【項目別】マンションリフォーム費用まとめ|計画のコツ

更新日:2024年02月07日

更新日:2024年02月07日

マンションでも、築年数が経ってくると戸建と同様にリフォームが必要になります。本記事ではマンションリフォームの主な費用や、計画のポイントについてご紹介します。適切な時期にマンションをリフォームして、気分もリフレッシュしましょう。

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マンションのリフォームでできること

マンションは共同住宅なので、各所有部分が明確に分けられています。まず「専有部分」とは区分所有者が所有し、使用する部分(躯体は除く)です。具体的には、自分の住居として使う住戸内が該当します。

一方で「共用部分」とは、マンション全体の所有者が共用するエリアです。例えばエントランス、廊下、エレベーター、階段、屋外の共有スペース、ジム、ロビーなどが含まれます。共用部分の管理は、管理組合や管理会社によって行われます。

マンションのリフォームでは、基本的に「共用部分のリフォームは不可」という制約があります。各住戸内にあっても、バルコニーやベランダ、玄関ドアや窓の外側といった部分は共有部分に該当します。これはマンション全体に影響を与えるため、大規模改修時に全戸まとめて改修されることが多いです。

一方で、各居室内は区分所有者の所有物なので「専有部分」に該当し、自由にリフォームできます。具体的なリフォーム内容としては、下記の事例が挙げられます。

  • 内装のリフォーム
  • 設備機器の入れ替え
  • 収納スペースの改善
  • インテリアデザインの変更

内装のリフォームでは、壁や床の塗り替え、クロス張り替え、床材の交換など、室内の内装を新しくすることができます。またドアや窓の交換、ハンドルの取り替えなども内装の一部としてリフォーム可能です。

キッチンや浴室の設備も、10年程度でリフォームの目安時期となります。機器の交換、タイルの張り替え、洗面台やシャワーヘッドの取り替えなどが可能です。間取りを変更するのであれば、キッチンや浴室のレイアウトの変更やカウンターの追加も考えられるでしょう。収納スペースの増設や収納の仕組みの改善、クローゼットのリフォームなどもできます。

手軽なリフォームで十分なケースだと、家具や照明、カーテン、インテリア小物の配置や変更で、空間の雰囲気を変える方法も人気です。これらのリフォームは、マンションの専有部分である居室内で行えるものです。室内空間は比較的自由にリフォーム可能なので、ライフスタイルに合わせた計画がおすすめとなります。

マンションのリフォーム費用の相場は?

ここでは、マンションのリフォーム費用の相場についてご紹介します。リフォームでは全体を改修する「フルリフォーム」と、必要な箇所のみ変更する「部分リフォーム」があります。リフォームの必要範囲は物件によって多種多様なので、それぞれを組み合わせることも多いです。大まかな費用相場を知ることで、計画的なリフォームプランに生かしましょう。

フルリフォーム

マンションのフルリフォーム費用の目安は、一般的な70㎡~80㎡の大きさとして、おおよそ800万~1100万円程度です。マンションのフルリフォームには、広範で多岐にわたる工事が含まれます。そのため工事内容は、プロジェクトの規模や目的、予算、希望する仕様によって変わります。費用については、一般的に工事が大規模になるほど高額になるでしょう。

  • 間仕切壁、建具の解体工事
  • 構造的な補強や修理
  • 水回り工事
  • 電気・設備工事
  • 配管工事
  • 断熱工事
  • 床、天井、壁の張り替え

マンションのフルリフォームでは、間仕切壁を撤去して新しい間取りに変更することが多いです。そのため解体工事にある程度の期間・費用が掛かります。水回りや電気設備・配管設備といった普段目に見えない部分の工事も行えば、長期的に建物が長持ちします。省エネルギーの観点から、断熱工事や床暖房の増設といった工事をすることも可能です。

キッチン

マンションのキッチンリフォーム費用の目安は、約60万~200万円程度です。キッチンのリフォームでは、様々な改善や変更が可能です・具体的には、下記のような工事をすることで機能性やデザイン、使い勝手の向上ができます。

  • キッチンのレイアウト変更
  • システムキッチンの交換・拡張
  • 収納スペースの増設
  • 新しいキッチン家電の導入
  • 照明の入れ替え
  • 壁や床のリフォーム
  • 水道・ガス・電気設備の修理

