寝室の壁紙は何色がおすすめ?安眠効果の違いや風水で最適とされる色味をご紹介

更新日:2023年10月30日

更新日:2023年10月30日

寝室の壁紙には多くの種類があり、迷いがちなポイントです。安眠におすすめな色や、風水的に開運を導く色などさまざまな切り口があります。本記事では、寝室の壁紙の選び方について詳しくご紹介しています。インテリア計画の際には、ぜひ参考にしてみてください。

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寝室の壁色の選び方は?

ここでは、寝室の壁紙の選び方についてご紹介します。一般的な住宅では白一色のクロスになってしまいがちですが、壁紙にもこだわるとインテリアが格段にグレードアップします。ご自宅に合った壁紙を選んで、寝室をおしゃれにコーディネートしましょう。

色彩にこだわる

色は感情や気分に影響を与えるため、壁紙に好きな色やリラックスできる色を選ぶことで、心地よい雰囲気を創り出せます。色にはリラクゼーション効果を持つものもあり、適切な色を選べば寝室がくつろげる場所となるでしょう。たとえば、青や緑などは落ち着きをもたらす色とされています。

ただし、色の好みは時とともに変化することもあります。選ぶ色に関して、長期的な視点で検討することが大切です。また寝室の家具や寝具、カーテンなどの要素との調和も考慮する必要があります。色彩の組み合わせも、統一感のある空間を作るために重要なポイントです。

壁色の色味は、部屋の広さにも影響を与えます。小さな部屋に濃い色を使用すると圧迫感が増すこともあるため、部屋のサイズに合った色を選ぶことが大切です。寝室の壁色は、個人の好みや癒しを求める雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。色彩にこだわることで、快適でリラックスできる寝室を作り上げることができます。

アクセントクロスもおすすめ

アクセントクロスとは、一部の壁面だけにデザインや色を配する壁紙スタイルのことを指します。これにより、空間に視覚的な焦点を持たせることができます。全面が白いクロスになりがちな寝室にアクセントクロスを取り入れることで、インテリアの中心となるポイントを演出できます。

アクセントクロスのデザインや色は、個性や好みを表現する手段として活用できます。好きな色やテイストに合ったアクセントクロスを選ぶことで、寝室をよりおしゃれにできるでしょう。また柄を一部の壁にのみ取り入れることで、全体のクロスを変えるよりもコストを抑えられるのもメリットです。

アクセントクロスを選ぶ際には、他の壁や家具との調和も考えることが重要です。色やデザインが、部屋全体と調和するように選びましょう。また配置する場所やデザインは、寝室の広さとのバランスを考慮する必要があります。 大きな部屋で思い切ったデザインを選ぶこともあれば、狭い部屋では落ち着いたデザインを選んだ方がいいケースもあります。

素材や質感

寝室の壁紙を選ぶ際には、素材や質感も非常に重要です。壁紙の素材や質感は、寝室の雰囲気や快適な空間に大きな影響を与える要素となります。具体的には「紙、ビニール、布、オレフィン、木質系壁紙、珪藻土」といった種類があります。一般的には紙クロスやビニールクロスが採用されるケースが多いですが、木や漆喰といった自然素材を使うパターンも人気です。

素材にはさまざまな質感があるので、テクスチャ―によって光沢感やマットな仕上がりなどが選べます。質感の違いによってお手入れのしやすさも変わってくるため、総合的な視点で選ぶのがおすすめです。

照明との調和

寝室の壁紙を選ぶ際に、照明との調和を考慮することは重要です。照明と壁紙の組み合わせは、寝室の雰囲気や視覚的なバランスに影響を与えます。たとえば暖色系の壁紙にはオレンジ色の照明、寒色系の壁紙には白色の照明が合うでしょう。

また壁紙の色がダーク系の場合は反射率が低く、暗くなりがちです。そのため白いクロスの時よりも明るめの照明計画にしておくのがおすすめです。しかし寝室の場合は、暗さを利用して落ち着いた空間作りに役立てる手法もあります。間接照明で陰影を生かしたライトアップをしたり、あえてメリハリのある配灯にしたりすると大人っぽい雰囲気になります。

照明と壁紙は、空間全体の雰囲気や印象を大きく左右する要素です。 そのため、照明と壁紙を調和させながら選ぶことで、統一感のある快適な雰囲気を実現することができます。

