナップにはセラミックパネルがあり、ライン照明で照らすことでスッキリとしたホテルライクな内装に仕上がります。「肩湯」や「打たせ湯」などリラックスアイテムも充実しており、まるでスパのような上質な時間が過ごせます。

「リデア」のコンセプトは「私らしさが見つかる、バスルーム。」で、ライフスタイルにぴったりのスタンダードなラインナップが揃っています。「Bタイプ・Hタイプ・Mタイプ」のパッケージが用意されており、簡単にコーディネートできます。Bタイプは大きな浴槽があり、入浴メインの方におすすめです。Hタイプは備え付けの「ボディハグシャワー」があり、シャワーメインの方に向いています。Mタイプは入浴とシャワーの両方に適した作りで、まる洗いカウンターやマグネットシェルフといった便利な機能が付いています。

パナソニック

パナソニックは総合エレクトロニクスメーカーで、家庭用電化製品・住宅設備などを製造しています。古くは松下電器、ナショナルといった製品ブランドを展開していましたが、現在ではすべて統一して「Panasonic」の名称となっています。パナソニックホームズといった戸建住宅から住宅設備、家電など幅広い事業を行っているため、住まいをトータルコーディネートすることも可能です。

パナソニックは総合メーカーという強みを生かし、最新機能を備えたお風呂が魅力です。「シーリングバスオーディオ」は、ワイヤレスで楽しめるBluetoothを搭載したスピーカーです。空間に美しく馴染み、浴室ならではの音響効果で音楽に包み込まれるようなサウンド体験が可能になります。また「1/f ゆらぎ・ナノイー搭載 カビシャット暖房換気乾燥機」は、自然に近いリズムでそよぐ涼風が再現できます。換気や乾燥以外にも、入浴中のほてりを抑える送風機能などが便利です。

主要ブランド

パナソニックの戸建住宅向けユニットバスの主要ブランドは、「Lクラス バスルーム」(148万3,500円〜)、「BEVAS(ビバス)」(121万5,500円〜)、「oflira(オフローラ)」(99万4,500円〜)の3種類です。

「Lクラス バスルーム」は「徒歩30秒の楽園(リゾート)」がコンセプトのハイエンドモデルで、空間の上質感を高めて心と身体を整えるバスルームです。デザイン性の高さが魅力であり、高級旅館のような和風の内装やリゾート感のある石目柄の内装、居室とバスルームをガラス窓で繋げる間取りといった多様なプランが用意されています。

「BEVAS(ビバス)」は「にあう、みがく、びがく」をコンセプトにした中間の価格帯のバスルームで、使いやすさとデザインを両立させたい方におすすめです。「浴槽&エプロン」「床」「壁」を自由に選んでコーディネートできるため、好みのデザインを作れます。浴槽には「スゴピカ素材」が採用されているので、お掃除も楽に済みます。

「oflira(オフローラ)」はスタンダードなバスルームで、機能性重視の方におすすめです。必要な部材だけをセレクトし、カスタマイズできるのが魅力となっています。毎日のお風呂掃除がラクになる「スミピカフロア」や、バスルームをすばやく乾かす「カビシャット暖房換気乾燥機」といった機能が充実しています。

タカラスタンダード

タカラスタンダードはホーローの技術に強みがある住宅設備メーカーです。トイレだけでなく、システムキッチンや洗面台といった商品も展開しています。独自開発した「高品位ホーロー」はお手入れが楽で美しい状態が続くため、水回り設備として最適な素材とされています。

タカラスタンダードの浴室は、汚れが染み込まないホーロー素材の壁や浴槽、お手入れしやすいアクリル人造大理石浴槽や頑丈な磁器タイルの床が特徴です。お手入れしやすい素材にこだわっているため、長く清潔に保ちやすくなっています。

主要ブランド

タカラスタンダードのユニットバスの主要ブランドは、「PREDENCIA(プレデンシア)」(121.9万円~)、「GRANSPA(グランスパ)」(49万500円~)、「Emelord(エメロード)」(67.3万円~)、「広ろ美ろ浴室」(53.2万円~)の4種類です。

