リビング書斎は、別途書斎を設けるよりもコンパクトで手軽な方法のため人気が高まっています。テレワークスペースとしてだけでなく、子どもの勉強場所や趣味の空間としても利用可能です。本記事ではリビング書斎のメリットや注意点、具体的なアイディアをご紹介しています。これからリビング書斎計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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リビング書斎が人気
リビング書斎は、最近人気の間取りです。テレワークや在宅勤務が普及していることから、需要が高まっています。リビング書斎は快適な作業環境を確保しつつ、おしゃれなデザインも実現できる理想的なスペースとして注目されています。
リビング書斎が人気な理由の一つは、柔軟性の高さです。リビングと書斎を組み合わせることで、仕事する空間とリラックスする空間を共有することができます。また、家族や友人との交流を楽しむことも可能です。これにより、仕事と生活のバランスを取りやすくなります。
さらに、リビング書斎はインテリアの観点からも人気があります。家庭の中心となるリビングに仕事スペースを統合することで、仕事場が生活空間に溶け込み、より調和の取れた雰囲気を醸し出します。明るい窓や開放的な雰囲気のあるリビングに書斎を配置することで、仕事をする際にも心地よい環境になるのです。
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リビング書斎の構成アイテム
リビング書斎を計画する際には、仕事で使用するアイテムを揃える必要があります。ここでは、最低限揃えておきたい基本的なアイテムをまとめています。仕事内容や業務に応じて必要なアイテムは異なるので、実際にリビングをリフォームする際には適宜追加・変更してみてください。
デスク・椅子
仕事を行うための基本的なアイテムとして、広い作業スペースのあるデスクと、快適な座り心地の椅子が必要です。デスクは、リビングの雰囲気に合うように選ぶことが重要です。床の色や家具の素材と同じ系統で揃えると、すっきりした印象にまとまります。
椅子を選ぶ際には、背中をしっかりと支える背もたれが重要です。背中に沿った形状や調整可能な高さ・角度を持つ椅子を選ぶことで、正しい姿勢を維持しやすくなります。座面は十分なクッション性を持ち、長時間座っても疲れにくいものを選びましょう。座面の深さや幅が自分の体型に合っているかを確認することも重要です。
デスクとの高さを調整しやすい椅子を選ぶことで、正しい姿勢を保ちながら作業が可能になります。座面の高さ、背もたれの高さ、アームレストの高さなどが調節可能なものがおすすめです。さらにアームレストが付いている場合、肘をしっかりと支えてリラックスした姿勢を保てます。また、高さや角度が調節可能なものがあればさらに快適です。
また、長時間使用する椅子は、耐久性が求められます。品質の良い素材やしっかりとした作りのものを選ぶことで、長期間快適に使用できます。椅子のデザインについても、家具と調和してインテリアに馴染むものを選びましょう。購入する前に実際に試座してみることで、仕事がしやすい最適な椅子を見つけられます。
コンセント・インターネット環境
在宅勤務では、PCやタブレットを使ってオンラインでやり取りすることが多いです。そのため、コンセントとインターネット環境が非常に重要です。PC本体やモニター、プリンターなど、在宅勤務に必要な機器類は電源を必要とします。安定した電源供給がなければ、作業中に突然システムが落ちたり、データが失われたりする可能性があります。そのため、十分な数のコンセントを確保しておきましょう。
またオンライン通信においては、高速で安定したインターネット接続が不可欠です。在宅勤務では、オンライン会議やファイルのアップロード・ダウンロード、メールの送受信など、インターネットを利用した業務が多くなります。安定したインターネット環境を整えれば、ストレス軽減にもつながります。また電話やビデオ会議ツールを使用する際にもスムーズなコミュニケーションが可能です。
収納家具
在宅勤務中は、仕事上の書類やマニュアルなどかさばるアイテムを使用することもあります。収納家具に整理整頓することで、作業スペースを清潔で効率的な状態に保ちやすくなります。特に必要なアイテムがすぐに手に入るように収納されていれば、作業効率が向上します。また作業スペースが整頓されていると、心理的なストレス軽減にもつながります。仕事に集中するためのリラックスした環境を整えることで、集中力が高まるためおすすめです。
