サンルームは後付けできる?メリット・デメリットや後悔しないための注意点を解説

更新日:2023年06月23日

更新日:2023年06月23日

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サンルームとは、壁や天井をガラス張りにすることで、日光を多く採り入れられる空間です。お洗濯や趣味専用のスペースに使えるなど、生活の質をワンランクアップしてくれます。本記事では、サンルームは後付けできるのか、後付けして後悔しないために絶対に知っておきたい注意点を解説します。
TOPPAN(東証プライム上場)が運営する「リフォトル」では、国土交通省 登録団体に所属する優良リフォーム事業者を無料で紹介しています。サンルームの設置も承っておりますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

サンルームは後付けできるの?

結論から言うと、サンルームは後付けすることができます。ただし、サンルームを後付け・増築する際には、いくつか条件があるので注意しましょう。

まずは、住宅の外壁にどのような素材の壁が使われているのか確認する必要があります。サンルームは外壁に穴を開けて取り付けをするため、外壁が後付けに向いていない壁素材を使っていた場合はサンルームの設置が難しい可能性があります。

たとえば、外壁にタイル素材を使っている場合、工事の際に外壁が破損してしまう可能性があります。また外壁によく使われている金属製のガルバリウム素材もサンルームの取り付けが難しい素材で、無理やり工事をしてしまうと雨漏りや外壁の劣化に繋がります。

まずは専門の業者に問い合わせて確認してみましょう。

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サンルームを後付けするメリット

サンルームを後付けすることで、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

天気に関係なく洗濯できるようになる

自宅にサンルームがあると、天候に左右されることなく、洗濯物を野外で干すことができます。

また花粉や黄砂がひどかったとしても、サンルームに干しておけば、外干しをしている時のように被害を受ける心配はありません。

サンルームに乾燥機を置けば、短時間ですぐに洗濯物を乾かすことができるので、お子さまが多く急ぎの洗濯物がたまりやすいご家庭でも毎日安心して洗濯することができます。

ペット専用のお部屋としても利用できる

半分野外のようなサンルームは、ペット専用のお部屋としても利用できます。

雨風を気にせず外の景色を楽しんだり、愛犬や愛猫などが安全にひなたぼっこしながらくつろげたりできる空間なので、ペットのために過ごしやすい空間を作ってあげたいと思っている方にもサンルームはおすすめです。

趣味専用のスペースとしても利用しやすい

サンルームを後付けすることで、自宅に新しく趣味専用のスペースを作ることもできます。

日当たりの良さから、ヨーロッパの一般家庭でもガーデニングルームとして使われていることが多いです。密閉されており風の影響を受けず、鳥や虫などの害を受ける心配もないので、家庭菜園を行う場所にも適しています。

断熱性が高まり電気代の節約にも効果的

サンルームは二重窓の役割も果たしてくれるので、高い気密性を保持して断熱効果を高めてくれます。
そのためサンルームの隣にある部屋のエアコン効果が高まり、電気代の節約も可能です。

子ども部屋としても使える

小さなお子さまがご家庭にいる場合、外で遊ばせるのは不安だという方も多いのではないでしょうか?

サンルームであれば、家の中の一部でありながら、日光の下でお子さまをのびのびと遊ばせることができます。怪我や汚れる心配もほとんどないので、まだお子さまが小さいというご家庭はサンルームを後付けして、子ども部屋として使うこともおすすめです。

サンルームを後付けするデメリット

サンルームを後付けする場合、どのようなデメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

既存設備によっては設置に時間・費用がかかる

サンルームを後付けする場合、エアコンの室外機や庭の花壇など、既存設備があると設置に時間と費用がかかるので注意しましょう。場合によっては、既存の設備が邪魔になって希望しているデザインを選択できないことがあります。

どうしても希望しているデザインを選びたい場合は、既存設備の撤去工事を行ったり、自宅に合わせてサンルームを加工してもらったりする必要があります。

その場合は追加費用がかかるので、あらかじめ業者に問い合わせて、家の庭に邪魔になりそうなものはないか確認しておきましょう。

防水措置が必須

サンルームを後付けする際は、必ず防水措置を行わなければなりません。

防水措置を怠っていた場合、雨漏りの原因になることはもちろんのこと、外気や害虫が侵入する原因にもなってしまいます。

また防水措置は、定期的にメンテナンスも行わなければなりません。5年に1回はメンテナンスを行って、サンルームが劣化しないように注意しましょう。

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建物の保証外になる可能性も

サンルームの後付け工事で壁や床に穴を開けた場合、家自体の保証がきかなくなってしまう可能性もあるので注意してください。

たとえば、サンルームを設置した後に雨漏りが起きたとしても、後付け工事が雨漏りの直接的な原因でなかったとしても、保証の対象からは外れてしまいます。

サンルームの後付けをしたい場合は、必ず住宅の建設を行った業者に問い合わせて、保証に影響はないか確認しておきましょう。

固定資産税がかかる

住宅にサンルームを後付けした場合、固定資産税が高くなります。

サンルームは部屋とみなされるので、工事前よりも建物面積が増えてしまい、床面積で算出が行われる固定資産税の対象となってしまうのです。

なお固定資産税は「屋根があり3方向以上が壁やガラスで囲まれ、床から一番高い天井までの高さが1.5m以上ある部分」が対象となります。この条件に当てはまるサンルームは、もれなく課税されてしまうので注意してください。

一般的に5〜6畳程度のサンルームであれば「年間約1〜2万円程度」固定資産税が増えることになります。またサンルームを後付けしたら、不動産登記の変更申請も行わなければなりません。

そのためサンルームの後付けを検討している場合は、毎年の固定資産税がどれくらい増えるか、家計にどれくらいの負担がかかるかを考えてから、判断すると良いでしょう。

【後悔しないために!】サンルームを後付けする注意点

ここでは、後悔しないために事前に知っておきたい「サンルームを後付けする際の注意点」についてご紹介いたします。

DIYは危険なので避けるべき

結論から言うと、サンルームのDIYは素人がやるとかなり危険なのでやめましょう。

サンルームを後付けする場合、自分で設計から設置作業まですべて行わなければなりません。また外壁の素材によっては、無理にサンルームを後付けしてしまうと、雨漏りや外壁や建物内部の劣化を招いてしまう可能性があります。

大規模な工事となるので、サンルームの後付けはDIYではなく専門的な業者に依頼するのがおすすめです。

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家の雰囲気が変わる可能性も

サンルームを後付けすると、家の雰囲気が変わってしまう場合があります。

場合によっては、「思っていたのと違った」「サンルームのせいで全体の景観が崩れた」など、サンルームを取り付けた後に後悔する可能性があるので注意してください。

家の雰囲気が変わって後悔しないように、業者にしっかりと相談して、イメージ図を確かめながら、自分のお家の外壁に適したサンルームを選びましょう。

まとめ:サンルームを後付けしてより楽しい生活を送ろう!

サンルームには2つの種類があり、それぞれ設置費用や工事にかかる期間も異なります。サンルームの後付けを検討している方は、予算やライフスタイルに合わせて最適なタイプを選ぶのが重要です。

安易に選ぶと失敗してしまう可能性が高いので、業者としっかり相談しながら納得のいく快適なサンルームをつくってくださいね!

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