LDKリフォームの費用やコツ|おしゃれな事例も紹介

更新日:2024年04月23日

更新日:2024年04月23日

LDKは毎日家族が集まる場所なので、おしゃれな空間にリフォームすることで快適に過ごしやすくなります。本記事ではLDKリフォームのコツや注意点、具体的なアイディアについてご紹介していきます。これからリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

TOPPANが運営するリフォーム会社の紹介サイト「リフォトル」では、信頼できる地元の優良リフォーム事業者を4社まで紹介しています。ぜひお気軽にお申し込みください。

LDKリフォームのコツ

ここではまず、LDKリフォームのコツをご紹介します。LDKとは「リビング・ダイニング・キッチン」を含む空間のことを指し、家族が集まる場所です。過ごす時間が長い空間でもあるので、デザイン性や過ごしやすさなど多くの要素を考慮する必要があります。住宅の中でも特に費用を掛けるべき居室空間とも言えるため、ぜひリフォームで納得のいく計画を立ててみてください。

リフォームの目的を明確にする

まずリフォームの目的を明確にしておくことで、家族のニーズを正確に把握できます。例えば、スペースの有効活用、キッチンの機能向上、リビングエリアの使いやすさなど、具体的な要望をピックアップしておくと打ち合わせがスムーズに進みます。

リフォームの目的がはっきりしていれば、それに基づいた具体的な設計の方針を立てやすくなります。例えば「使いやすいキッチンにしたい」という要望を叶えたい場合には「キッチンの拡張、間仕切りの撤去、収納スペースの追加」など、目的に沿ったリフォームが具体的に計画できます。機能性や使い勝手が向上すれば日常生活が快適になり、住環境の満足度も向上します。

具体的な目的を定める際には、リビング、ダイニング、キッチンの各エリアにおいて何を改善したいのか、どのような機能や設備が必要かを考え、家族のライフスタイルや好みに合わせて計画することが大切です。

予算を設定する

リフォームでは、最初に予算を設定しておくことで工事計画を立てやすくなります。まず初めに、「リフォームの希望」、「最低限必要とされる改善点」を明確に区別します。リフォームでは最新の高機能な設備に目が行きがちですが、最低限必要なリフォームが不十分では意味がありません。それぞれを把握することで、優先順位を付けて予算を割り当てられます。

また予期せぬ問題や変更が生じる可能性があるため、予備費を設定するのもおすすめです。通常、総予算の1割程度を予備費として確保しておけば安心です。これにより予算オーバーを防ぎ、安心してリフォームを進められます。

リフォームにかかる費用を正確に把握するためには、複数の建築業者やリフォーム会社から相見積もりを取ることも重要です。各項目ごとに見積もりを比較し、どの工程や設備が予算内に収まるかを確認しましょう。一般的には、2~5社の見積もりを比較すると違いが分かりやすくなります。

生活動線を考慮する

生活動線とは、日常の生活や動作で人が通る経路や移動の流れのことを指します。生活動線が考慮されていないと、通行の際に回り道をする必要があったりぶつかったりして不便です。そのため生活動線を考慮することは、空間の使い勝手や機能性を向上させ、快適な生活を実現するために重要です。

生活動線を考慮することで、キッチン、リビング、ダイニングなどのエリア間で効率的な動線を確保できます。例えば、料理中に調味料を取りに行くときや、食事を運ぶときなど、スムーズで無駄のない動線を設計すると快適になります。またキッチンは、生活動線が最も重要な要素の一つです。調理台、シンク、調理器具、収納スペースなどの配置を工夫し、料理の段取りや流れを考慮することで、キッチンの機能性を向上できます。

生活動線の設計には、家族構成やライフスタイルの特徴を考慮することが大切です。子どもがいる場合は安全性を重視し、シニア世代の場合は利便性やバリアフリーを考慮するなど、住む人に合わせた要望やニーズを反映させます。

TOPPANが、LDKのリフォームを得意とする優良リフォーム事業者を紹介します

LDKリフォームの費用目安

ここでは、LDKリフォームの費用目安についてご紹介します。ただしあくまでも一般的な費用になるため、工事内容や依頼する業者によっても費用に幅が生じます。具体的な費用が知りたい場合には、リフォーム業者に見積依頼をするのがおすすめです。