また書類の中には、機密情報が含まれるものもあります。安全な収納場所があれば、情報漏洩のリスクを軽減することができます。特に小さな子どもやペットがいる家庭では、鍵付きの収納庫を備えておけば勝手に資料を持ち出されるリスクが少なくなります。
照明器具
暗すぎる環境や眩しすぎる環境は、目の疲れやストレスを引き起こす可能性があります。適切な照明器具を使用することで、目の負担を軽減して保護しましょう。また目が疲れにくくなることで、長時間の作業に集中しやすくなります。十分な明るさと均一な照明環境を整えれば、作業効率が向上します。
照明は、作業空間の雰囲気や快適さを大きく左右します。自然光を取り入れたり温かみのある照明を使用したりすることで、リラックスした雰囲気を作り出せます。そのため、光色を切り替えられるタイプの照明器具を選ぶのがおすすめです。「仕事時は白い光・リラックスタイムはオレンジ色の光」と切り替えて使用することで、気分転換にもつながります。
また在宅勤務では、ビデオ会議を行うことが多いです。良好な照明があれば、ビデオ会議の品質が向上します。自分の姿が明瞭に映ることで、相手への印象も良くなります。商談や面接など見た目が重要になる場面では、ライトアップ専用の照明を追加するのもおすすめです。
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リビング書斎のメリット
ここでは、リビング書斎を作るメリットをまとめてご紹介します。「書斎を作りたいけれど、リビングしか場所が確保できない…」「リビング書斎は使いやすいの?」など気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
家族みんなで使える
リビング書斎のメリットの一つは、「家族みんなで使える」という点です。リビングの一角に組み込まれているため、家族全員が利用しやすい共有スペースとなります。家族が同じ場所で一緒に過ごすことができ、コミュニケーションや交流の場として活用できます。
またリビング書斎では、仕事だけでなく趣味や学習など、幅広い活動に使えます。例えば子どもが学校の宿題をしたり、家族でパソコンゲームを楽しんだりする際に利用できて便利です。家族みんなが同じスペースを使うことで、学習環境を共有することも可能です。子どもが勉強する際には、親が近くにいてサポートしたり、質問に答えたりできます。家族が一緒に仕事や学習をすることで、相互の理解や協力関係が強くなり、家族の絆が深められるのがメリットです。リビングからの移動が簡単なので、他の部屋を書斎として使う場合よりも家族全員が利用しやすいスペースとなります。
リフォーム費用が安く済む
リビング書斎は、既存のリビングを一部改造すれば比較的簡単に作れます。既にあるスペースを有効活用するため、大がかりな構造変更や追加工事が不要です。そのため、リフォーム費用を抑えられて節約につながります。部屋の区切りを作る際には、壁の一部をカーテンで仕切るなどの比較的簡単な工事でも対応可能です。
さらにコストを抑えたい場合には、既存の家具を再利用することも可能です。例えばリビングのソファやテーブルをそのまま使用したり、使わなくなった家具を書斎用にリメイクしたりすることで、新たな家具を購入する必要がなくなります。書斎を別途作る予算が無い場合には、リビング書斎は経済的で手軽な選択肢としておすすめです。
様々な用途に使える
リビング書斎は、仕事や勉強に最適なスペースとして利用できます。特にパソコンを使った仕事や勉強をする際には、快適な作業環境として使えます。それだけでなく、趣味や創作活動にも利用できるのがメリットです。趣味の道具や創作活動に必要な機材を収納しておけば、自由にアイデアを広げられます。
半個室タイプのリビング書斎なら、リラックスするためのスペースとしても利用できます。読書や音楽鑑賞、ヨガなど、落ち着いた時間を過ごせておすすめです。また簡易的なベッドを備え付けておけば、仮眠室としても使えます。仕事が忙しくて余裕がない時など、フレキシブルに活用できます。このように、リビング書斎は様々な用途に使える汎用性の高いスペースです。家族のライフスタイルやニーズに合わせて柔軟に利用することで、生活の質を向上できます。
おしゃれなリビングになる
リビング書斎を導入することで、リビングルーム全体の統一感が生まれます。書斎スペースをリビングのデザインに合わせて調和させれば、一体感のあるおしゃれなインテリアを実現できます。おしゃれなデスクやチェア、アート作品や装飾品などを配置して、独創的で素敵な空間を演出しましょう。
