トイレを和式から洋式にリフォーム|方法や費用相場まとめ

更新日:2024年04月23日

更新日:2024年04月23日

昔ながらの和式トイレは足腰に掛かる負担が大きいため、洋式トイレにリフォームする事例が増えています。本記事では、洋式トイレのメリットや具体的なリフォーム内容、おしゃれなリフォームアイディアについてまとめてご紹介しています。

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トイレを和式から洋式にリフォームするメリット

ここではまず、トイレを和式から洋式にリフォームするメリットについてご紹介します。「和式トイレを使い慣れているけれど、洋式に変えた方がいい?」と迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

足腰への負担軽減

和式トイレでは、腰をかがめてしゃがむ動作が必要です。このしゃがむ動作が、足腰に負担を掛けてしまうことがあります。特に、加齢に伴って関節の柔軟性や筋力が低くなっている場合、しゃがむこと自体が難しくなってしまうことが多いです。

しかし洋式トイレは腰掛ける形式なので座りやすく、足腰への負担が軽減されます。足腰に問題がある場合や高齢の方にとって、立ち座りが容易な洋式トイレは自立した生活をサポートする要素となります。場合によっては、手すりも合わせて設置することで立ち座りの際の安定感が増します。

清潔・衛生的に使える

和式トイレの便器は形状が複雑で、掃除に手間取りやすいのがデメリットです。一方で洋式トイレはシンプルな形状のため、汚れやにおいが蓄積しにくく清潔な状態を保ちやすいです。また角が少なく平滑なので、毎日の清掃もしやすくなります。

そして洋式トイレには、自動洗浄機能が付いていることも多いです。自動洗浄機能は便器内部を水で洗浄してくれるもので、使用後の手間が軽減されて清潔感が向上します。また防臭機能が搭載しているタイプであれば、不快なにおいを最小限に抑えられます。

節水が期待できる

トイレを和式から洋式にリフォームすると、節水効果が期待できます。洋式トイレには、和式同様に水量切り替え機能が付いており、大小で異なる量の水を切り替えられます。これにより、適切な水量だけを使えます。また設計や技術の進歩により、最新の洋式トイレは少ない水量で効果的に汚れを流せるようになっています。従来の和式トイレよりも遥かに少ない水量で洗浄できるため、水道代の節約にも繋がるのです。

また使用中の音が気になる場合には、疑似洗浄音を流してくれるスピーカーを設置するリフォームもおすすめです。公共施設やショッピングセンターといった場所のトイレでよく見られる機器ですが、家庭用のタイプも登場しています。水を流すことなく音をカバーしてくれるので、無駄な排水を防げます。

多機能が付加できる

洋式トイレでは、和式には付けられない優れた機能が付加できることが多いです。具体的には、下記のような機能が挙げられます。

  • 温水洗浄機能(ウォシュレット)
  • 暖房便座
  • 自動脱臭機能
  • 自動便座開閉機能

洋式トイレには、温水洗浄機能(ウォシュレット)が付けられます。用を足した後に手間なく洗浄できるため、快適度が向上するのがメリットです。また暖房便座があれば、寒い時期にも冷えることなく使えます。暖房便座には温度調整機能が備わっていることが一般的で、好みの温度に調整できます。

一部の高機能な洋式トイレには、使用後に自動的に脱臭する機能が組み込まれている製品もあります。これによりトイレ使用後の不快なにおいを抑え、衛生的な環境を維持できます。また便座が自動的に開閉する機能があれば、手を触れずにトイレを使用できて便利です。ただし高機能にすると費用も高くなりがちなので、リフォーム予算や希望条件を総合的に判断する必要があります。

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和式から洋式トイレにリフォームする際の確認事項

ここでは、和式から洋式トイレにリフォームする際の確認事項についてご紹介します。リフォームでは既存の配管や構造をそのまま生かすことが多いため、条件によっては設置ができないこともあります。事前にしっかりと確認しておくことで、失敗を防ぎましょう。

間取りの広さが十分確保できるか

和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合、広いスペースが必要になります。これは、和式トイレがしゃがむ姿勢で使用されるのに対し、洋式トイレでは前傾姿勢で立ち上がるという動作の違いによるものです。特に古い住宅のトイレは必要最低限の広さで建てられていることが多いので、リフォームに際してはトイレ空間を拡張する必要があります。

トイレ空間を広げることが難しい場合、間取り変更が必要となり、それに伴う追加の費用も考慮しなければなりません。また床材や壁材にこだわる場合は、リフォーム費用が余計に掛かりがちです。そのためトイレの空間拡張や内装に掛かる費用を事前に計画し、予算を確認しておくのがおすすめです。