「PREDENCIA(プレデンシア)」は最上級モデルで、熟練の職人達がひとつひとつ丁寧に作り上げた鋳物ホーロー浴槽が採用されています。重厚なガラス層が醸し出す美しい輝きがあり、ホーローならではの上質感が魅力です。カラーはプレシャスホワイト、シルキーベージュ、ラスターブラックの3色があり、内装のイメージに合わせて選べます。

「GRANSPA(グランスパ)」は癒やし&くつろぎが得られるユニットバスです。ホーロー素材の浴室パネルが採用されており、潜在無しでも汚れが落とせます。また温泉のような心地よさから全身のスキンケアまで可能な機能が備わっており、快適なバスタイムを実現します。

「Emelord(エメロード)」は、耐久性と保温性の高いステンレス浴槽のユニットバスです。硬質ウレタンを挟んだ2重底にすることで、耐久性と保温性を実現しています。変色や表面劣化の少ないステンレスは、お手入れも簡単です。

「広ろ美ろ浴室」は、バランス釜からのリフォーム専用ユニットバスです。バランス釜とは築年数の古い住宅で使われてきた形式で、配管設備があることで浴室のスペースを圧迫してしまうのがデメリットでした。しかし広ろ美ろ浴室なら躯体に合わせてオーダーメイドで施工可能なので、浴室スペースを最大限生かして広くできるのが特徴です。

ナスラック

 

ナスラックは1960年創業のメーカーで、住宅設備機器を幅広く製造しています。全国に5つの工場の自社生産ネットワークを構築し、木製建具・建材から、キッチン・洗面化粧台などの水まわり製品や高耐震鉄骨部材まで幅広く生産しています。5つの工場の生産ネットワークにより資材・部材の供給を図り、集中購買によるコストダウンを実現しています。

ナスラックのシステムバスは、ゆっくりと疲れを癒す至福のバスタイムを提供しています。豊富な種類が展開されているので、様々なライフスタイルに合わせてコーディネートやカスタマイズができます。機能美とインテリアのようなデザインを併せ持っており、理想の住まいを実現します。

主要ブランド

ナスラックのユニットバスの主要ブランドは、「Bathleava S(バスリーバS)」(70~140万円)、「ステンレス浴槽」(価格は要問合せ)の2種類です。

「Bathleava S(バスリーバS)」は、お手入れがラクなクリーン設計が特徴です。汚れがつきにくい新素材の浴槽は美しさが持続しやすく、なめらかでお掃除が簡単です。フッ素配合の特殊素材で造られたクリーン床は、水はけも良く汚れを落としやすくなっています。さらにバスルームのサイズ・壁面や浴槽などのカラーはバリエーションが豊富です。

「ステンレス浴槽」は最近の新築ではあまり見かけませんが、浴室のリフォームでは根強い人気があり、使い慣れたステンレス浴槽を指名されるお客様も多いです。ステンレス浴槽は耐久性が高く、お手入れも簡単で変質や変色が少ないのが特徴です。

クリナップ

クリナップは1949年創業で、長年にわたりキッチンをはじめとする水まわり商品の製造を行っています。特に「ステンレス」に強みがあり、錆びにくく湿気やカビが発生しにくいことから人気があります。

快適な浴室環境を整える設備が充実しており、入浴前にボタンひとつで床にお湯のシャワーを散布できます。お風呂場に入る一歩目から暖かくなり、天井から床の裏側まで保温します。浴槽のお湯はもちろん、洗い場もまるごと暖かさが長続きします。またユニバーサルデザインの考えを取り入れることで動作の負担を減らし、家族の誰もがゆったり落ち着いて過ごせるバスルームを設計しています。

主要ブランド

クリナップのユニットバスの主要ブランドは、「AQULIA-BATH(アクリアバス)」(109万4,500円~)と「yuasis(ユアシス)」(83万2,800円~)の2種類です。

「AQULIA-BATH(アクリアバス)」は品質を突き詰めたシステムバスルームです。安心できるきれいなお風呂で、入る瞬間から暖かさが続くのがポイントです。「床夏シャワー」の機能では、床にシャワーを散布することにより1分で床面温度を25℃に温めます。またハイポジション設計を採用しており、高さ35㎝のイスを基準にカウンターまわりを設計しています。これにより体の重心が高くなるので、立ち座りでの腰やひざへの負担が軽減されます。