インテリアコーディネートの際には、書斎スペースをリビングのデザインにシームレスに統合することが大切です。これにより、おしゃれで調和の取れた空間になります。洗練されたデザインと配色を取り入れることで、リビング空間全体がおしゃれで魅力的になります。たとえば、個性的な照明器具やスタイリッシュな収納家具、カーテンやクッションなどを使って、リビング空間に華やかさや魅力を加える方法がおすすめです。デザインやアクセントアイテムを工夫することで魅力的な空間を作り出し、リビングのデザイン性を高められます。
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リビング書斎の間取りレイアウト方法
ここでは、リビング書斎の間取りレイアウト方法をご紹介します。間取りの区切り方によって様々な種類があるため、部屋の広さや好みに応じて選べます。ぜひ、ライフスタイルに合ったタイプを選んでみてください。
半個室
半個室タイプは、リビングの一部を仕切って半個室のような空間を作る方法です。扉は設けず、完全には仕切らないのが特徴です。家族やゲストとの区別を明確にすることで、仕事や勉強に集中できる環境を作り出します。
半個室の仕切りは完全な壁ではなく部分的な仕切りとなるため、リビングルーム全体との連続性が保たれます。これにより、プライベートな空間でありつつ開放感のある雰囲気となります。半個室のレイアウトは柔軟性があり、多目的に利用できます。仕事や勉強の場としてだけでなく、趣味のスペースやゲストルームとしても活用するのがおすすめです。
また、壁や建具を使わないことで、スペースを効率的に利用できます。カーテンなどを後付けすれば、簡易的な間仕切りとして使えます。背景を映り込ませたくない場合や、集中して仕事に取り組みたい時には仕切って使うと便利です。
小上がり
小上がりは、リビング内の一部を少し高くして書斎スペースを配置する方法です。高さの違いによって視覚的な区切りが生まれるため、プライベートな空間を確保しつつ、開放感を保てます。リビングの一部を活用することで、空間の効率的な利用が可能です。特に狭いリビングルームやスペースが限られている場合では、有効なレイアウト手法となります。
小上がりの書斎スペースはリビングから一段高い位置に配置されるため、プライバシーを確保しやすく、集中力を保ちやすい環境になります。他の家族がいるスペースとの区別を明確にすることで、仕事や勉強に集中しやすくなります。
また小上がりのスペースは、デザインのアクセントとしても機能します。段差や階段を利用して、リビングルームに立体感や奥行きを与えることができます。小上がりの周囲にライティングや装飾を施すことで、おしゃれな雰囲気を演出するのもおすすめです。
間仕切り
間仕切りは、リビングと書斎の間に簡易的な仕切りを使ってスペースを区切る方法です。間仕切りを使用することで、書斎スペースをプライベートな空間として確保します。他の家族のいるスペースとの区別を明確にすることで、仕事や勉強に集中できる環境を作れるのがメリットです。
スペースを区切ると、外部からの視線をシャットアウトできます。間仕切りは、パーテーションやカーテンなど、さまざまなスタイルが可能です。そのため家族のライフスタイルや空間の使い方に合わせて、カスタマイズできるのも魅力です。間仕切りとして使うパーテーションやカーテンは、インテリアデザインのアクセントとしても機能します。スタイリッシュな色や模様、素材を選ぶことで、リビング全体の雰囲気がおしゃれに演出できます。比較的リーズナブルな価格で設置できるため、気軽に導入できます。
間仕切りを使用することで、書斎スペースを専用の空間として利用するだけでなく、趣味のスペースや読書スペースとしても活用できます。リビング書斎をプライベートな空間として確保しつつも、デザイン性や柔軟性を保ちつつ、効果的にスペースを活用したい方におすすめです。
カウンターデスク
カウンターデスクは、リビング内にカウンター型のデスクを配置して書斎スペースを作る方法です。壁際や部屋の端などに配置できるため、スペースの有効活用が可能になります。別途書斎を設けるのには部屋の面積が必要ですが、カウンターデスクならコンパクトで効率的な書斎スペースを作れるのがメリットです。
基本的に、カウンターデスクはコンパクトなデザインが特徴です。壁に沿って細長く配置できるため、狭いスペースやリビングルームの一角にも設置しやすく、スッキリとした印象を与えます。また、他の方法に比べてオープンな雰囲気を保ちやすいのもメリットです。パーテーションや仕切りを使わないためリビングとの一体感を保ちつつ、書斎スペースを確保できます。
また仕事や勉強だけでなく、食事や趣味の活動にも利用できます。ダイニングテーブルとしても機能するため、多目的に活用したい場合におすすめです。カウンターデスクは、リビングのデザインのアクセントとしても機能します。スタイリッシュなデザインやカラーリングを選ぶことで、リビング空間全体に統一感やアクセントを与えられます。