メンテナンス性

壁紙は長い期間使用するため、掃除やメンテナンスがしやすい素材やデザインを選ぶことがおすすめです。防水性や耐久性のある素材は、汚れや傷つきに強く毎日のお手入れが楽になります。

特に子どもやペットがいる場合、壁紙が汚れや傷つきやすい場合があります。メンテナンスが難しい場合、将来的に壁紙を交換する際にも手間がかかります。そういったケースでは、交換がしやすい壁紙を選ぶことで、リフォームがスムーズに進みます。

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安眠できるおすすめの壁色

ここでは、安眠できるおすすめの壁紙の色についてご紹介します。寝室は一日の疲れを癒すための空間なので、壁紙の色にも気を配りたいものです。落ち着いた色味でまとめれば、リラックスできる快適な寝室空間になるでしょう。

グレー

グレーは白と黒の中間色で、落ち着いた雰囲気を持つ色とされています。寝室に落ち着いた雰囲気を醸し出すことで、安眠につながる可能性があるでしょう。またグレーは多くの色と相性が良く、他の色と組み合わせて使用​​することで、リラックスや快眠を促す効果を高めます。

ただしグレーは暗めの色調も含まれるため、適切な明るさを保つことが重要です。暗すぎる色調は、気分を重くする可能性があります。照明を工夫して、部屋全体が明るく保たれるようにすることが大切です。

ベージュ

ベージュの壁紙は、一般的にリラックスを感じる色とされています。ベージュは自然界でも多く見られる色で、砂や土、木の色などを思い起こさせます。寝室に自然な雰囲気をもたらすことで、癒しの効果が高まる可能性があるでしょう。

主張しすぎない温かみがあり、心地よい雰囲気を醸し出し、安心感やリラックス感を実現できます。また他の色との相性も非常に良いため、ブルーやグリーンといったアクセントカラーを取り入れたい場合にもおすすめです。

白は清潔感や明るさをもたらす色です。 寝室に白い壁紙を使うことで部屋全体が広く明るく感じられ、清潔な印象にできます。また白は他の色との組み合わせが簡単です。カラフルなアクセントや家具を用いることで、部屋にアクセントを追加できます。

ただし白は無機質な印象もあるため、無難な印象になってしまう可能性もあるでしょう。また白い壁紙は汚れやシミが目立ちやすいため、清潔さの維持には注意が必要です。

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開運に役立つ!風水でおすすめの壁色

ここでは、風水の考え方に基づいた寝室の壁色についてご紹介します。風水とは古代中国から伝わる考え方で「気の流れ」を意識した思想が特徴です。建物の方角や家具の配置など、住宅計画との関わりも深いです。科学的根拠はありませんが、地理学に基づいた考え方も多く現在でも人気となっています。運勢アップのために、風水を取り入れてみるのもおすすめです。

東の寝室

風水で東の方角は「木」を表します。そのため、緑や青といったフレッシュで若々しいカラーを取り入れるのが良いとされています。東は健康運と関わりが深いため、疲れた心身をリラックスさせるカラーを選ぶと良いでしょう。

北東の寝室

北東は「鬼門」と呼ばれる方角のため、特に気を配るようにするのがおすすめです。「土」を表す方角であり、茶色やベージュといったアースカラーが運気アップに繋がります。逆に青を配置すると「高い山」を連想させるため、運気を妨げてしまいます。

西の寝室

西は「金」を表し、白・金・銀など金属や石を表すカラーとの相性が良いです。寝室で取り入れる場合には、黄色や白を使うと金運アップが期待できます。逆に火を表す赤を置いてしまうと「お金を燃やす」という意味になるので、配置には注意しましょう。

南東の寝室

南東は「風」を表す方位です。温かみのあるオレンジやグリーンなど、明るいトーンの色味と相性が良いでしょう。プラスに働くと、人間関係の風通しや旅行運、クリエイティブ能力などの運気アップが期待できます。

南の寝室

南は「火」を表し、災いを炎で燃やすという効果が期待できます。そのため赤やピンク、ベージュといった明るい色味がおすすめです。ただし火の気が強すぎると、空回りしてしまい逆効果に繋がることもあります。また「火を絶やさない」という意味で、木を連想するグリーンとも相性が良く、向上心アップに役立つとされています。