「yuasis(ユアシス)」は、基本性能にスタイルシェルフの遊び心をプラスしたスタンダードなモデルです。浴槽をまるごと保温材でカバーしているので、浴槽の熱が外に逃げるのを防ぎ、お湯の温度低下を抑えます。デザインのバリエーションも豊富で、組み合わせ方はフルカラー・アクセントカラーの2種類から選べます。自分好みの空間を叶える豊富なバリエーションだけでなく、キレイを保ちやすくなるアイデアや技術を活かしたこだわりの清潔性で、長く愛せるバスルームを実現できます。

ハウステック

ハウステックは1962年に日立製作所から化学製品部門を分離独立し、日立化成工業株式会社(現:日立化成株式会社)を設立したのが始まりです。樹脂開発・成型技術を背景に、それまで木製浴槽が一般的であった日本の家庭に樹脂製浴槽を広く普及させてきました。

システムバスの他、キッチン、洗面化粧台、ガス給湯器、浄化槽といった設備を開発しています。バスルームは、創業より培ってきた樹脂技術に磨きをかけ素材にこだわった製品をバラエティ豊かに揃えています。

主要ブランド

ハウステックのユニットバスの主要ブランドは、「雅月(みやびつき)」(185万円~)、「estoir(エストワ)」(188.7万円~)、「COCUAS(コキュアス)」(165万円~)、「Rucre(ルクレ)」(91.1万円~)の4種類です。

「雅月(みやびつき)」は木曽檜や天然の御影石といった、極上の天然素材を贅沢に配した、高級システムバスルーム・洗面化粧台です。あたたかな肌あたりに包まれて、至福のひとときを過ごせます。

「estoir(エストワ)」はエレガントな上質感あふれる空間で、安心・安全にこだわった親切設計のバスルームです。自動洗浄機能が付いており、お風呂上がりにスイッチひとつの新習慣でお手入れが完了します。

「COCUAS(コキュアス)」は、贅沢な素材にこだわったシリーズです。重厚感あふれる人工大理石やメタル素材が使われており、上質な空間で毎日の入浴が贅沢な時間に変わります。優雅で贅沢な時間のなかで、心身の疲れを癒してくれるシステムバスルームです。

「Rucre(ルクレ)」は毎日のお掃除がラクになる機能が満載のユニットバスで、忙しい家庭やお手入れの手間を最小限にしたい方におすすめです。「お掃除浴槽」は、浴槽洗浄からお湯はり、保温まで自動でできる便利な機能となっています。入浴後にフタを閉じた状態でスイッチを押すと、お湯で予備洗浄した後、洗剤タンクから洗剤を噴射し、隅々までしっかり洗浄してくれます。

トクラス

トクラスはヤマハリビングテックを前身とする住宅設備メーカーで、長年の知識と技術の積み重ねが強みです。「お客様の暮らし」、「お客様の住まい」をベースとしてデザイン開発を行っており、機能美や品質力に定評があります。

トクラスのバスルームには、バスタブ専用に開発をおこなっている独自の素材を使用しています。直接肌に触れる部分だからこそ、肌ざわりのなめらかさを大切にしています。浴室と浴槽をまるごと断熱できるので、お湯の温度や浴室全体の暖かさが続きます。帰宅が遅くなっても追焚きなしですぐにお風呂に入れるなど、省エネ&節約にも嬉しい機能となっています。

主要ブランド

トクラスのユニットバスの主要ブランドは、「YUNO(ユーノ)」(98.9万円~)、「every(エブリィ)」(94.1万円~)、「every MINIMAL TYPE(エブリィ ミニマルタイプ)」(105万5100円~)、「VITAR(ヴィタール)」(96.2万円~)の4種類です。