リビング・ダイニングのリフォーム費用

リビング・ダイニングのリフォーム費用の目安は、10畳程度の大きさとして約40万~60万円程度です。

内訳:壁紙の張替えは約6万~8万円程度、フローリングの張替えは約25万~35万円程度、扉の入替に約10万~15万程度の費用。)なお、処分費及び養生費は別途費用がかかります。

最近では、LDKを一つの大空間にするリフォームが人気です。間仕切りを取り払ってリビングとダイニングを一体化することで、開放感が増して広々とした空間を実現できます。人が集まりやすくなるため、家族や友人とのコミュニケーションがより取りやすくなります。

場合によっては、無駄なスペースを減らして収納スペースを増やすことで、すっきりとした室内を実現できます。造作収納を取り入れることで、空間を有効に活用できます。天井のリフォームも行うのであれば、ダウンライトやペンダントライトを取り入れるのもおすすめです。

キッチンのリフォーム費用

キッチンの形状や大きさにもよりますが、壁掛けキッチンから対面式キッチンへと変更する相場として約100万円~約160万円程度です。(内訳:既存キッチンの撤去費は約5万円~10万円程度、キッチン本体が約60万円~100円程度です。配管及び配線工事に約10万円~18万円程度、対面カウンター等の造作費に約15万円~20万円程度、設置費に約10万円~15万円程度。)処分費及び養生費は別途費用が掛かります。壁掛けキッチンの向きを変えて対面型にした工事となります。アイランドキッチンにした場合は相場よりも高くなります。

キッチンのリフォームでは、新しい調理器具や収納スペース、キッチン家電などを導入することで機能性が向上します。間取りの広さに合わせて、効率的な料理ができるようなレイアウトや機能を取り入れましょう。

キッチンの動線や配置を工夫して使いやすさを考慮したデザインにすることで、料理や家事がよりスムーズに行えます。特に、調理スペースと収納スペースの配置に注意することが重要です。LDKが一体となった間取りでは、キッチンカウンターのデザイン性も考慮する必要があります。インテリアに合わせてコーディネートすると、LDKの見た目がすっきりします。

和室を一体化するリフォーム費用

和室を一体化するリフォーム費用の目安は、和室の形状にもよりますが6畳程度の費用として約30万~50万円程度です。(内訳:壁紙の張替えは約3万~5万円程度、畳取替は1畳あたり約1万円~2万円程度、造作費として約20万円~30万円程度。)また、大きさにもよりますが間仕切壁を撤去する費用としては1㎡あたり約1万~2万円程度かかります。処分費及び養生費は別途費用がかかります。

和室をリフォームすることで、伝統的な和室の雰囲気を残しつつモダンで洗練された空間を作り出せます。和洋折衷のデザインや、新しい素材の導入などが考えられます。

和室の間仕切りや畳の撤去などにより、部屋の使い方が柔軟になります。畳スペースを床暖房やフローリングに変更すれば、四季折々の気候に対応できる快適な空間が作れます。また収納スペースや電源の配置、照明の工夫などを考慮することで、使い勝手の良い空間に変えることも可能です。

ただし和室では畳や木の内装が使われるため、湿気対策が重要です。場合によっては天井や床の工事も必要になるため、事前にしっかり点検するのがおすすめです。和室のリフォームによって家の雰囲気を大きく変えることができ、快適な生活空間を作り出すチャンスとなります。計画段階からプロのアドバイスを得つつ、理想の和室を実現しましょう。

TOPPANが、LDKのリフォームを得意とする優良リフォーム事業者を紹介します

LDKリフォームのおしゃれなアイディア事例

ここでは、LDKリフォームのおしゃれなアイディアについてご紹介します。リフォームは、たくさんのイメージを見ることで理想の仕上がりを実現しやすくなります。自分でも気付かなかったニーズを発見できることも多いので、ぜひリフォーム計画時にはチェックしてみてください。

間仕切りを無くした大空間LDK

築年数の古い住宅では、「リビング+ダイニングキッチン」のように部屋間が区切られている間取りも多いです。しかしLDK全体を一つの大空間にリフォームすることで、広々としたスペースに生まれ変わります。こちらのアイディアでは、間仕切りが無いことでまるでモデルルームのようにおしゃれな空間となっています。

ワークスペースを付けたLDK

最近ではテレワークでの在宅勤務が広まっており、自宅にワークスペースを設ける間取りが人気です。リビングにカウンターを設置する方法であれば、専用の書斎を設けるよりもスペースを有効活用できます。こちらのアイディアでは、窓際の日当たりの良い場所にカウンターを設置しているのが特徴です。これにより自然に採光が得られ、天気の良い日には照明を点けなくても作業ができます。まるでカフェのようにおしゃれな空間になり、子どもの勉強スペースとしてもおすすめです。