水圧が不足していないか

最新型のトイレとして「タンクレストイレ」が人気を集めています。従来型とは違ってコンパクトなデザインのため、おしゃれな印象に仕上がるのが特徴です。しかし水を溜めるタンクが無いことから洗浄時に一定の水圧が必要で、水圧不足だと洗浄の効果が損なわれるリスクがあります。水圧が不十分な場合は、排水管のつまりや取り付け工事の障害となることもあります。そのため、トイレリフォームの前提として水圧の確認をしておくのがおすすめです。

通常、一般の一戸建てやマンションでは水圧の問題は少ないですが、古いマンションの最上階や高台などでは水圧が足りない場合があります。近年では低水圧でも作動するタンクレストイレも登場していますが、できればリフォームを検討する際に水圧の調査を依頼し、プロに相談しておくと安心です。

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洋式トイレの種類|費用相場も紹介

ここでは、洋式トイレの主な種類についてご紹介します。最新型のトイレはデザイン性が高いタイプも多いので、インテリアのイメージや使い勝手を考慮して選ぶのがおすすめです。大まかな費用相場もチェックすることで、リフォーム計画に生かしてみてください。

組み合わせトイレ

組み合わせトイレは、独立した便器・タンク・便座を組み合わせた形状で、最も普及している種類です。一畳位の一般的な大きさの和式から洋式に変更する費用相場は約20万~30万円程度です。(内訳:和便の撤去に約2万~4万円程度、造作費に約5万~7万円程度、給排水設備費に約5万円~7万円程度、内装費に約5万~7万円程度、洋式便器は約3万円~5万円程度。)

便座(ウォシュレット等)は別売りになるため、好みの機種が選べます。他のタイプのトイレに比べて比較的安価で、要望に合わせてカスタマイズできます。また故障した部分だけの交換も可能なので、修理やアップグレードが簡単です。

一体型トイレ

一体型トイレは、便器・タンク・便座(ウォシュレット等)が一体化しているトイレです。一般的な大きさの和式から洋式に変更する費用相場は約24万~34万円程度です。(内訳:和便の撤去に約3万~5万円程度、造作費に約5万~7万円程度、給排水設備費に約5万円~7万円程度、内装費に約5万~7万円程度、洋式便器は約6万円~8万円程度)

※処分費及び養生費は別途費用がかかります。

製品によって、手洗い付きと無しから選べます。凹凸が少ないデザインなので、掃除がしやすく、清潔感があります。手洗いの有無やデザインのバリエーションが豊富で、自宅や施設のスタイルに合わせて選択できます。ただし組み合わせ便器と比べると、価格が高めである場合があります。

タンクレストイレ

タンクレストイレは水を溜めるタンクがない形式で、主にデザイン重視の方に人気があります。一般的な大きさの和式から洋式に変更する費用相場は約25万~37万円程度です(内訳:和便の撤去に約3万~5万円程度、造作費に約5万~7万円程度、給排水設備費に約5万円~7万円程度、内装費に約5万~7万円程度、洋式便器は約7万円~11万円程度)

※処分費及び養生費は別途費用がかかります。

凹凸が少ないため清掃がしやすく、トイレ全体がすっきりとした印象になります。また機能面でもメリットが大きく、タンクがないことで連続してトイレを流すことが可能で、水の節約にも役立ちます。

簡易洋式トイレ

簡易洋式トイレとは、和式トイレの上に便座を置くだけで手軽にリフォームできるタイプのことを指します。費用相場は置くだけなので材料費として約1万~2万円程度です。ウォシュレットタイプの簡易洋式トイレは約2万~4万円程度ですが、配管工事が必要になる為、別途費用が掛かります。大掛かりな工事が必要ないため、リフォーム費用が安く済みます。手軽な洋式化が可能であることから、予算に制約のある場合に適しています。便座の種類が豊富で、シンプルなものから温水洗浄機能が付いたものまで幅広く選択できます。これにより、好みに合わせた快適なトイレ空間を実現できます。

ただし簡易洋式トイレは内部が汚れやすく、掃除が難しいというデメリットがあります。便器を取り外して掃除する必要があり、手間がかかります。また便座が和式トイレの上に置かれているため、ズレが生じやすくなります。ネジで固定するタイプの場合には、追加コストが掛かります。

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和式から洋式トイレにリフォームする工事内容・期間

ここでは、和式から洋式トイレにリフォームする際の工事内容や期間についてご紹介します。ただしあくまでも一般的な目安になるため、実際の工事内容とは異なる場合があります。具体的な工事内容を把握するには、リフォーム専門業者に見積を依頼するのがおすすめです。

