外構の目隠しフェンス設置費用相場|フェンス選びのポイントや設置時の注意点について解説

更新日:2023年06月23日

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外から簡単に家の中が見えないようにしたい人におすすめなのが「外構の目隠しフェンス」を設置することです。本記事では目隠しフェンスの設置費用相場やフェンスを選ぶポイント、設置時の注意点について解説します。
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外構の目隠しフェンスとは

外構の目隠し玄関フェンスとは、庭や先などの外部空間に設置されるフェンスのことを指します。主に、通行人や隣人からの視界を遮るために用いられます。目隠しフェンスにはさまざまな種類があり、木製のものやアルミ製のもの、プラスチック製のものなどがあります。

またフェンスの高さやデザイン、色などの選択肢は多く、それぞれの住宅の外観に合わせてコーディネートすることが可能です。フェンスはプライバシーや安全を守るためにも重要なので、住宅外観の一部として検討されることが多いです。新築時に設置されるほか、リフォームで新設・交換されるケースも増えています。

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自宅に外構の目隠しフェンスを設置するメリット・デメリット

ここでは、自宅に外構の目隠しフェンスを設置する場合のメリットやデメリットをご紹介します。「外構に手を加えたいけれど、フェンスを設置するかどうか迷っている…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

目隠しフェンスを設置するメリット

外構の目隠しフェンスのメリットとしては、下記が挙げられます。

  • プライバシーの確保
  • 騒音の軽減
  • デザイン性アップ

まず最も大きなメリットとしては「プライバシーの確保」があるでしょう。フェンスの設置で家の中が見えにくくなり、家族が安心して過ごすことができます。特に小さい子どもや女性のいる家庭では、防犯としての役割も果たせるでしょう。

また幹線道路や線路沿いにある住宅の場合、外構フェンスがあることで騒音カットにも繋がります。粉塵や土埃が敷地に入ってくるのも防げるので、住宅を快適な状態に保てます。

またおしゃれな外構フェンスを選べば、住宅全体のデザイン性アップにも貢献します。和風や洋風、リゾート風など、好みに応じたタイプでコーディネートすることが可能です。

目隠しフェンスを設置するデメリット

一方で、目隠しフェンスを設置する際にはデメリットもあります。

  • コストが掛かる
  • 近隣トラブルの可能性
  • デザインに制限がある場合も

目隠しフェンスは敷地の外周を囲むように設置するため、それなりのコストが掛かります。また自分で設置できない場合には、業者に依頼する施工費も掛かるでしょう。さらに適宜メンテナンスが必要なため、買い替え費用や修繕費がかかります。

隣家との距離が近い場合、目隠しフェンスの設置場所で近隣住民とトラブルになるケースもあります。隣家への通り道を塞いでしまったり、隣家の敷地に侵入してしまったりする場合には、事前の相談が必要です。

同様に目隠しフェンスは外部から見えるものなので、あまりにも奇抜なデザインやカラーだとクレームが入る恐れがあるでしょう。ある程度周囲の環境に馴染むような、ホワイトやブラック系の色味が選ばれることが多いです。

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外構の目隠しフェンスの種類と費用相場

ここでは、外構の目隠しフェンスの種類や特徴、それぞれの費用相場について詳しくご紹介していきます。適切な種類を選ぶことで、見た目にも機能的にも満足度の高い仕上がりになるでしょう。「外構フェンスにはどんな種類があるの?」と知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

スチール素材フェンス

スチール製のフェンスは、リーズナブルで比較的入手しやすいのが特徴です。素材は鉄のため、強度も高くなっています。ボール遊びでぶつかったり暴風雨に晒されたりしても、ある程度、衝撃を吸収してくれるでしょう。

メッシュ状になっており通気性が高いので、湿気が溜まってカビやコケが発生するのも防げます。表面積が小さい分汚れも溜まりにくく、毎日の掃除やお手入れも楽なのも特徴です。