大規模なリフォーム工事だと、キッチンの配置やレイアウトを変更する方法があります。効率的な動線や作業スペースを確保することで、作業性を高められるでしょう。例えばワークトライアングル(シンク、コンロ、冷蔵庫を結ぶ三角形)の最適な配置などを考慮すると、使いやすくなります。またシステムキッチン自体を新しくすれば、まるで新築のようにピカピカの設備に生まれ変わります。他にも、造り付けのカップボードや食器洗い乾燥機を増設する方法が人気です。

内装もまとめて工事する場合には、照明器具や壁紙クロス等を一度撤去して新しくする方法があります。天井埋め込みのダウンライトや間接照明に変更すれば、おしゃれと実用性が両方叶います。築年数が古ければ、配管や電気設備の点検も必要です。

一般的に、キッチンのレイアウトを大幅に変更する場合には費用が高額になってしまいます。またシステムキッチン等で高品質のタイプを選ぶと、費用が上がります。特に、天然石や高級木材はコストがかさむ傾向があるでしょう。

浴室

マンションの浴室リフォーム費用の目安は、約60万~200万円程度です。浴室のリフォームは、快適な空間を作り出すために重要です。リフォームの目的や予算に応じてさまざまなアプローチがありますが、具体的には下記のような工事が可能です。

  • 浴槽やシャワーの交換・改修
  • システムバスの交換
  • 収納スペースの追加
  • 洗面台や洗面所のリフォーム
  • 照明の交換
  • バリアフリー化

古くなった浴槽やシャワーを新しいものに交換することで、使い勝手や快適さを向上可能です。最新のシステムバスは、外枠のサイズはそのままでバスタブを大きくしたタイプも登場しています。高齢の家族がいる場合には、バリアフリー対応にするリフォームも可能です。スペースを広げたり、レイアウトを変えることで、使い勝手やデザインを改善します。また段差の解消や手すりの設置、シャワーチェアの導入などを行えば、使い勝手が良いでしょう。

一般的には、システムバスをハイグレードなタイプにすると費用が上がる傾向があります。ジェットバスやミストサウナ機能、浴室用TVや音響システムといった設備を設置すると高額になるでしょう。

トイレ

マンションのトイレリフォーム費用の目安は、おおよそ15万~60万円程度です。

トイレのリフォームでは、機能性や快適性の向上、清潔感の確保、デザインの変更などが目的となります。トイレのリフォームでできる一般的な工事や改善ポイントは、下記のようになります。

  • 便器の交換
  • 別付手洗いスペースの設置
  • 壁や床のリフォーム
  • 照明・換気扇の交換
  • 手すりの設置

古くなったトイレの便器を新しいものに交換することで、清潔感や使い勝手を向上できます。最新式だとタンクレスが人気で、タンクがないためスリムでスタイリッシュなデザインとなり、スペースを節約できます。その場合には別付手洗いスペースが必要になるため、別途工事を行います。

タイルやクロスの交換、壁や床のデザイン変更をすれば、おしゃれな雰囲気のトイレに生まれかわります。高機能スイッチの設置で、照明と換気扇を連動させることも可能です。手すりを設置すると立ち上がるのが楽になり、バリアフリーにおすすめです。

一方でトイレのリフォームにおける費用が高くなる要因としては、設備や機能の高級化が挙げられます。高品質な便器やウォシュレット機能、音姫機能(音を流す機能)、節水機能など、機能や性能の高い設備を選ぶと費用が増えます。さらにレイアウト変更や配管の移動、壁や床の大規模なリフォーム、電気・設備工事の複雑な変更など、工事の規模や複雑さが高いほど費用が増えるでしょう。

寝室

マンションの寝室リフォーム費用の目安は、約10万~80万円程度です。寝室のリフォームでは、快適性やリラックス感を重視した空間づくりがポイントです。以下に寝室のリフォームでできる一般的な工事や改善ポイントをまとめます。

  • 壁や床のリフォーム
  • 照明計画
  • クローゼットの設置
  • カーテンやブラインドの交換

壁や床のクロスや塗装の更新、新しいフローリングやカーペットの導入で、寝室の雰囲気や清潔感を向上させます。また照明の種類や位置を見直し、明るさや雰囲気を調整することで、快適な睡眠環境を整えます。リモコン機能付きの照明や、まぶしさを抑えた間接照明に変更すると、快適性がアップします。さらにウォークインクローゼットや引き出しの追加、収納スペースのリフォームにより、衣類や小物の整理がしやすくなります。