既存和式トイレの解体・撤去

簡易洋式トイレ以外の洋式トイレにリフォームする場合、既存和式トイレの撤去が必要になります。解体作業は、和式トイレの各構成部分を取り外す作業を指します。主に便器や取り付け台、水槽、配管類などが含まれます。洋式トイレの設置に合わせて、必要に応じて新しい配管を設置することもあります。

また、和式トイレを撤去すると床や壁に跡が残る可能性があります。解体後には、これらの穴や跡を修復するための作業も合わせて行われます。解体された和式トイレの各部品や材料は、適切に処分します。これにはリサイクル可能な部材の分別や廃棄物の処理が含まれ、工事費用として加算されることが多いです。既存和式トイレの解体・撤去に掛かる期間は、半日~2日間程度となります。

配管・電気工事

和式トイレから洋式トイレへのリフォームにおいて、配管と電気工事は重要な工程です。和式トイレの水道と洋式トイレを繋ぐために、新しい給水管や排水管を取り付けます。和式と洋式の仕様の違いにより、工事が複雑になることもあります。

また、洋式トイレでは電気を利用する場合があります。例えば、温水洗浄機能や便座の暖房機能などは、コンセントから電源を引きます。また操作用のスイッチやリモコンを使う場合には、壁付けにするための配線工事を行います。配管・電気工事に掛かる期間は、半日~2日間程度です。

内装工事

和風と洋風で内装の仕上げは大きく異なるので、工事を行うことで部屋の雰囲気が変わります。具体的には、下記のような内容が含まれます。

  • 床材の交換
  • 壁の仕上げ
  • 天井クロスの交換
  • 換気扇の新設・交換
  • トイレットペーパーホルダー等の取付け
  • 照明器具の設置

和式トイレから洋式トイレへのリフォームに際しては、洋式トイレに適した床材への交換が行われます。ビニル素材の床材であればお手入れがしやすくなり、清潔感や耐水性が向上します。同様にして、壁のタイルや天井のクロスなど、新しい洋式トイレに合った素材で内装を仕上げます。

また、洋式トイレでは換気が重要です。リフォームで換気扇の新設を行うことで、効果的な換気システムが確保されます。トイレ内の湿気や悪臭を効果的に排出できれば、快適性もアップします。洋式トイレに合わせて、トイレットペーパーホルダーやタオル掛け、フックなどのアクセサリー類を設置したり、照明器具を交換することもあります。人感センサ付きの照明器具にすると、手動でスイッチを押す手間が省けて便利です。内装工事に掛かる期間は、半日~2日間程度です。

洋式トイレの新設

最後に、洋式トイレ本体が取り付けられます。洋式トイレには給水や電源が必要です。給水管を接続し、必要に応じて電気コンセントにも繋ぎます。これにより、洗浄機能や暖房機能などが正常に動作します。また、手洗い器や手すりなどの設置もこの段階で行います。工事が完了したら、施工した内容を確認してトイレの試運転が行われます。給水や排水、電源の接続が正常に行われているかをチェックし、トイレの基本機能が正常に動作すれば完了です。

リフォーム全体にかかる期間は、一般的には1~5日間程度で完了することが多いです。しかし工事の内容や規模により幅があり、床や壁の仕上げがタイル仕上げになる場合や、コンクリート基礎工事が必要な場合は期間が長くなります。具体的な工事内容や期間については、必ずリフォーム専門業者に見積を依頼するようにしましょう。

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和式から洋式トイレへのリフォーム費用を安くする方法

ここでは、和式トイレから洋式トイレにリフォームする際の費用を安くする方法についてご紹介します。「トイレ以外のリフォームも控えており、なるべく節約したい…」という場合には、ぜひ参考にしてみてください。

トイレの機能を厳選する

洋式トイレにはさまざまな機能があり、「せっかくリフォームするなら高機能なタイプにしたい」と思われる方は多いです。しかし、必要な機能と希望する機能は明確に区別しておきましょう。基本的な機能に絞って余分な機能を削減すれば、費用を節約できます。温水洗浄機能や自動洗浄機能は確かに便利ですが、それまで使い慣れていないと、機能が付いていても結局使わなくなることも多いです。

ただし照明の人感センサや手すりなど、安全面をサポートする機能は付けておいた方が生活が便利になります。将来的に年齢を重ねた時になってからでは工事するのも大変なので、先を見据えて設置しておくと安心です。