アルミ素材フェンス

アルミ素材のフェンスは、比較的軽量で扱いやすいのが特徴です。アルミは腐食に強くさびにくい性質があり、メンテナンスも簡単です。

ライン状にルーバーとなったデザインであれば、周囲からの視線を遮ることもできます。シンプルでスッキリとした見た目なので、カジュアル系・モダン系・スタイリッシュ系などさまざまな外観に合わせやすいのも特徴です。

木目調フェンス

木目調のフェンスは、自然な風合いが魅力です。温かみのある雰囲気で製品によって色や質感が異なるため、個性を楽しむことができます。樹脂製のフェンスもあり、木目の雰囲気を残しつつ耐久性が高いのが特徴です。

また木目調フェンスは、設置場所に合わせたカスタマイズが可能です。 ただし気候や年月の経過によって劣化する場合もあり、定期的なメンテナンスが必要です。適切な塗装や防腐処理を行うことで、本体を保護することができます。

竹垣風フェンス

竹垣風フェンスは竹素材を使用しているため、自然な風合いや美しさが感じられるのが特徴です。竹の自然な色合いや質感は、和風やナチュラルテイストの外構によく合います。強度は比較的高く、耐久性にも優れています。

隙間なく竹素材で覆われており視線を遮る目隠し効果があるため、プライバシーを重視する方にもおすすめです。 ただし竹は自然素材であるため、変色や劣化が比較的早いというデメリットがあります。長く美しい状態を保つには、定期的なメンテナンスが必要となるでしょう。

木製フェンス

木製フェンスは、木材を使った自然素材のフェンスです。木材は化学素材と比較して環境負荷が少ないのもメリットです。空気中の炭素を固定するという意味で、カーボンニュートラルの観点からも利用が推奨されています。

また価格はリーズナブルでコストパフォーマンスが高いのも特徴です。簡単に加工できるため、自分で組み立ててDIYすることもできます。デザイン性も高く、洋風からシンプルモダン、ナチュラルなどあらゆる雰囲気に合わせられるでしょう。

さらに木材には天然の抗菌作用があり、防腐処理をすることで耐久性が高くなります。また木材自体が密度が高いため、フェンスの構造によっては防音性にも優れています。

ただし木材は、経年劣化によって変色やひびが生じる可能性があります。そのため適度な手入れが必要です。塗装や定期的なメンテナンスを行うことで、割れやひびを防止できるでしょう。

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自宅に適した外構の目隠しフェンスを選ぶ際のポイント

ここでは、自宅に適した外構の目隠しフェンスを選ぶポイントについてご紹介します。「フェンスを設置したいけれど、具体的な大きさや注意点が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

高さは180〜220cmが最適

外構の目隠しフェンスの目的として「プライバシーの確保や外部からの視線を遮る」ということが挙げられます。そのため高さがあまりにも低すぎる場合には、本来の設置意図とは外れてしまいます。

一般的に、目隠しフェンスの高さは「180〜220cm」が最適とされています。この高さに設定することで人の目線の高さをカバーできるため、周囲からの目線を遮りプライバシーを守ることに繋がります。

また外構のフェンスは周囲の環境にも影響を与えるため、建築基準法に準拠する必要があります。具体的にはブロック+目隠しフェンスにする場合には「高さ2.2m以下」であることが定められているのです。あまりにも高いと周囲の日光を遮ったり崩落の恐れがあったりするため、上限が決められています。外構にフェンスを設置する際には、プライバシーや建築基準法に配慮した高さに設定することをおすすめします。

風通しや光の入り具合も重要

外構フェンスを設置する際には、風通しや光の入り具合にも注意が必要です。

まず「風通し」については、特に居住地域が風の強い地域である場合には、フェンスが風を遮りすぎると風圧がかかり、倒壊の原因となることがあります。また風通しが悪くなると、室内に風が入りにくくなり、湿気やカビの原因となることがあります。そのため、フェンスの素材や設置方法によって、風通しを確保するように注意が必要です。

次に「光の入り具合」については居住地域の気候や周囲の環境によって異なりますが、フェンスが光を遮ることによって日当たりが悪くなり、屋外での生活に支障をきたすことがあります。また植物を育てる場合にも、光が十分に入らないと成長が悪くなることがあるでしょう。そのためフェンスの高さや素材によって、光の入り具合を調整するようにするのがおすすめです。