「YUNO(ユーノ)」は、贅沢なプライベートタイムが過ごせるハイエンドモデルです。マイクロバブルバス×ジェットバスが使えることで、自宅に居ながらスパのような時間が過ごせます。マイクロバブルは湯船に微細な泡が広がり、お肌のしっとり感やぽかぽか感が長続きします。さらに、皮膚表面や毛穴の汚れまで取り除きます。ジェットバスは、断続的に押すようなやさしいマッサージ感を楽しめます。人造大理石バスタブ「エクラン」を採用しており、高い耐熱水性とともに奥行きのある深みと美しさ、透明感を備えています。熱に強いため劣化も少なく、長年使用しても汚れの落としやすさは変わりません。さらにキズもつきにくく、細かいキズがついても磨いてリニューアルすることができます。

「every(エブリィ)」はスタンダードモデルで、ライフスタイルに合わせたバスルーム選びが可能です。広々とした空間設計のため、リビングのようなくつろぎ感を実現します。好みに応じて「シャワータイプ・カウンタータイプ・ベーシックタイプ」が揃っています。

「every MINIMAL TYPE(エブリィ ミニマルタイプ)」は最小限のバスルームプランで、要望に合わせてオプション機能を追加できるタイプとなっています。二つの泡が疲れを癒す「ダブルバブルバス」やスイッチひとつでお掃除する「おそうじ浴槽」、シャワーを浴びるだけのカンタン肌ケアができる「ウルトラファインバブルシャワー」といった機能を追加できます。

「VITAR(ヴィタール)」は人造大理石バスタブのゆったり感にこだわったマンションリフォーム用バスルームです。人造大理石バスタブのゆったり感にこだわっており、毎日が心地よいくつろぎ空間を実現します。「うつくし浴槽」は美しい人造大理石のバスタブで、業界最大クラスのゆったりした広さが特徴です。シンプルな形状のバスタブは、丸みを持たせた柔らかなデザインとなっています。

積水ホームテクノ

積水ホームテクノは、積水化学工業グループのユニットバス専門メーカーです。ユニットバスの他、介護施設向けの浴槽や浄化槽、エコキュート・床暖房といった住宅設備まで幅広く開発しています。少子高齢化の進行により加齢配慮ビジネスの重要性がより高まっていることから、介護やバリアフリー対応製品に強みがあります。

ユニットバスでは、商品開発50年以上という技術力を生かして高品質な製品を提供しています。リーズナブルなタイプから高級ラインまで幅広く展開しているので、ニーズに合わせて選べます。

主要ブランド

積水ホームテクノのユニットバスの主要ブランドは、「バスサルーンEscort」(109~186万円)、「バスサルーンRoomy」(84~118万円)、「楽浴楽座 」(177~319万円)の3種類となっています。

「バスサルーンEscort」は、業界最高水準の洗い場と浴槽広さが魅力です。従来までの洗い場は幅80㎝程度でしたが、浴槽の形状を工夫することで幅100㎝の広さが実現しています。これにより、介助が必要な場合でもスムーズに入浴できます。

「バスサルーンRoomy」はスタンダードなモデルで、自由にカスタマイズできるタイプです。お手入れのしやすさを最優先に考えた「おてがるスタイル」や、ワイドミラーで広々とした浴室を演出する「こだわりスタイル」など、好みに応じて選べるようになっています。スライドフックや広いカウンターで快適空間にすることもできるので、間取りに合わせてコーディネート可能です。

「楽浴楽座 」は、高齢者にも使いやすく安心・安全な入浴をサポートする「楽浴」と、 くつろぎ入浴を提案する「楽座」を組合せたコンセプトのユニットバスです。お手入れが簡単でクリーンな技術を各部位に採用し、清掃をしやすくすることにより家事負担の軽減を目指しました。

サンワカンパニー

サンワカンパニーは1979設立の企業で、建築資材の輸入販売を目的としてスタートしました。現在では設計事務所・ゼネコン・工務店といった建築のプロと、施主である一般消費者に対し、インターネットでのダイレクト販売により、誰でも同一条件同一価格で購入できる「ワンプライス」でビジネスを展開しています。高コストの原因となる代理店等の中間業者を経由せず、複雑な流通プロセスを簡素化しています。またメーカーや協力工場から直接仕入を行うことで高品質な商品を適正価格で提供することが可能となっています。

