雨漏り修理費用の相場・目安|屋根やベランダ…項目別に紹介

更新日:2024年08月27日

更新日:2024年08月27日

雨漏りが発生すると、生活に支障が生じるため対策が必要です。そのため本記事では、雨漏りの起こりやすい場所別にリフォーム費用や修理方法をご紹介していきます。雨漏りにお困りの場合には、ぜひ参考にしてみてください。

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雨漏りが発生!リフォームが必要?

ご自宅で雨漏りのような現象が発生した場合、リフォームで解決できる場合があります。早めに対処することで、建物の構造へのダメージを防ぎ、修理費用を抑えることにもつながります。まずは雨漏りの原因を、プロの業者に調査してもらいましょう。新築から築年数が浅い場合には、施工業者による保証で対応してもらえるケースもあります。ただし契約内容や保障内容によっても異なるため、必ず契約内容を確認することをおすすめします。

雨漏り改善のリフォームを行うことが決まった場合には、部分修理か全面リフォームか等、被害の範囲に応じて規模を選びましょう。場合によっては、直接不具合が起こっていない箇所のリフォームもまとめて行う方が良いこともあります。再発防止のために、防水対策をしっかりと行うのがポイントです。また、信頼できる業者や実績のある業者を選ぶことが重要です。適切なリフォームを行うことで家の耐久性が向上し、快適な住環境が維持できます。

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雨漏りの修理費用目安|項目別に紹介

ここでは、雨漏りの修理費用目安について項目別にご紹介します。雨漏りの原因は、主に「屋根・外壁・ベランダ・屋上」といった部分から発生していることが多いです。まずはどの部分から雨漏りが起こっているのかを調査し、ご自宅の状況に合った工事を行うようにしましょう。

「実際にどの部分から雨漏りが起こっているのか分からない」という場合には、ぜひリフォーム業者に点検を依頼してみるのがおすすめです。点検だけなら無料で対応している業者も多いため、ぜひお気軽に依頼してみましょう。

①屋根

ここでは、屋根に関する雨漏り工事の費用目安についてご紹介します。屋根は建物全体を覆って保護する場所なので、雨漏りが発生する原因になりやすいです。

ただし普段は目につきにくい高所になるため、自分で点検するのは危険が伴う場合があります。屋根からの雨漏りが疑われるのであれば、必ず専門業者に点検を依頼するようにしましょう。最近ではドローンを使って簡単・スピーディーに点検してくれる業者も多いため、お気軽に依頼してみてください。

鋼板屋根のリフォーム

鋼板屋根のリフォームの費用目安は、形状や板金の種類によって違いがありますが、mあたり約1万円~2万円程度となります。

※撤去及び処分費は別途費用が掛かります。

※仮設足場が必要な場合、別途費用が掛かります。

棟板金とは屋根の頂上部分に取り付けられている金属板のことを指し、接合部を雨風から保護する役割を持っています。

長年の使用で劣化やサビが発生すると、棟板金から雨漏りが発生する原因になります。特に地震や経年劣化等で釘が緩むと、板金が外れやすくなるケースもあります。そのため棟板金を交換することで、しっかりとした防水性能を確保することが重要です。また新しい棟板金にすることで、屋根の外観が改善できます。

さらに、棟板金と屋根材の間に設置される貫板(ぬきいた)が木製の場合は、樹脂製に交換する工事もおすすめです。木製だと湿気で腐朽してしまっていることがありますが、樹脂製に交換することで劣化しにくくなるのです。

カバー工法

カバー工法によるリフォームの費用目安は、種類によって違いがありますが、㎡あたり約20,000円~30,000円程度となります。

※仮設足場が必要な場合、別途費用が掛かります。

カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねる方法のことを指します。既存の屋根を撤去しないため、廃材処理費用が掛からないのがメリットです。また施工が早く完了するので、雨漏りトラブルに迅速に対処したい場合にも向いています。また屋根が二重になることで、断熱効果や遮音性も向上します。日常生活に支障をきたさずに工事ができることから、屋根リフォームの手法として導入事例が増えています。

ただし屋根全体の重量が重くなるため、建物の構造を確認する必要がある点には注意しましょう。基本的に、瓦屋根の場合にはカバー工法が適用できません。また一度カバー工法でリフォームした屋根は、2回目のリフォームで再びカバー工法を重ねることはできません。そのため比較的手軽でコストパフォーマンスが高い方法ですが、事前の調査と適切な施工が必要です。

