ベーシックキッチンの計画方法|おしゃれなアイディア紹介

更新日:2024年07月24日

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ベーシックなキッチンは、控えめながら落ち着いた雰囲気で人気があります。本記事ではベーシックなキッチンにするためのポイントや注意点を、項目別にご紹介していきます。これからリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ベーシックなインテリアとは

ベーシックなインテリアとは、シンプルで落ち着いたデザインスタイルのことを指します。基本的には装飾が抑えめになっており、余計なデコレーションや華美な模様はあまり使われていないのが特徴です。色味は中立的で、白やグレー、ベージュなどのベーシックな色が多く使われます。

家具やアクセサリーもシンプルで機能的なものが選ばれ、空間全体が清潔感や落ち着きを演出しています。あえて無駄を省いたデザインにすることで、心地よい居住空間を作り出すのがベーシックなインテリアの特徴です。  

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おしゃれなベーシックキッチンにする方法

ここでは、おしゃれなベーシックキッチンを計画するためのポイントをご紹介します。色彩計画や内装など、5つの切り口でまとめています。ポイントに分けて計画することで比較的簡単にコーディネートできるため、ぜひキッチンに取り入れてみてください。

①カラーコーディネート

カラーコーディネートでは、基本的に「ベースカラー70%、アクセントカラー30%」の割合で配色すると上手に配色できます。ベーシックなキッチンでは、中立的な色を基調とするのが一般的です。具体的には、白、グレー、ベージュなどの控えめな色が人気の選択肢です。こういった色は、清潔感や落ち着きを与える効果が期待できます。

さらにベーシックな色に対して数色のアクセントカラーを追加することで、キッチンに深みや活気を与えられます。白やグレーのキッチンには、青や緑、赤などの鮮やかな色をアクセントとして取り入れるとおしゃれです。なるべく原色に近いトーンは避け、くすんだ色味にするとベーシックな雰囲気になります。

カラーコーディネートにおいては、バランスも重要です。過剰なアクセントカラーの使用は、空間を混乱させる可能性があるため、適度なバランスを保つようにしましょう。アクセントカラーを程よく配分し、全体の調和を取るのがポイントです。

②照明

適切な照明の選択と配置によって、キッチン全体の雰囲気や機能性が向上します。まずは、キッチン全体を均一に明るく照らす全体照明が重要です。天井に埋め込むタイプのダウンライトや、大型のシーリングライトなどが一般的です。キッチン全体を明るく照らすことで、料理や調理作業を行う際に便利になります。

また、料理や調理作業を行う際に特に重要なのが手元灯です。調理台やシンクの上にペンダントライトやスポットライトなどを配置することで、明るさをしっかり確保します。作業スペースを重点的に照らせるため、料理の作業効率がアップするのです。

照明器具には、明るさを調節できる調光機能が付いているものもあります。この機能を活用することで、キッチンの雰囲気や使用状況に応じて明るさを調整できます。食事の際やリラックスしたい時には、柔らかい光を使って雰囲気を演出すると過ごしやすくなるためおすすめです。

③壁材・床材

ベーシックなキッチンに適した壁材としては、一般的には壁紙やキッチンパネルなどがあります。中立的な色やシンプルな模様の壁紙を選ぶのが、ベーシックなデザインにするポイントです。またキッチンでは、水や油の飛沫が気になる場合があります。そのため、耐水性や耐汚染性に優れた素材を選ぶことがおすすめです。特に水に強いタイプの壁紙を選べば、汚れてしまった場合でもお手入れがしやすく、清潔感のあるキッチンを実現できます。キッチンパネルやタイルは、汚れやすい場所だけに部分的に使う方法もあります。「具体的なイメージを見たい!」という方は、ぜひ画像検索を利用してみてください。

どんなキッチンにしたいのか理想のイメージを検討したい方は、画像検索を利用してみてください。

そして床材も同様に、耐久性や清潔さが重要です。一般的にキッチンで使われる床材としては、フローリング、クッションフロア、フロアタイルなどがあります。メンテナンス性を重視するのであれば、ビニル素材のクッションフロア等がおすすめです。 耐水性や耐久性に優れているため、いつでも清潔な状態を保てます。最近では木目調や石目調など、ナチュラルな質感のタイプも数多く登場しています。キッチンの雰囲気に合わせて、お好みの製品を選ぶとおしゃれです。

④収納

おしゃれなベーシックキッチンを作る際に、収納は非常に重要な要素です。適切な収納は、キッチンの整理整頓や美しさを実現するだけでなく、機能性も向上できます。基本的には専用の収納スペースを活用することで、キッチンの美観を損なわずに片付けられます。例えば引き出しやキャビネットの前面をパネルで覆ったり、キッチン上部を吊戸棚にしたりする等の方法がおすすめです。キッチンに余裕があれば、パントリー収納を採用するのもおすすめです。食材や調味料などをまとめて収納できるため、便利に活用できます。

また、オープンシェルフもおしゃれな収納方法の一つです。食器や調理器具などを美しくディスプレイすることで、キッチン全体の雰囲気を引き立てられます。ただしディスプレイするアイテムを選ぶ際には、シンプルでベーシックなものを選ぶことがポイントです。複数の収納方法を組み合わせることで、機能性とデザイン性を兼ね備えたおしゃれなベーシックキッチンを実現できます。

⑤インテリア雑貨

適切なインテリア雑貨を選んで配置することで、キッチンの雰囲気や個性が演出できます。まずキッチンの床に敷くラグやマットは、落ち着いた色合いやシンプルなデザインのものを選ぶことで、ベーシックな雰囲気を演出できます。マットは床が汚れるのを防いでくれる上に、足元の冷えや身体への負担を軽減する効果も期待できます。