収納を増やすLDKリフォーム

「長年暮らしていると、いつの間にか物が増えてしまって収納場所がない…」というお悩みがよく聞かれます。特に家族の人数が多い場合、部屋が散らかってしまうのを何とかしたいと思われる方は多いのではないでしょうか。こちらのアイディアでは、LDKに大容量の収納を設置しています。壁面全体を収納スペースにすることで、物が多くても問題なく収納できるのが特徴です。扉が付いていることで、内部の状態を隠しておけるのも便利なポイントです。

対面式キッチンのあるLDK

対面式キッチンは、リビングダイニング側の方を向く形で配置されるキッチンのことを指します。メリットとしては、開放感やコミュニケーションの取りやすさが挙げられます。LDK全体が一体化することで家族との会話が自然に生まれ、より快適な空間が得られます。

ただし壁付キッチンから対面式にリフォームする際には、配管や電気設備の移動が必要となります。これに伴い、構造的な変更や追加工事が発生するため注意が必要です。慎重な計画とプロの協力を得て、安全かつ効果的なリフォームを進めるようにしましょう。

おしゃれなアイランドキッチンリフォーム

アイランドキッチンのメリットは、まず、広い作業スペースを確保できることです。調理スペースが部屋の中央に配置されることで、料理の効率性が向上します。複数の人が同時に作業できるため、ホームパーティーや料理教室といった用途にもおすすめです。キッチンとリビングが一体化し、開放的でおしゃれな空間になります。

一方で、アイランドキッチンにリフォームする際には注意が必要です。まず、配管や電気設備の移動が不可欠であることが挙げられます。アイランドの位置にシンクやコンロを配置するため、これらの設備の配置変更が必要となります。

さらに、アイランドキッチンを導入するには広いスペースが必要であり、周囲に通路を確保する必要があります。キッチンの操作や通行がスムーズでなければ、利便性が損なわれる可能性があります。リフォーム計画を進める際には注意点を理解し、プロの助言を得ることが重要です。

アクセントクロスのあるLDK

最近のインテリアトレンドでは、グレー系のくすんだカラーが特に人気を集めています。このような色調はモダンで落ち着いた雰囲気を演出し、幅広い世代におすすめです。

特に、TV側の壁面はリビングの中で最も視線が集まる重要な空間です。この壁にアクセントクロスを取り入れることは、リビング全体の雰囲気を変える効果的な手段となります。アクセントクロスを使うことで、空間にポイントとなるデザインやカラーを取り入れ、一層魅力的なリビング空間にできます。

また間接照明を用いてこの壁を照らすと、雰囲気がより一層引き立ちます。柔らかな光が壁に広がって空間全体が温かみを帯びるため、リラックスした雰囲気を醸し出せます。適切な照明はインテリアのポイントを引き立て、快適な居心地になるためおすすめです。

和室を繋げたLDK

和室は、昔ながらの住宅によく見られる伝統的な間取りです。しかし現代のライフスタイルでは用途が定まらず、結局物置や使い道のないスペースになってしまうケースも多く見受けられます。

そこで和室を有効活用する方法として、リビングと和室を繋げるリフォームが人気となっています。この方法により和室のスペースが有効に活用され、リビングとの一体感が生まれて広々とした開放的な空間が実現します。間仕切りの撤去や扉の変更といった簡単な工事で済むため、リフォーム費用を抑えられるのもメリットです。

リフォームすることで、和室特有の雰囲気を取り入れながらも新しい生活スタイルに合わせた使い方が可能となります。このようなリフォームは、家の価値を向上させて住み心地が向上する良い方法です。

和室を畳コーナーにリフォーム

和室は、畳コーナーとしてリフォームする方法も人気を集めています。畳コーナーは、カーペットを使用せずに畳の上で過ごせるため、小さい子どものおむつ替えや昼寝スペースとしても利用できて非常に便利です。

リビングと畳コーナーの内装の雰囲気を揃えれば、おしゃれで調和のとれた空間が生まれます。和室特有の落ち着いた雰囲気を取り入れつつも、モダンでスタイリッシュなデザインを追求することで、新しい使い方に適したリビング空間が完成します。このようなリフォームにより、和の要素を残したまま機能的でおしゃれな生活空間になります。