南西の寝室

南西は「地」を表し、土の気を持ちます。そのため黄色や茶色といったカラーと相性が良く、家庭運や財運のアップに繋がります。ただし黒を入れてしまうと運気が下がると言われているので、注意が必要です。

北の寝室

北は「水」を表す方角です。陰の気を集めやすいと言われており、水色や黒は「水気が強すぎて良くない」とされます。そのためピンクやアイボリーなど、温かみがあって落ち着いたカラーを配置するのがおすすめです。

北西の寝室

北西は「繁栄」を表し、金運や出世運との関わりが深くなります。そのため、家の主人の寝室を配置するのに最適な方角とされています。金色やベージュ、クリーム色といったカラーを選ぶと、昇進運がアップするでしょう。

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壁紙の材質や機能をご紹介

ここでは、壁紙の機能面についてご紹介します。高機能な壁紙はコストも掛かりますが、その分快適性がアップするのが特徴です。最新の壁紙機能を取り入れて、寝室計画に役立てましょう。

吸放湿機能

湿気で結露が発生すると、カビやダニの原因となってしまいます。放っておくと壁紙の黒ずみの原因にもなってしまうため、なるべく湿気を寄せ付けないのがダメージ軽減のコツです。

吸放湿機能のある壁紙は、湿度調整や室内の快適な環境作りに役立ちます。紙おむつにも使われている吸水性ポリマーを配合したタイプは、室内の湿気を吸収する能力に優れています。乾燥時には水分を放出するので、室内の湿度を一定に保ってくれるのです。

ただし、吸放湿機能のある壁紙は通常他の壁紙よりも高価です。選択する際には、予算と必要性を考慮し、確保とコストのバランスを検討することが重要です。

消臭機能

消臭機能付きの壁紙は、光触媒の効果でにおいを抑制します。ペットのにおいやタバコ、生活臭といったあらゆる悪臭に効果が期待できるでしょう。また抗菌効果もあるタイプであれば、常に清潔な状態を保ちやすくなります。

ただし消臭機能は、永久に持続するものではありません。基本的に定期的なメンテナンスが必要で、10年程度で新しいものに張り替える必要があるでしょう。

抗アレルゲン機能

抗アレルゲン機能のある壁紙は、アレルギー物質を抑制する効果が期待できます。壁紙表面のアレル物質低減化剤が、アレル物質と反応する仕組みを活用しています。ダニやスギ花粉といった物質を不活性化させることで、小さいお子様のいる家庭でも快適に過ごせるようになるでしょう。

アレルゲン物質を完全に除去できるわけではないので、なるべく帰宅時には衣服をはたくといった対策も行うと良いでしょう。

壁紙を変更する場合の注意点

ここでは、壁紙を変更する場合の注意点についてご紹介します。安易に壁紙を変えると後々のトラブルに繋がってしまう可能性もあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。

賃貸は管理会社に相談する

賃貸住宅の壁紙を変更する場合には、一般的には管理会社に相談や許可を得る必要があります。契約書に壁紙の変更に関する条項が含まれている場合があるため、契約内容をよく確認しましょう。

変更可能な場合でも、退去時には原状回復が必要になります。シート状のシール壁紙であれば、必要に応じて適宜剝がせておすすめです。シールの粘着力は弱めなので、元々の壁紙クロスを傷つける心配が少なくなります。

壁の下地を確認する

壁紙の張り替えを行う際には、壁の下部を確認することが非常に重要です。 凹凸や突起があると、壁紙が剥がれたり波打ったりすることがあります。そのため、必要に応じて基礎処理で表面を整えることが大切です。

また下地が湿気を含んでいる場合、壁紙の継続力が弱くなることがあります。湿気対策や適切な湿潤処理を行うことで、壁紙の耐久性を向上できるでしょう。

予算や工期を確認する

壁紙を張り替える際には、事前に予算と工期を確認しておきましょう。費用は壁紙の種類や質感の価格によって異なるため、どの程度のグレードにするか考慮する必要があります。施工費に関しては、依頼する業者によって価格に幅がある可能性が高いです。そのためインターネットの見積もり比較サービスを利用して、相見積もりを取ると安心です。

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まとめ

本記事では、寝室の壁紙の選び方や風水のおすすめカラー等についてご紹介してきました。寝室は一日の疲れをいやすリラックス空間のため、壁紙にもこだわると快適になるでしょう。色味や素材も考慮して、納得のいく寝室を計画してみてはいかがでしょうか。

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