寝室のリフォームでは、インテリアコーディネートにこだわる場合に費用が上がる傾向があります。また高品質のフローリング、カーペット、家具などを選ぶと、費用が増加します。照明計画を大幅に変更する場合には、電気設備工事費も別途必要です。

洗面室

マンションの洗面室リフォーム費用の目安は、約10万~50万円程度です。洗面室のリフォームでは、機能性、美観、使いやすさを向上させることが主な目的です。具体的には、下記のような工事が可能です。

  • 洗面台の交換・改修
  • 収納スペースの追加
  • タイルや壁のリフォーム
  • 照明の改善

古くなった洗面台を新しいものに交換することで、使い勝手や清潔感を向上させます。収納スペースや鏡の導入、デザインの変更なども行えます。洗面室では小物を多く収納する必要があるので、三面鏡裏収納等でスペースを有効活用するのがおすすめです。またタイルや壁のクロスの交換や塗装、デザイン変更を行えば、清潔感や雰囲気を向上できます。洗面室は水が掛かりやすいため、お手入れのしやすいクッションフロアが採用されることが多いでしょう。

洗面室のリフォームにおける費用が高くなる要因としては、カスタムメイドの洗面台や収納スペース、特定のデザインや材料を選ぶことが挙げられます。また照明の改修やコンセント・スイッチの位置変更などがあれば、これに伴う費用が加算されるでしょう。

リビング・ダイニング

マンションのリビング・ダイニングリフォーム費用の目安は、約20万~180万円程度です。リビング・ダイニングのリフォームでは、家族やゲストが集まるメインの居住スペースの快適性と機能性を向上させることが主な目的です。以下に、リビング・ダイニングのリフォームでできる一般的な工事や改善ポイントを紹介します。

  • 壁・床のリフォーム
  • 間取りの変更
  • 照明の改善
  • リビング収納の設置
  • 壁掛けテレビの設置

壁や床のクロスや塗装、フローリングの交換や改修を行い、新しい雰囲気や清潔感を取り入れます。「子どもが独立して部屋が余った」という場合には、リビングと隣接する間仕切りを撤去して部屋を広くする場合もあるでしょう。

また高齢になってくると明るさを感じにくくなるため、照明をワンランク上の明るさに変更することも多いです。照明の種類や位置を工夫して、明るさや雰囲気を調整することで、空間の印象が変わります。さらに収納スペースを効率的に利用できるよう、棚や収納家具を導入することで、スッキリとした空間を実現します。大型家具は転倒のリスクがあるため、造り付けに変更するのもおすすめです。最近では、壁掛けTVの設置も人気となっています。

一般的にリビング・ダイニングは住まいのメインとなる箇所なので、リフォーム費用に占めるウエイトも大きくなります。大規模な床や壁のリフォーム、タイルや特殊な塗装、デザインの複雑さが増すと、費用が高くなるでしょう。

和室

マンションの和室リフォーム費用の目安は、6帖の和室として約15万~60万円程度です。和室のリフォームでは、和室特有の雰囲気や日本の伝統的な要素を活かしつつ、快適な空間を作り出すことが目的です。和室リフォームでは、下記のような工事が行われます。

  • 畳・襖の交換・改修
  • 床のリフォーム
  • 洋室への変更

古くなった畳や襖を新しいものに交換することで、清潔感や快適性を向上させます。畳の表替えや補修、種類や色の変更も可能です。場合によっては、床材をフローリングにする場合もあります。襖をドアに変更するといった工事を合わせると、洋室への変更が可能になります。畳はどうしてもホコリが入り込みやすい構造なので、古いまま使い続けるとアレルギーの原因になってしまいます。その点フローリングであればお手入れが楽になり、清潔に保ちやすいでしょう。

ただし大規模に洋室へ改修する場合には、費用が高くなってしまうでしょう。和室には押入れがありますが、洋風クローゼットに変更することも多いです。全体的な工事が必要になると、費用が増加します。

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リフォーム時期の目安

ここでは、リフォーム時期の目安についてご紹介します。一般的なリフォームの時期は「10~15年」とされていますが、使用状況や設備の劣化状態によっては時期が早まる場合もあるでしょう。そのためリフォームをするべき兆候や目安状態について、詳しくまとめています。現在お使いの住宅設備で同じような状態が確認されたら、ぜひリフォームを検討してみましょう。