またテキスタイル製品(カーテン、テーブルクロス、エプロンなど)は、キッチンのアクセントとして活用するのがおすすめです。基本的にはシンプルなパターンのものを選ぶことで、ベーシックなデザインを保ちつつ、キッチンにアクセントを加えられます。アクセントカラーを取り入れる場合には、ランチョンマット等の面積の小さいアイテムで試してみると上手くいくケースが多いです。あえて派手な色をプラスすれば、キッチン全体の雰囲気が引き締まっておしゃれになります。

可能であれば、インテリアにグリーンを取り入れることで、キッチンに自然な雰囲気が加わります。観葉植物やハーブを置くことで空間に生気や活気をもたらし、清潔感もアップします。壁面にはウォールアートやポスターを飾ることで、個性やアクセントをプラスしましょう。シンプルなデザインのものを選ぶことで、ベーシックな雰囲気を損なうことなく、おしゃれな空間を演出できます。

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ベーシックキッチンのリフォームアイディア

ここでは、ベーシックキッチンにリフォームするためのアイディアをご紹介します。具体的なインテリアデザインをたくさん見ておくことで、実際のキッチンがイメージしやすくなります。ご自宅の間取りやインテリアの好みに合わせて、リフォームの計画を立ててみましょう。

シンプルな白のキッチン

シンプルな白のキッチンは、ベーシックでおしゃれな空間として非常に人気があります。白は清潔感があり、明るさや空間の広がりを演出する効果があります。また中立的な色であり、他の色やデザインとの組み合わせもしやすいのが特徴です。そのため白を基調としたシンプルなキッチンは、様々なスタイルやテイストに合わせてカスタマイズしやすく、幅広いインテリアコーディネートに適しています。

こちらのアイディアでは、全体を白で統一することで空間を広く見せています。小さなキッチンの場合でも、白をベースにすれば開放感を演出できるためおすすめです。清潔感やシンプルさは世代を超えて人気があり、モダンなデザインからクラシックな雰囲気まで、さまざまなニーズにマッチします。

広いⅡ型キッチン

Ⅱ型キッチンとは、2面の壁に並行する形で配置されるキッチンの配置のことを指します。通常よく見られるⅠ型キッチンよりもカウンターが広く確保できるため、作業性が良くなるのが特徴です。広いスペースを活かして、効率的な動線や作業スペースが実現します。

こちらのアイディアでは、シンプルで清潔感のある白やグレーがメインカラーとして採用されています。適度にインテリアグリーンを取り入れることで、空間にアクセントが加わっていて素敵です。

さらに、キッチンの収納スペースを効果的に活用することで、ベーシックでありながらおしゃれな雰囲気を演出しています。天井付近の吊戸棚には、キッチンツールや日用品のストックをたっぷり収納できます。他にもオープンシェルフや引き出し式の収納、パントリー収納などを取り入れれば、キッチンの整理整頓が容易になって便利です。

おしゃれなL字型キッチン

L字型キッチンとは、カウンターが「L」の形状で配置されるスタイルのことを指します。作業動線が短くなることで、スペースを効率的に活用できるのが特徴です。おしゃれなL字型キッチンは、ベーシックでありながらスタイリッシュな選択肢として人気があります。

L字型キッチンでは作業動線が三角形になるため、調理や片付けが効率的に行えます。シンク、コンロ、冷蔵庫の配置が近くなることで「無駄な動きが減って楽になった」という声も多いです。また壁に面する部分が少ないため、キッチンがリビングやダイニングとつながって広々とした印象を与えます。

こちらのアイディアでは、適所に木目を取り入れることでリラックスした雰囲気を演出しています。こういった色は他のインテリアとも調和しやすく、様々なスタイルに合わせやすいです。照明やキッチン雑貨でアクセントを加えると、ベーシックなL字型キッチンがさらにおしゃれになります。ペンダントライトやスポットライトを使った照明計画、観葉植物や小物を取り入れることで、個性を演出しましょう。

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ベーシックキッチンのリフォーム費用相場

ベーシックキッチンのリフォーム費用相場は、一般的なW2500程度のサイズとして約85万円~約140万円程度です。

(内訳は既存キッチンの撤去費に約8万円~10万円程度となり、キッチン本体は約60万円~100万円程度です。配管及び配線に伴う工事は約10万円~15万円程度となります。キッチンの設置費は約10万円前後となります。)

※処分費及び養生費は別途費用が掛かります。

※キッチンメーカーやタイプ及びランクによって費用の変動がございます。

※配管や配線経路が変わる場合は費用が相場よりも高くなります。

ただしリフォーム費用は、キッチンの広さや設備の内容によって大きく変わります。広いキッチンにするケースや高級なキッチン設備を導入する場合は、費用が高くなります。

またキッチンのレイアウトを変更する場合は、配管や電気配線の移動が必要になるため、追加の工事費が発生します。壁や床の改修も含まれる可能性があるため、注意しましょう。

新しい家電や照明器具を導入する場合にも、費用がかかります。エネルギー効率の高い家電やスタイルに合ったデザインの照明器具を選ぶことで、キッチン全体の雰囲気が良くなります。ただし具体的な費用はリフォームの内容や規模によって異なるため、まずはリフォームの希望内容を明確にし、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。また予算に合わせて、リフォームの優先順位を決めることも重要です。

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まとめ

ベーシックなキッチンは、年齢や性別を問わずどのような方にも人気のあるスタイルです。落ち着いた雰囲気なので、インテリア計画が初めての場合でも挑戦しやすくなっています。本記事でご紹介した注意点やポイントを参考に、おしゃれなリフォーム計画を立ててみてはいかがでしょうか?

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