また、洋式トイレのデザインや素材も価格に影響します。シンプルでスタンダードなデザインや、強化プラスチック素材のものを選ぶことで、高級感のあるデザインや高級素材よりも費用を抑えられます。

幅広いメーカーやブランドから選ぶ

現在、さまざまなメーカーやブランドが洋式トイレを提供しています。そのためメーカー間で価格競争が行われており、同じ機能や性能を持つトイレでも価格差が生じます。有名メーカーのトイレはイメージが良いですが、小規模メーカーでも同じような製品を提供している可能性が高いです。複数のメーカーを比較検討することで、リーズナブルな価格のトイレを見つけられます。

また、多くのメーカーでは高価格帯・中価格帯・低価格帯の各ブランドを展開しています。最上位モデルは機能・デザイン性ともに贅沢な仕様となっていますが、その分価格も高いものです。これに対して中価格帯の製品は、十分な機能や品質を保ちつつ費用もお手頃になっています。幅広い選択肢を検討し、ニーズに合った製品を選ぶことでコストを削減できます。

場合によっては、リフォーム業者やホームセンターでは定期的にセールやキャンペーンを行っています。これを利用してトイレをリフォームすることで、通常よりも割引価格になって費用の節約に繋がります。複数の依頼先を比較した上で、タイミングを見計らってリフォームすることが重要です。

介護保険・補助金制度を活用する

和式から洋式トイレへのリフォーム費用を安くする方法として、「介護保険・補助金制度を活用する」という方法があります。まず介護保険とは平成12年4月から導入された福祉制度で、お住まいの市区町村が運営しています。40歳に達すると被保険者として介護保険に加入し、毎月介護保険料を支払うルールです。

65歳以上になると、要介護認定により「介護が必要」と認定された場合にはいつでも介護サービスを受けられます。40歳から64歳までの場合は、「特定疾病による介護」が必要と認定された場合に受けられます。具体的な介護サービスとしては、下記が挙げられます。

  • 介護サービスの利用にかかる相談、ケアプランの作成
  • 自宅で受けられる家事援助等のサービス
  • 施設などに出かけて日帰りで行うサービス
  • 施設などで生活(宿泊)しながら、長期間又は短期間受けられるサービス
  • 訪問・通い・宿泊を組み合わせて受けられるサービス
  • 福祉用具の利用にかかるサービス

一方で、各自治体で独自のリフォーム補助金制度を実施している場合もあります。例えば、高齢者向けの住宅改修補助金やバリアフリー補助金などがあります。自治体の窓口や福祉課などで、補助金の詳細や手続き方法を確認しましょう。介護保険や補助金制度については、次の章で詳しくご紹介します。

複数の業者に相見積もりを依頼する

複数の業者に見積もりを依頼することで、それぞれの業者が提案するサービス内容や施工方法を比較できます。違う業者のアプローチを知ることで、要望や予算に合った提案が見つけやすくなります。また相見積もりがあれば、それをベースにして価格交渉することも可能です。希望するサービスや料金条件について交渉を行うことで、より有利な条件で契約を結べる可能性が高くなります。

ただし、価格の安さだけを判断材料にするのはおすすめできません。「安かろう悪かろう」と言われるように、実際の工事内容のクオリティが低くなっているケースもあります。価格・工事内容・担当者との相性など、総合的な面で判断して選ぶとリフォームの満足度が高くなります。具体的には、2~5社の相見積もりを比較するのがおすすめです。

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和式から洋式トイレへのリフォームで使える補助金

ここでは、和式から洋式トイレへのリフォームで使える補助金制度について詳しくご紹介します。主に介護保険と各自治体の補助金があり、制度を使うことでリフォーム費用を節約できます。ただし制度の利用には、一定の条件を満たす必要があるため注意が必要です。申請手続きが求められるので、必ず各制度の公式サイトを確認するようにしましょう。

介護保険

介護保険では「住宅改修費」としてリフォーム費用を補助する制度があります。要支援、要介護者として認定された場合、住宅改修リフォームに対して給付費が支給される仕組みです。支給額は「支給限度基準額(20万円)の9割」が上限となり、申請が受理された後に払い戻されます。具体的な工事内容としては、下記が該当します。

  • 手すりの取付け
  • 段差の解消
  • 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
  • 引き戸等への扉の取替え
  • 洋式便器等への便器の取替え
  • その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

手続きの流れとしては、まず担当のケアマネジャー等に相談します(ケアマネジャー等が作成した理由書が必ず必要)。そして施工業者に見積もりを依頼した上で、市町村に申請します。基本的に「工事前の申請」が求められるため、注意が必要です。これは、市町村から保険給付として適当な改修かどうかチェックが入るためです。結果を踏まえて工事を行い、工事後に市町村に改修費の支給申請を行います。最終的に支給額が決定されると、払い戻しされます。