葺き替え

葺き替えによるリフォームの費用目安は、屋根の種類や大きさによって相場は変わりますが、瓦葺の場合は㎡あたり約8,000円~18,000円程度となります。一般的なスレート屋根の場合は㎡あたり約5,000円~10,000円程度となります。ガルバリウム鋼板の場合は㎡あたり約7,000円~15,000円程度となります。

※処分費及び養生費は別途費用がかかります。また、足場などの仮設費も別途費用がかかります。

古い屋根材を撤去し、新しい屋根材に交換する工法のことを指します。新しい屋根材に交換することで、屋根の耐久性が向上するのがメリットです。劣化部分を完全に取り除けることで、雨漏りの原因を根本的に解消できます。

ただし撤去作業や廃材処理が必要なため、費用が高くなる点には注意しましょう。また撤去から新設まで時間がかかるため、工期も長くなります。そのため築年数の経った住宅や、屋根の状態が良くない場合に選択されることが多いです。また既存屋根材が瓦屋根の場合にも、葺き替えの方が適しています。

②外壁

ここでは、外壁に関する雨漏り工事の費用目安についてご紹介します。雨漏りは屋根から発生するというイメージを持たれるかもしれませんが、意外と外壁が原因であることも多いです。これは外壁から雨水が侵入していても、室内の内装にまで雨染みが達することが少ないことが理由です。

しかし雨染みが確認できた時点では、すでに外壁内の劣化がひどくなってしまっていることもあります。そのため少しでも異変を感じたら、すぐに専門業者に点検を依頼するようにしましょう。

シーリング材の充填

外壁のシーリング材を充填するリフォームの費用目安は、シーリング材の種類やメーカーによって違いがありますが、mあたり約1,000円~1,500円程度となります。

※撤去及び処分費は別途費用が掛かります。

※建物全体のシーリングを打ち換える場合は仮設足場が必要となり、別途費用が掛かります。

シーリング材とは部材同士の接合部に充填する素材のことで、隙間を塞ぐことで防水機能をアップする役割があります。また建物の気密性が向上し、断熱効果も期待できます。しかしシーリング材は経年劣化していくため、適切な時期に充填する必要があるのです。ひび割れや劣化部分を補修することで、外壁全体の見た目も良くなります。そして、リフォーム工事の中でも比較的安価で手軽に施工可能となっています。

自分でDIYする方法もありますが、不適切な施工は効果が薄れるため専門業者に依頼する方が安心です。ご自宅がある地域の気候状況や、外壁材に適したシーリング材を選ぶ必要があります。雨漏りの原因となる隙間をしっかりと埋めることで、建物の保護と快適な住環境を維持しましょう。

外壁塗装

外壁塗装リフォームの費用目安は、建物の大きさや形状にもよりますが、外壁塗装の費用として㎡あたり約3,000円~8,000円程度となります。

※メーカーや塗装材料の種類によっては費用相場がかわります。

※足場などの仮設費は別途費用がかかります。

ただし雨漏りが発生している場合、外壁塗装だけでは修理することはできないため注意しましょう。外壁塗装は防水性を高める効果が期待できるため、雨漏りを予防する対策としておすすめです。外壁材まで雨水が浸入することが無いように、外壁塗装でしっかりと塗膜を張っておく必要があるのです。

また外壁塗装を行うことで建物の外観が新しくなり、美しさが保たれるというメリットもあります。また防カビ・防藻効果のある塗料を選べば、衛生面を改善することも可能です。外壁塗装の際には、信頼できる業者に依頼して適切な施工を行いましょう。

カバー工法

外壁カバー工法リフォームの費用目安は、メーカーや種類によって違いがありますが、㎡あたり約15,000円~20,000円程度となります。

※仮設足場は、別途費用が掛かります。

カバー工法とは既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねる工法で、雨漏り修理の方法として有効です。既存の外壁を撤去しないため、施工が早く完了します。新しい外壁材が既存の壁を覆うことにより、雨水の侵入を防ぎます。また断熱効果も高まるので、室内環境が快適になります。建物全体の外壁をカバー工法でメンテナンスする他、劣化している箇所だけを部分的に修理する方法もあります。

ただし外壁が重くなるため、建物の構造を確認する必要があります。また既存の外壁の状態によっては、施工が難しい場合があります。耐震性にも影響を与える場合があるので、必ず専門業者に計画を依頼しましょう。