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リビング書斎のデメリット・注意点
ここでは、リビング書斎のデメリットや注意点をご紹介します。リビングに書斎があると便利な点が多いですが、気を付けておきたいポイントも存在します。失敗しやすい注意点を知っておくことで、後悔の無いリビング書斎計画に活かしてみてください。
最低でも1畳程のスペースを取る
リビングに書斎を設けるには、最低でも1畳程度のスペースが必要です。そのため、リビング内で十分なスペースを確保できるかどうかを検討する必要があります。家具やその他のインテリアとのバランスを考え、必要となるスペースを計画しましょう。
1畳程度のスペースがあれば、1~2人分の作業空間が確保できます。しかし最低限の広さであるため、仕事用のアイテムやPC機器類を配置する際には、スペースの狭さについて考慮する必要があります。狭いと感じる場合には、コンパクトな家具や収納アイテムを選ぶなど工夫が必要です。
またリビング書斎を配置する際には、適切な配置を工夫することで圧迫感を避けることが求められます。十分なスペースを確保せずに家具を詰め込んだり、暗い色の壁や家具を使ったりすると、リビング全体が狭く感じられてしまう可能性があります。そのためリビングと同系色でまとめる等の工夫をしましょう。スペースの確保だけでなく、動線や機能性なども考慮し、部屋全体の使いやすさや快適さを向上させることが大切です。
生活動線の妨げになる場合がある
リビングに書斎を設けることで、リビング内の通り抜けや移動が制限されてしまう可能性があります。例えばデスクや椅子がリビングの通路や出入り口付近に配置されていると、通行の邪魔になることがあります。また配置によっては、家具や機器が倒れたり転倒したりする危険性があります。特に子どもやペットがいる家庭では、安全性を考慮して配置を工夫しましょう。
基本的には、椅子の後ろを人が通行するには「最低60㎝」の空き寸法が必要です。座っている人のサイズも考慮すると、デスクから壁との間は1m程度の幅を開けて配置するのがおすすめです。もし最低寸法が確保できない場合には、別の場所に設置した方が快適度が高まります。書斎スペースが生活動線の邪魔にならないように、適切な場所に配置するようにしましょう。
WEBカメラの映り込みを考慮する
リビングでは、家族が集まって過ごすことが多くなります。そのためカメラを使用するWEB会議や面談を行う場合、プライバシーを配慮する必要が生じます。書斎スペースの背景には、家族のプライベートな空間が映り込まないように気を付けましょう。
具体的には、壁面を背にする位置にデスクを配置すると安心です。明るい色やシンプルなデザインの壁紙を選ぶことで、落ち着いた印象を与えられます。ただし最近のミーティングツールでは、ぼかしや合成背景が設定できる場合も多いです。どうしてもリビングの間取り的に壁面を背にした配置が難しい場合には、ツールの設定で対策する方法もあります。
また、照明計画にも配慮しておくのがおすすめです。照明が暗いと顔が暗く映り、会議の参加者から顔が認識できなかったり、暗い印象を与えてしまったりするリスクがあります。適切な照明を設置することで、明るく均一な照明を確保するのが重要です。部屋の照明リフォームを行わない場合には、後付けのスタンドライト等でも対応可能です。事前にプレビュー画面を確認して、適切な映りになっているか確認しながら計画しましょう。
コンセントが必要
書斎では、PCやプリンター、タブレットなどの電子機器を使用するのが一般的です。これらの機器は、電源を確保するためにコンセントが必要になります。十分な数を確保するために、適切な配線計画をしておきましょう。コンセントの配置や配線ルートを考慮し、スムーズな電源供給を確保することが重要です。
コンセントが不足している場合、延長コードやタップを使用することが思い浮かびますが、この方法だと、過度の負荷や過熱により火災のリスクが高まる危険性があります。そのため、デスクを配置する予定の場所には2~3か所のコンセントを配置しておくのがおすすめです。最近ではUSBコンセントや、LANポートの付いたマルチメディアコンセントも登場しています。適切なコンセントの配置と配線の整備を行うことで、安全で快適な作業環境を構築しましょう。
収納スペースが必要