一般的に目隠しフェンスの高さについては、180〜220cmが最適とされていますが、風通しや光の入り具合を考慮して設置することが大切です。

自宅の中と外どちらかが見ても違和感のないものを選ぶ

外構フェンスは、外側から見たときに美しく見えるだけでなく、内側から見たときにも違和感のないデザインが重要です。例えば、外側から見たときにはシンプルなデザインでも、内側から見たときにはやや華やかなデザインがあると、家の内装と調和することができます。

また、フェンスの風通しや光の入り具合も考慮する必要があります。風通しが悪い場合は、風が強い日にはフェンスが倒れる危険性があるため、通気性の良いデザインを選ぶことが望ましいです。また、光の入り具合が悪い場合は、日当たりが悪くなってしまうため、透明度の高いデザインを選ぶことも考えておくべきでしょう。

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外構の目隠しフェンスを選ぶ際の注意点

ここでは、外構の目隠しフェンスを選ぶ際の注意点についてご紹介します。「フェンスはどれを選んでも同じ」と思われがちですが、じつは適当に選んでしまうと後々の失敗に繋がってしまうことも多いです。フェンスを選ぶ際には、注意点を守って自宅に合ったタイプを選定しましょう。

完全に外が見えないようにするフェンスはNG

外構の目隠しフェンスを選ぶ際の注意点として、完全に外が見えないようにするフェンスは避けるべきです。外が見えないフェンスは不審者が侵入しても見つけにくく、防犯カメラの視界を遮ってしまうため、防犯面で不利になります。

一方で外が見えるフェンスは、通行人や近隣住民から不審者が見えやすく安全です。またフェンス無しに比べると「外から中の様子がある程度分かる」ため、防犯面でも有利になります。

フェンス選びの際には、完全に外が見えないタイプではなく「目隠し効果のあるフェンス」を選ぶことが大切です。例えば、間に植栽を配置して視線を遮る方法や、透明度の高い素材を使用する方法などがあります。

また、フェンスの高さも注意が必要です。高すぎるフェンスは周囲からの視認性が低く不審者が侵入しやすいため、「180〜220cm程度の高さ」が適切とされています。
以上のように外構の目隠しフェンスを選ぶ際には、目隠し効果だけでなく防犯面や周囲との調和を考慮することが大切です。

窮屈な印象を与えないように注意

外構の目隠しフェンスを選ぶ際には、窮屈な印象を与えないように注意することが大切です。たとえば「フェンスがあまりにも高すぎる、密集している、シンプルすぎる」といった場合、建物全体が圧迫されたり、窮屈な印象を与えることがあります。このような印象は家の外観全体にも影響を与え、見た目が暗く重たくなることがあります。

また防犯面を考慮する場合でも、窮屈な印象を与えるようなフェンスは好ましくありません。具体的には、高いフェンスや密集しているフェンスは不審者に注意を引き付ける可能性があります。それに対して開放感のあるフェンスは、通行人や近隣住民からの目を引かず、防犯面でも優れていると言えます。

そのためフェンスを選ぶ際には、高さや密度だけでなく、外構全体のバランスや開放感を考慮することが必要です。家とフェンスの間に適度な距離を保って、窮屈な印象を与えないようにしましょう。

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外構の目隠しフェンス設置費用を安く抑えるポイント

ここでは、外構の目隠しフェンスをリーズナブルに抑えるポイントについてご紹介します。住宅に関する費用は数十万円単位で掛かってしまうので、「外構はなるべく安く抑えたい…」という方が多いでしょう。賢く計画すれば、コストパフォーマンス良く費用をまとめることができます。

しかし「費用の安さのみ」を見て判断することには、注意が必要です。「安かろう悪かろう」という言葉があるように、安易に決めることは後々の失敗に繋がる場合があります。これからご紹介するポイントを参考に、最適な方法を見つけましょう。