張り替え

外壁の張り替えリフォームの費用目安は、メーカーによって違いがありますが、一般的なサイディングの張替えとして㎡あたり約7,000円~10,000円程度となります。

※仮設足場は、別途費用が掛かります。

具体的には、古い外壁材を撤去し、新しい外壁材に交換する工法です。劣化した部分を完全に取り除くことで、雨漏りの原因を根本から解決できます。また新しい外壁材にすることにより、建物の耐久性やデザイン性が向上します。

ただし撤去と新設工事を行うため、カバー工法に比べると費用が高くなります。また施工に時間がかかるため、工期が長くなる点にも考慮しましょう。こういった注意点はあるものの、外壁張り替えをすることで建物全体のリフレッシュや長期的な安心感を得られ、雨漏り対策として非常に効果的です。カバー工法と同様に、全体的に張り替える方法と部分的に行う方法があります。ご自宅の状況や予算に応じて、適した工事方法を選びましょう。

③ベランダ

ここでは、ベランダに関する雨漏り工事の費用目安についてご紹介します。「ベランダは普段使わない」というご家庭も多いですが、気付かないうちに劣化が進んでいる場合もよくあります。そこから雨漏りが発生するトラブルも見られるため、ぜひチェックしてみてください。

防水層の補修

ベランダ防水層のリフォームの費用目安は、防水の種類や形状によって相場は変わりますが、ウレタン防水の場合は㎡あたり約5,000円~8,000円程度となります。FRPの場合は㎡あたり約4,000円~10,000円程度となります。シート防水の場合は㎡あたり約3,000円~9,000円程度となります。アスファルト防水の場合は㎡あたり約6,000円~10,000円程度となります。

※処分費及び養生費は別途費用がかかります。

ベランダの床面は「下地・素地調整・防水層・トップコート」といった構造で成り立っています。防水層としては、防水機能のある塗料を使う方法と防水シートを張る方法があります。防水層を補修することで、雨水の侵入を防ぐ効果が期待できます。またひび割れや剥がれが発生している場合、補修して建物の耐久性を向上することも可能です。

ただし防水層は、経年劣化や強い風雨によって性能が低下してしまいます。効果を維持するため、定期的な点検とメンテナンスを行うことが必要です。適切な施工がされないと、効果が十分に発揮されません。使用する防水材には、用途に適したものを選ぶ必要があります。また気候条件によって施工が難しい場合があるため、工事を依頼する時期を考慮するようにしましょう。

掃き出し窓のシーリング補修

掃き出し窓のシーリング補修リフォームの費用目安は、シーリング材の種類やメーカーによって違いがありますが、mあたり約1,000円~1,500円程度となります。

※撤去及び処分費は別途費用が掛かります。

※シーリングを打ち換える際は仮設足場が必要となる場合は、別途費用が掛かります。

掃き出し窓のシーリングとは、ベランダに出入りする掃き出し窓の接合部分の隙間を埋める素材のことを指します。窓枠と壁の隙間をしっかり埋めることで、雨水の侵入を防ぐ効果が期待できます。また隙間を塞ぐことで気密性が改善し、室内の断熱効果も向上します。そして部分的な補修のため、費用が比較的低く抑えられる点もメリットです。

ただしシーリング材は劣化するため、定期的に点検することが必要です。シーリング材は、窓の素材に適したものを選ぶ必要があります。またシーリングの状態に応じて、「増し打ち」や「打ち替え」といった方法が使い分けられます。まず増し打ちは、既存シーリング材の上から新しく充填する方法です。劣化が少ない場合や、既存シーリング材の撤去が難しい箇所で採用されます。一方で打ち替えは、既存シーリング材を撤去してから充填する方法です。劣化している部分を取り除けるため、雨漏りの原因を根本的に解決できます。ご自宅の状況に応じて、適した方法を選ぶようにしましょう。

④屋上

ここでは、屋上に関する雨漏り工事の費用目安についてご紹介します。屋上は建物の最上部にあるフラットなスペースで、様々な活用方法があるため人気です。プライベートな屋外スペースとして庭やバーベキュー、ガーデニングなど多目的に使えます。ただし防水が不十分な場合、雨漏りの原因になってしまうことも多いです。雨漏りを防ぐため、定期的な防水メンテナンスが必要になります。

防水層の補修

屋上防水層の補修リフォームの費用目安は、防水補修として、ウレタン防水の場合は㎡あたり約5,000円~8,000円程度となります。FRPの場合は㎡あたり約4,000円~10,000円程度となります。シート防水の場合は㎡あたり約3,000円~9,000円程度となります。