リビング書斎には、書類や文房具などの収納スペースが必要です。収納スペースが不足していると、デスク上や床に物が散乱してしまい、作業効率が低下する可能性があります。使用するアイテムを整理整頓して収納することで作業効率が向上し、スペースを有効活用できます。具体的には、専用のキャビネットや袖箱を設置するのがおすすめです。収納スペースを適切に活用することで、リビング書斎のスペースを有効に使えます。
またカウンターデスク等のオープンな空間で作業する場合、スペースを多目的に利用することも多いです。その場合、PC等を適宜収納する方法もあります。適切な収納スペースを確保することで、デスク上のスペースを広く使えるようになります。
またリビング書斎はリビングの一部として機能するため、見た目の美しさも重要です。収納スペースを工夫して整えることで、リビングルーム全体の雰囲気を向上できます。リフォームの計画段階から収納したいものを具体的にリストアップしておくと、収納計画もスムーズに進みます。
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おしゃれなリビング書斎のアイディア
ここでは、おしゃれなリビング書斎のアイディアをご紹介します。具体的なアイディアをたくさん見ておくことで、ご自宅でのリフォームに取り入れやすくなります。間取りや希望のデザインを考慮しながら、ぜひ参考にしてみてください。
デッドスペースを活かしたカウンターデスク
デッドスペースとは、活用されていない空間や角などのことを指します。こちらのアイディアでは、リビング内のスペースを有効活用しているのが特徴です。通常は利用されない空間を有効に使うことで、スペースの無駄を減らせます。
カウンターデスクを部屋の隅に配置することで、リビング全体がスッキリとした印象になります。また壁に向かって作業できるため、集中力を高める効果も期待できます。他の生活動線から離れた位置に配置することで、静かな環境で作業や勉強に集中できます。
リビング踊り場に設けた書斎
こちらのアイディアでは、リビングに接する階段の踊り場に書斎スペースが設けられています。一段高い場所にあることで、緩やかなゾーン分けがされているのが特徴です。視線の高さが合わないため、余計なストレスを感じることなく作業ができます。通常の部屋よりも天井が高くなるので、ゆったりと仕事をしたい場合におすすめです。
ただし階段の踊り場の場合、空調が効きにくいことが多いです。リビングからの冷暖房の空気が届かないと不快な環境になってしまうため、別途空調設備を設置するなどの対策を行いましょう。また書斎として利用する場合、あらかじめコンセントや照明を設置しておくと作業しやすくなります。
カーテンで区切られた半個室
カーテンで仕切れるタイプのリビング書斎は、状況に応じて使い分けができて便利です。普段は広々とした大空間として使えますが、集中したい時にはカーテンを閉めればスペースを区切れます。カーテンは比較的設置費用がリーズナブルなので、リフォーム費用を抑えたい場合に向いています。
ただしカーテンだけだと音漏れが起こりやすいため、WEB会議や面談が多い場合には注意が必要です。音漏れを防ぐために、適宜ヘッドフォンやイヤホンを使用する等の工夫をしましょう。
リビング書斎のリフォーム費用目安
リビングに書斎を設けるリフォーム費用の目安は、間取り変更をしないで、既存の部屋を利用した1坪あたりの相場として約10万円~40万円程度かかります。
(主な内容としては、家具などで安く抑える方法から電気配線や照明器具、壁紙などの内装の変更をするといった内容です。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
間仕切壁の撤去・新設といった大掛かりな工事を行う場合には、費用が高くなります。また、カウンターデスクや収納家具の購入や設置費用も必要です。これは家具の種類やデザイン、材質、サイズなどによって異なります。
使い勝手に応じて、新たなコンセントの設置や配線の追加、照明器具の取り付けなどの電気工事を行う場合もあります。その他にも、壁や床の塗装やクロス張り、フローリングの張り替えといった費用も必要になってきます。
ただしあくまでも一般的な費用目安であり、実際の費用は様々な要因によって変動します。リフォームの際には、複数の専門業者に相見積もりを依頼して比較することが大切です。
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まとめ
リビング書斎は、手軽な仕事用スペースとして人気が高まっています。リフォームによって工事可能な場合が多いので、ライフスタイルに合わせて計画してみてはいかがでしょうか?
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