【参考】厚生労働省

各自治体の補助金

各自治体では、独自のリフォーム補助金制度を実施している場合があります。補助金を利用してトイレを改修することで住環境が改善され、利便性が向上します。特に高齢者や障害のある方にとっては、快適で安心なトイレ環境が重要です。補助金を活用することでリフォームにかかる費用の一部が補助され、経済的な負担が軽減されます。

ただし各自治体の補助金には、さまざまな条件や制限があります。例えばバリアフリーリフォームの場合、収入制限や年齢制限がある場合があります。補助金を利用する前に、お住まいの自治体の要件を確認しましょう。

また補助金を受けるためには、一定の手続きや書類提出が必要です。手続きが煩雑な場合があるので、事前に必要な書類や手順を確認しておくと良いでしょう。リフォーム専門業者は地域の補助金制度について詳しい場合も多いので、相談してみるのもおすすめです。

各自治体のリフォーム実施状況については、下記サイトにて検索できます。ただし制度は状況に応じて変更・中止になることもあります。正確な情報については、自治体の公式サイトを確認するのがおすすめです。

【参考】地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

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和式から洋式トイレへのリフォームアイディア

ここでは、和式から洋式トイレへのリフォームアイディアをご紹介します。洋式トイレにはさまざまなバリエーションがあり、インテリアの種類も豊富です。具体的なイメージをチェックすることで、理想的なリフォーム計画を立ててみてください。

段差のないバリアフリートイレ

バリアフリートイレは、身体的な制約を持つ方に配慮した設計となっています。誰にとっても使いやすいため、利便性や快適性が向上します。大きなドアの出入口にすることで、車椅子の利用者や歩行困難な方でもアクセスしやすくなっています。広々としたスペースや手すりなどが設けられ、動きやすい環境を提供します。ドアは基本的に引き戸になっており、少ない力でも簡単に開閉できて便利です。また上の写真のように洗面台を別に設ければ、手を洗う動作が楽に行えます。車いすのままでも足が邪魔にならないように、洗面台下にスペースが空けられているのが特徴です。

ただしバリアフリートイレを設置するには、通常よりも広いスペースが必要です。トイレを設計する際にスペースの確保が難しい場合があるため、計画段階で考慮しておきましょう。追加の費用が掛かる場合には、コストに余裕を持っておく必要があります。

機能性重視のトイレ

こちらは、最新の機能を重視したトイレのアイディアです。温水洗浄機能(ウォシュレット)、暖房便座、自動脱臭機能、自動便座開閉機能といった性能を備えていると、使い勝手やお手入れが楽になります。壁付リモコンが設置されており、直感的で分かりやすい操作が可能です。

トイレ本体がシンプルなデザインで、ナチュラルなインテリアによくなじんでいます。床材をビニル素材にしておけば、汚れてもサッと拭きとるだけでお手入れが完了します。さまざまなデザインのバリエーションが登場しているので、トイレ空間をコーディネートするとおしゃれにまとまります。

おしゃれなタンクレストイレ

タンクレストイレのデザインはスリムで洗練されており、モダンでおしゃれな外観になります。なるべく本体の存在感を抑えることでトイレが空間に調和し、インテリアに美しく溶け込みます。従来のトイレよりもコンパクトなので、トイレ周りのスペースを最大限に活用できるのもメリットです。また、タンクがないためメンテナンスやお手入れが簡単です。角や溝が少なく、清掃がスムーズに行えるため、衛生的な状態を維持しやすくなっています。

ただし従来のトイレとは違い、タンクレストイレには手洗い機能が付いていません。そのため上の写真では、手洗い器を別途設けるスタイルになっています。まるでカフェやホテルのように洗練されたイメージになるので、おしゃれなトイレにしたい方にはおすすめです。

壁面のタイルや間接照明で演出すれば、上質で洗練された空間に変わります。トイレは1~2畳程度の狭いスペースであることが多いので、内装にこだわってもそれほど予算が上がりすぎる可能性は低いです。こういった理由から、トイレの内装にこだわるケースは増えています。

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まとめ

和式トイレは昔ながらの住宅で使われていますが、しゃがむ動作により足腰への負担が掛かってしまうのが難点です。しかし洋式トイレにリフォームすることで、快適で安全なトイレに変えられます。本記事でご紹介したリフォーム内容や補助金制度を参考に、ぜひ納得のいくリフォーム計画を立ててみてはいかがでしょうか?

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