TOPPANが、LDKのリフォームを得意とする優良リフォーム事業者を紹介します

LDKリフォームの注意点

ここでは、LDKリフォームの注意点についてご紹介します。LDKは範囲が広く工事が大掛かりになる場合も多いので、詳細な計画が求められます。注意点を理解しておくことで、失敗のないリフォーム計画に活かしましょう。

配管や電気設備の移動には注意

キッチンにはシンクやコンロがあるため、移動や位置変更を伴うリフォームの場合には注意が必要です。配管や電気設備を移動する際は、専門の工事が必要となります。これには追加のコストや工期が発生しやすいです。

配管や電気設備は、建物の構造や安全性に関わる要素です。無理な移動や変更を行ってしまうと、建物の安定性に影響を与える可能性があります。建築基準法や地域の規制を遵守しつつ、構造に影響を与えないように慎重に計画する必要があります。リフォーム専門業者や建築のプロの助言を得つつ、しっかりと計画を進めることが大切です。

間仕切り壁は撤去不可の場合がある

間仕切り壁は、建物の構造や耐力壁としての役割を果たしていることがあります。このような壁を撤去してしまうと、建物の安定性や構造に影響を及ぼす可能性があります。そのため壁を撤去する場合には、構造についてしっかりと考慮した計画が必要です。

また、一部の壁内部には配管や電気設備が通っている場合があります。壁の撤去により配管の位置移動が必要になることもあるため、余分なコストや工期を考慮しておくと安心です。こういった理由から、間仕切り壁の撤去には慎重な検討とプロのアドバイスが必要です。計画を進める際には専門家と相談し、建物の構造について確認しましょう。

DIYはおすすめできない

DIYは「Do It Yourself」の頭文字を取った言葉で、自分で住宅の工事を行うことを指します。業者に依頼するよりも費用が抑えられることから、趣味としても人気が高まっています。しかし安易なDIYには注意が必要であり、一般的にはおすすめできない場合があります。

まず、LDKのリフォームには建築や設計、電気、配管などの専門的な知識が必要です。DIYでこういった作業を行う際には専門的な知識が不足している可能性が高く、安全性や品質の確保が難しいです。特に電気工事や配管工事、構造の変更など複雑で専門的な作業の場合、危険性が高まります。未経験者が行うと、事故やトラブルのリスクが高まるため注意が必要です。またリフォームでは、地域ごとの建築基準法や自治体の規制を遵守する必要があります。DIYだと法令や規制を遵守することが比較的難しいため、建築基準法違反や安全上の問題が発生する可能性があります。

一方でプロのリフォーム専門業者の場合、高い技術と経験に基づいて品質が確保されます。工事後のアフターサポートが付いていることも多いため、万が一のトラブル時にも安心です。業者に依頼する場合には事前に見積もりを提示してくれるので、費用の誤差も少なくなります。結果として、DIYで行うよりも仕上がりや費用の満足度が高くなる傾向があります。LDKのリフォームは家の重要な工事であり、安全かつ快適な住環境を確保するためにはプロの協力が必要です。専門的な作業には、適切な助言やサポートを受けることが望ましいです。

TOPPANが、LDKのリフォームを得意とする優良リフォーム事業者を紹介します

まとめ

本記事では、LDKリフォームのコツや注意点、具体的なアイディアについてご紹介してきました。LDKは家のメインとなる場所であり、リフォームにこだわればおしゃれな空間に生まれ変わります。本記事でご紹介した方法を参考に、納得のいくリフォーム計画を立ててみてはいかがでしょうか?

TOPPANが運営するリフォーム会社の紹介サイト「リフォトル」では、信頼できる地元の優良リフォーム事業者を4社まで紹介します。ぜひお気軽にお申し込みください。

  • Twitter
  • LINE

リフォームで「絶対に失敗したくない!」という方へ

厳しい審査をクリアした優良リフォーム事業者の中から、あなたの希望に合う会社を複数社、無料でご紹介します。各社の提案を比較・検討し、ベストな会社を選びましょう!

あなたのご要望に合わせて
厳選した会社を 最大4ご紹介します!

リフォームで「絶対に失敗したくない!」という方へ

厳しい審査をクリアした優良リフォーム事業者の中から、あなたの希望に合う会社を複数社、無料でご紹介します。各社の提案を比較・検討し、ベストな会社を選びましょう!

あなたのご要望に合わせて
厳選した会社を 最大4ご紹介します!