※処分費及び養生費は別途費用がかかります。

防水層とは、たまった雨水等が建物に侵入するのを防ぐための構造のことを指します。防水層の種類としては、塗膜防水やシート防水、アスファルト防水といったタイプがあります。これらは屋上の構造や気候条件等を考慮して、適切なものが選択されます。

防水層の機能が劣化してしまうと雨漏りにつながってしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。具体的な屋上の劣化症状としては、ひび割れや浮き、水溜まりといった兆候が見られます。劣化した防水層を補修・強化することで、雨水の侵入を防ぎます。 新しい防水材を使用すると、屋上の耐久性が向上するのがメリットです。屋上防水層の補修リフォームは、建物の長寿命化と雨漏り対策に非常に効果的です。

排水ドレンのメンテナンス

排水ドレンのメンテナンスリフォームの費用目安は、排水ドレンのタイプやメーカーによって費用が変わりますが、1ヵ所あたり約20,000円~30,000円程度となります。

※処分費及び養生費は別途費用が掛かります。

排水ドレンとは、屋上の排水管や排水口を覆うフタ部分のことを指します。排水ドレンのメンテナンスは雨漏り対策として非常に重要であり、効果的です。正常に機能することで雨水を迅速に排出し、建物内部への浸水を防ぎます。

具体的には、排水ドレンに落ち葉やゴミが詰まってしまうトラブルが多いです。詰まりが発生すると漏水につながりやすいですが、一見外側からは状態が分かりにくいのがデメリットです。そのため詰まりが疑われた場合には、排水ドレンの清掃やメンテナンスを行うようにしましょう。専門業者による定期的な点検と清掃を行い、排水ドレンの機能維持を確保するのがおすすめです。

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雨漏り修理でよくある疑問

ここでは、雨漏り修理でよくある疑問についてご紹介します。「火災保険は使える?」といった費用に関することから、適切な業者を選ぶポイントまで詳しくまとめています。リフォームの初心者の方が疑問に感じやすい点を解決しておくことで、失敗の無いリフォームに活かしてみてください。

火災保険は適用される?

火災保険とは、建物や家財などが火災等によって被った損害を補償する保険のことを指します。火災によって建物が全壊または部分的に損傷した場合、修理や再建に掛かる費用が保証されます。火災保険への加入は義務ではありませんが、基本的には加入しているケースが多いです。これは、住宅ローンの審査で火災保険への加入が条件となっている金融機関が多いことが理由となります。万が一の火災の際にも、保険金が下りるため安心です。

「火災保険は火事だけが保証される」というイメージがあるかもしれませんが、じつは幅広いトラブルをカバーしています。具体的には、下記のような損害が補償の対象となります。

  • 台風・竜巻等による損害
  • 雪災・雹(ひょう)災による損害
  • 落雷による損害
  • 洪水・集中豪雨・土砂崩れによる損害

このように、自然災害によって発生したトラブルの場合でも火災保険が適用されます。そのため台風等による大雨が原因で雨漏りが起こったと判断されれば、保険金で修理費用をカバーできるのです。また特約等の内容によっては、家具や家電などの家財が損害を受けた場合の補償も受けられます。

ただし保険会社や契約内容によって、具体的な補償内容は異なります。加入されている場合には、条件に適用しているかどうかチェックしてみましょう。また火災保険が適用されるには、被害が発生してから3年以内が申請期限とされている場合が多いです。さらに自然災害ではなく経年劣化による損害であると判断された場合には、火災保険が適用されません。こういった注意点を確認し、適切に保険申請を行うようにしましょう。

火災保険は建物や家財を保護するための重要な保険であり、災害による経済的な負担を軽減する役割を果たします。もし加入されていない場合には、お住まいの住宅をトラブルから守るために加入を検討してみるのもおすすめです。

賃貸住宅ではどうすればよい?

賃貸住宅は、分譲住宅や戸建住宅に比べると簡易的な造りになっている建物が多いです。そのため、雨漏り等のトラブルが発生することがあります。この場合、自分で対処するのではなく管理会社や大家さんにすぐに連絡し、雨漏りの発生を報告する必要があります。早めに連絡することで、雨漏り修理を迅速に行ってもらえます。

また連絡する際には、雨漏りの場所や状況をできるだけ詳細に報告するようにしましょう。特に水が浸入している場所や影響を受けた部分を写真で記録して正確に伝えると、迅速な対応が期待できます。これは、後々の証拠としても使用する場合があるため、重要なポイントです。