主要ブランド

サンワカンパニーのユニットバスの主要ブランドは、「balnea(バルネア)」(71万800円~)、「ノウム」(31万1,300円~)の2種類となっています。壁パネルや床材のデザインを選べるオリジナルのシステムバスや、戸建て・賃貸物件でも選べるサイズバリエーションがあるシステムバスがあり、生活に合わせてお選びいただけるラインナップが揃っています。使い勝手を考慮した機能性や落ち着きのあるシンプルなデザインなどニーズに合わせて選べるため、組み合わせ次第で思い通りのこだわりのリラックス空間が実現します。

「balnea(バルネア)」はハーフユニットバスで、バスタブ・フロアユニット・壁パネルをそれぞれ選ぶスタイルです。バスタブからの排水が洗い場に流れ出ない構造とすることで、見た目だけでなく使い勝手にも配慮されています。自分好みのバスタブやタイルを選んで、思い通りの浴室を実現できます。

「ノウム」には、戸建て住宅用とマンションリフォーム用があります。戸建て住宅用には、お好みのバス空間にできる5カラー、15パターンが用意されています。どの色でもアクセント壁でも価格は同一で、好みに応じて選べます。

TOPPANが、お風呂のリフォームを得意とする優良リフォーム事業者を紹介します

お風呂メーカー選びのポイント

ここでは、お風呂メーカー選びのポイントをご紹介します。ついつい見た目やデザイン性重視で選んでしまいがちですが、実際に使う際の入りやすさ等も考慮して選ぶのがおすすめです。ポイントを意識しておくことで、失敗の少ないお風呂選びに生かしましょう。

バリアフリー性

高齢者や身体的な制約がある家族がいる場合、バリアフリー対応のお風呂だと安全です。バリアフリー性を考慮する際のポイントは以下の通りです。

  • 段差の有無
  • 滑り止め床
  • 手すり
  • シートや椅子の有無
  • ドアや蛇口の操作性

お風呂への入り口に段差が少ないか、あるいはないかどうかが重要です。段差が少ないほど、車椅子や杖を利用する人にとってアクセスしやすくなります。また水場での滑り止め対策や手すりの設置を行っておくと、万が一の事故のリスクを減らせます。お風呂内にシートや椅子があると、立ち上がりや移動が難しい人にとって便利です。こういった配慮を行うことで安定感が高まり、入浴が快適になります。

ドアや蛇口が使いやすいかどうかも重要です。特に手指の操作が制限されている場合、使いやすい形状や操作性のある設計が求められます。これらのポイントを考慮して、バリアフリー性の高いお風呂メーカーを選ぶことが大切です。

メンテナンス性

メンテナンス性が高いお風呂を選ぶことで、長期間快適に利用できる上に、手入れや修理が容易になります。具体的には、カビや汚れがつきにくい素材やコーティングが施されているお風呂の方が、清潔を保ちやすくメンテナンス性が高いです。またお風呂の形状や素材によって、清掃のしやすさが異なります。角がなく汚れが溜まりにくいデザインや、汚れが付きにくい素材を選ぶことで掃除が簡単になります。

メーカーが提供する、保証期間やアフターサービスの内容も重要です。万が一の際の顧客サポート体制が整っているかどうかも、しっかりチェックしましょう。これらのポイントを考慮することで、長期間快適に使えるお風呂を選ぶのに役立ちます。

ラグジュアリー性

ラグジュアリーなお風呂は、美しいデザインとスタイルが特徴です。洗練された外観やモダンなデザイン、贅沢な素材を使用したものがインテリアとマッチします。金属や人工大理石、高級なタイルなど、素材の選択も重要です。マッサージ機能や水流の調節、温水の維持など、快適さと機能性を兼ね備えているタイプもおすすめです。

予算に余裕があれば、照明や音響システムを組み込むのも有効です。リラックスできる雰囲気を作り出すために、ムードライトや音楽を楽しめる機能を付けるとリゾート感が高まります。バスタブのサイズを大きくすると、ゆったりと寛げる快適な入浴時間が楽しめます。

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まとめ

お風呂メーカーには多くの種類があり、ブランドも様々です。お風呂は毎日使う場所なので、気に入ったデザインや機能を選ぶと満足度も高まります。本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひ納得のいくお風呂計画を立ててみてください。

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