フルリフォーム

マンションのフルリフォームが必要となる状況や兆候は、物件によって様々です。マンションが築年数が経過し、建材や設備が劣化している場合、全体的なリフォームが必要となる可能性があります。特に漏水や結露が頻繁に発生する場合、配管や防水層に問題がある可能性があり、リフォームが必要です。電気設備の不具合は事故に繋がる危険性もあるため、早めに対応しましょう。
また「使い勝手が悪い、収納が足りない、間取りが不都合」など、生活上の不便や機能的な問題がある場合、間取りの変更やレイアウトの最適化が必要です。さらに高齢者や障害があるご家族がいらっしゃる場合、バリアフリー化を目的としたリフォームが必要になることがあります。ただしリフォームの際には専門家の意見を取り入れることが重要であり、費用や工程、リフォームの範囲などを検討しながら進めることが求められます。

キッチン

キッチンのリフォームが必要な劣化兆候は、カビや水漏れ、壁や床のひび割れ、収納機能の低下、設備の老朽化、シンクやカウンターの傷や汚れ、配管や電気設備の不具合などです。新しいシステムキッチンに入れ替えることで、お手入れがしやすくなるでしょう。

浴室

浴室のリフォームが必要な劣化兆候には、カビや水漏れ、タイルやシーリングの剥がれ、ユニットバスや浴槽の色褪せやひび割れ、排水や給湯の不具合、お湯の温度や水圧の低下などがあります。これらの兆候が見られる場合、浴室のリフォームを検討することが重要です。浴室は湿気の溜まりやすい場所なので、劣化が進んでいる場合にはユニットごと交換するのがおすすめです。

トイレ

トイレのリフォームが必要な劣化の兆候としては、排水管や給水管の老朽化による水漏れや異臭、異常な水流などがあります。また便器や便座の劣化による傷やひび割れ、機能低下、不衛生な汚れが見られる場合にはリフォームが必要です。これらの劣化が進行すると、清潔さや利便性に影響を与えるため、リフォームを検討することが重要です。

寝室

寝室をリフォームする適切なタイミングとしては、生活状況の変化が挙げられます。家族構成の変化や新しいメンバーが増えた際に、寝室の機能やレイアウトを見直す必要があります。また年月とともに寝室のインテリアや家具が古くなり、劣化やスタイルの変化が生じた場合もリフォームに適しています。将来的に介護が必要になったときのために、バリアフリー対応にしておくのもおすすめです。

洗面室

洗面室をリフォームする適切なタイミングは、劣化や故障が見られる場合です。水漏れや排水の詰まり、設備の老朽化などがあれば、リフォームを検討するべきです。また、家族構成の変化や生活スタイルの変更があった際に、洗面室の機能やレイアウトが適していなくなる可能性があります。洗面室は日常生活において重要な場所であるため、快適で使いやすい空間に整えることが大切です。

リビング・ダイニング

リビング・ダイニングをリフォームする適切なタイミングは、家族構成の変化やライフスタイルの変更が挙げられます。また築年数が経過するにつれてインテリアや設備が古くなった場合にも、リフォームがおすすめです。さらにエネルギー効率を向上させるためのリフォームや、デザインのアップデートを求める場合も良いタイミングとなります。リビング・ダイニングは家庭の中心的なスペースであり、快適さや機能性を重視したリフォームによって、生活の質が向上します。

和室

もともと和室として使っていた部屋も、ライフスタイルの変化であまり使わなくなるケースは多いです。リビングや洋室など他のスペースが優先されるようになった場合、リフォームの検討が必要です。趣味部屋やテレワーク部屋が必要になるなど、多目的な空間として活用するためのニーズが高まった時も適したタイミングです。和室のリフォームで、快適で使い勝手の良い空間を実現することができます。

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マンションをリフォームするときの注意点

ここでは、マンションをリフォームする際の主な注意点についてご紹介します。一戸建てとは違い共同住宅になるため、気を遣うべきポイントも多いです。必ずルールを守り、気持ちの良い対応を心がけましょう。

リフォーム可能箇所は「専有部分」

マンションは共同住宅であるため、共用部分の工事を個人で行うことはできません。認められているのは「専有部分」で、具体的には室内の内装が該当します。壁紙クロスの張り替えやキッチン・浴室のシステムユニット交換、間取り変更等は自由に行えます。ただしマンションによって規定が異なるため、個々の規約を確認しましょう。

構造耐力上壊せない柱・壁が存在する

最近では、柱や梁の室内への露出を減らした「アウトフレーム工法」のマンションが増えています。しかし築年数の古いタイプだと、室内に柱が出っ張った構造のタイプも多いです。このように、一般的なマンションや建築物において、構造耐力上重要な壁や柱などが存在することはよくあります。