基本的には管理会社や大家さんが対応するのが一般的ですが、雨漏りが酷い場合、できる限りの一時的な対策を行いましょう。例えばバケツやタオルを使って水を溜める、漏れている箇所に防水シートを敷くなど、悪化を防ぐための対策を行うのがおすすめです。

状況が落ち着いたら、賃貸契約や地域の法的規定に基づいて、大家さんや管理会社の責任範囲や対応義務を確認しましょう。雨漏りに関する特約や責任の明確化があれば、それに基づいて保証が適用されるケースもあります。例えば修理工事中の仮住まいや、家財道具の保証についてもしっかりと確認することが必要です。管理会社や大家さんとのコミュニケーションを密にし、迅速な対応を求めるようにしましょう。

雨漏り修理はDIYできる?

雨漏りの程度が軽い場合や、簡単な修理であればDIYで自分で対応可能な場合があります。しかし雨漏り修理は専門知識と経験が必要な作業のため、一般的にはDIYで行うことはおすすめできません。

雨漏りの原因を正確に特定し、それに対する適切な修理方法を選択するためには、専門的な知識と経験が必要となるのです。例えば屋根や壁の材料や構造によって、修理方法を見極めることが求められます。また屋根や高所での作業は、危険を伴います。安全対策を十分に講じないと、高所からの転落や怪我のリスクが高くなってしまいます。

さらに防水層やシーリングの施工が正確でないと、本来の目的である雨漏りの修理が十分に達成できない可能性があります。素材の選定や施工方法の間違いが後々の問題を引き起こす場合もあり、「結局メンテナンス費用が高く付いてしまった…」という失敗にもつながってしまうのです。そしてDIYで修理を行った場合、アフターサービスの問題が生じる場合があります。専門業者に依頼すれば、万が一施工不良が見つかった場合でも無料で工事をやり直してくれます。こういった理由から、工事に慣れていない場合には専門業者に依頼した方が安心・確実です。安全で効果的な修理を行うために、専門家のアドバイスと技術を信頼して依頼してみましょう。

リフォーム業者の選び方は?

「リフォーム業者はどこに依頼しても同じでは?」という声も聞かれますが、じつは依頼する業者によって工事の仕上がりに差が付いてしまうことがあります。これは、施工業者によって工事実績や得意な工事内容に違いがあることが主な理由です。そのため、希望の工事内容に応じてリフォーム業者を選ぶ必要があります。

リフォーム業者を選ぶ際には、下記のポイントを考慮することが重要です。

  • 口コミや評判の確認
  • 公式サイトや工事実績のチェック
  • 対応可能な施工範囲や資格の確認
  • 見積もりの比較
  • 保証やアフターサポートの有無
  • コミュニケーションの取りやすさ

リフォーム業者の信頼性や実績を知るためには、インターネットや知人からの口コミや評判が参考になります。特に、実際にサービスを利用した人の意見や体験談をチェックしておくのがおすすめです。業者の公式サイトに過去の施工事例が掲載されている場合も多いため、サービスの内容や得意とする分野などを確認しましょう。これにより、業者のスタイルや得意分野が把握しやすくなります。また、業者の技術力や経験も重要です。リフォームに関連する許可や認証を持っているかどうかも、確認しておくと信頼性が高くなります。

そして1社だけをみて判断するのではなく、複数の業者から見積もりを取り、料金や内容を比較検討することも大切です。「見積もり価格が安いから」といった理由で決めず、品質や保証、施工期間なども含めて総合的に判断しましょう。施工後の保証やアフターサポートが充実しているかどうかも、重要なポイントです。万が一のトラブルや不具合にも、迅速に対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。

さらに、業者との相性やコミュニケーションの取りやすさも重要です。感じの良い対応や信頼できる印象を持てる業者を選ぶことで、施工中のストレスを軽減できます。リフォームは工事が完了したら終わりではなく、アフターサービスや新たなトラブルへの対応等でその後も関係性が続くことが多いです。そのため信頼できるリフォーム業者を選ぶことが、リフォーム成功のための第一歩です。

もし「リフォーム業者の選び方が良く分からない…」という場合には、インターネットの見積もり比較サイトを利用してみるのもおすすめです。複数のリフォーム業者を比較検討することで、適切な依頼先を見つけやすくなります。

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まとめ

雨漏りが発生すると、内装だけでなく家具や部屋の見た目にも悪影響が生じてしまいます。そのため、適切なリフォーム方法で対処する必要があります。本記事でご紹介した方法を参考に、雨漏りをしっかりメンテナンスしましょう。

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