DIYで設置する

外構の目隠しフェンスの設置は、DIYで行うこともできます。専門業者に依頼するよりも、費用を大幅に削減できるでしょう。

DIYで設置する場合は作業に時間がかかることもありますが、労力と時間を投資することでリーズナブルな費用に抑えられます。趣味としての側面もあるので、楽しみながら作業できる方にとっては一石二鳥の方法となるでしょう。

フェンスは自分で購入して設置を業者に任せる

外構フェンスを自分で購入して設置を業者に任せる方法には、複数のメリットがあります。

  • フェンスの選択肢が広がる
  • 業者が仕入れる場合と比べて費用を抑えられる
  • 設置のタイミングが自由になる
  • 自分で調達したものを設置してもらうため、納得感がある

ホームセンターなど、自分でフェンスを購入できる場合は、業者が持っていない種類のフェンスも選ぶことができます。また自分で直接買い付けることで中間マージンや手数料の費用が無くなり、業者が仕入れる場合よりも安く購入できるでしょう。

さらに業者にフェンスを購入してもらう場合には、納期や手配の都合などで希望する時期に設置ができないことがあります。しかし自分で購入すれば、設置のタイミングを自由に決められます。

デザインに関しても、自分で選んだものを設置してもらうため納得感があります。自分で購入したフェンスを業者に設置してもらうことで、理想に近い外構を実現することができるでしょう。

ただし、フェンスの購入は工事とセットで依頼しなければ対応してくれない業者もあります。対応してくれる業者でも、施工後のアフターケアはしてくれない恐れがあるため、ご自身でリスクが及ぶ場合があるので注意が必要です。

安い価格のフェンスを設置する

外構フェンスの費用を抑える方法としては、「安い価格のフェンスを設置する」のが簡単です。そのメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 低予算で設置が可能
  • 手軽に交換ができる
  • デザインのバリエーションが豊富

高価なフェンスを選ぶと設置費用が高額になってしまいますが、安価なフェンスを選べば低予算で設置が可能です。また安価なフェンスであれば、劣化や破損があった場合でも手軽に交換ができます。高価なフェンスの場合は交換費用も高くなることがありますが、安価なフェンスであればリーズナブルに抑えられます。

デザインのバリエーションに関しても、安価なフェンスでも豊富な種類が選べます。そのため、自分の好みや家の雰囲気に合わせたフェンスにすることが可能です。

ただし安価なフェンスを選ぶ場合には、耐久性や防犯性能などについて注意が必要です。安価なフェンスだと素材がチープなことが多く、耐久性や防犯性能が低いものが混ざっています。そのため価格と品質を考慮して、適切なフェンスを選ぶことが大切です。

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外構に目隠しフェンスを設置した自宅の例

こちらの事例は木製フェンスを配置しており、自然でナチュラルな雰囲気がおしゃれです。住宅の外壁や玄関ドアに使われている木目と合った素材のため、家全体としての統一感も感じられます。

玄関は外から見えやすく視線が気になってしまう場所ですが、フェンスを設置することでプライバシーが守れるでしょう。このように外壁の周囲をフェンスでぐるりと囲まず、部分的に設置する方法もおすすめです。

こちらは、スチール製のフェンスで外構を囲んだ事例です。メッシュ状になっているため視界を遮らず、スッキリとした印象になっています。家の敷地の境界線としての役割を果たしつつ、デザインがシンプルなので外観の印象を損ねません。

通気性が良く錆びにくい構造なので、メンテナンスも簡単で比較的安価なのも特徴となっています。モダンやシンプル、ナチュラルなどあらゆるデザインの住宅にコーディネートしやすいでしょう。

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自宅の外構に目隠しフェンスを設置して安心できる生活を送ろう!

本記事では、外構にフェンスを設置する場合の方法やメリット、値段を安く抑えるポイント等についてご紹介してきました。外構は住宅計画の中でも後回しにされやすい項目ではありますが、住まいの第一印象を決める重要な箇所です。

安さで選ぶのも良いですが、総合的な満足度を上げるには品質面もチェックする必要があるでしょう。本記事でご紹介したポイントを基に、納得のいく選択をしてみてはいかがでしょうか。
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