これらの壁や柱は、建物の構造や耐力を担っており、耐震性や安全性を確保するために重要な要素です。そのためインテリアの邪魔になってしまうものの、撤去は難しいでしょう。同様に壁についても、耐力壁となっている場合には撤去はできません。壁面に穴を開けて設置するタイプの照明器具も取り付けできないことが多いため、必ず工事可否を確認しましょう。

管理規約による制約がないか確認する

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マンションのリフォームを行う際には、管理規約や組合規約、共同所有者間で定められた規定を確認することが重要です。これらの規約は、マンションの共用部分や住戸の利用、リフォーム、改装、および建物の維持管理に関するルールや制約が定められています。必要な許可を取得するために、管理組合や管理会社とも適切なコミュニケーションを取ることも大切です。

大規模リフォームの場合は仮住まいの検討を

一般的にリフォームの規模や工程が大きい場合、施工中の生活に支障が出る可能性が高く、仮住まいを検討する必要があります。特に小さな子どもや高齢者がいる場合、リフォーム期間中の生活環境が重要です。仮住まいに移ることで、安全で適切な環境を整えられます。親戚の家やマンスリーマンション等、ライフスタイルに合った仮住まいを検討しましょう。その場合、期間中の費用についても事前に見積もっておく必要があります。

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マンションのリフォームで使える補助金や減税制度

ここでは、マンションリフォームで使える補助金や減税制度についてご紹介します。ただし予算上限がある場合には、上限に達し次第、年度途中で打ち切られることが多いです。利用を検討される場合には、必ず公式サイトで情報を確認しましょう。

リフォーム減税

リフォームを行うことで、各種減税措置が受けられます。所得税の場合、控除を受けるには税務署への確定申告が必要です。控除期間は1年間で、最大控除額は105万円となります。他にも固定資産税、贈与税等の減税が受けられる場合があります。ただし併用の可否は状況によって異なるため、必ず事業者に確認しましょう。
【公式サイト】リフォーム減税

住宅ローン減税

住宅ローン減税は、償還期間が10年以上のリフォームローン等を活用する際に受けられます。一定の要件を満たした増改築等工事を行うとき等に、原則10年間、対象となる改修工事費用相当分の年末ローン残高の一定割合が控除されます。所得税と住民税の一部から0.7%が控除され、最大控除額は140万円です。

【公式サイト】住宅ローン減税

住宅省エネ2023キャンペーン

住宅省エネ2023キャンペーンは、「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」「給湯省エネ事業」の3つからなる補助金事業です。このうち「こどもエコすまい支援事業」は、予算上限に達したため終了しています(2023年9月28日)。

マンションリフォームの場合、窓の交換は難しい場合が多いですが、内窓の設置等、部屋の内側の工事であれば可能です。また給湯器に関しても、マンションの既存設備との互換性を確認する必要があるでしょう。

【公式サイト】住宅省エネ2023キャンペーン

良い業者の見つけ方

マンションのリフォームでは、専門業者に依頼するケースが多いです。業者のスキルによって仕上がりに違いが生じるため、業者選びが最も重要と言っても良いかもしれません。適切な業者を見つけることで、納得のいくリフォームを実現しましょう。

マンションのリフォーム経験が豊富な業者を探す

マンションのリフォームを行う際には、経験豊富で信頼できるリフォーム業者を選ぶことがおすすめです。経験豊富な業者は確かな技術やノウハウを持っており、リフォームプロジェクトの成功に欠かせません。リフォーム業者の選定にあたっては、複数の業者の比較を行い、実績や提案内容、価格、信頼性などを検討することが重要です。また、過去の顧客のレビューや口コミも参考にすると良いでしょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

リフォームの際には複数の業者に見積もりを依頼することがおすすめです。複数の業者から見積もりをもらうことで、適切な価格設定やサービスの内容を比較することができ、最終的に適切な選択をする助けになります。ただし最も安い見積もりだけを選ぶのではなく、サービス内容や信頼性、実績なども総合的に考慮して選択しましょう。比較の際には、インターネットの無料比較サイトを利用すると便利です。

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まとめ

マンションのリフォームでは、戸建とは違い守るべき制約があります。しかし専有部分であれば比較的自由にリフォームできるので、ニーズに合わせたカスタマイズが可能です。設備や内装を新しくすると、まるで新築のようにリフレッシュできておすすめです。本記事でご紹介した方法をご参考に、ぜひリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

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