トイレ壁紙の張り替えリフォーム方法|選び方や費用

更新日:2024年04月23日

更新日:2024年04月23日

トイレの壁紙は、適切なメンテナンスが必要です。本記事ではリフォームのポイントや、壁紙選びの際のポイント等について具体的にご紹介しています。これからトイレ壁紙の計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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トイレ壁紙リフォームのポイント

ここではまず、トイレの壁紙をリフォームする際のポイントについてご紹介します。壁紙は部屋に占める面積が大きいことから、トイレの印象を大きく左右します。適切な時期にリフォームを行うことで、快適な空間を保ちましょう。

リフォーム時期の目安

トイレの壁紙リフォーム時期に明確な決まりはありませんが、一般的には10~20年程度で張り替えるのが一般的です。ただしトイレは特に湿気や水の影響を受けやすいため、壁紙の剥がれやカビの発生リスクが高いです。そのため壁紙が傷んでいたり劣化が進んでいたりする場合は、年数に関わらずリフォームした方が良い場合もあります。

またインテリアのトレンドは時代に応じて変化するので、気分を変えるために張り替えるのもおすすめです。トイレのデザインやスタイルが古く感じられる場合、新しい壁紙でリフォームすることで雰囲気をアップデートできます。場合によっては、住宅全体のリフォーム計画に合わせて行うケースもあります。他の部分のリフォームと一緒にトイレの壁紙も変えることで、統一感が生まれます。

リフォーム費用の目安

トイレの壁紙リフォーム費用の目安は、一般的な1畳程度の大きさとして約4万~5万円程度です。(内訳:材料費に約1万円前後、施工費として約3万~4万円程度。)一般的なトイレは1畳程度の広さですが、リフォーム対象壁の面積が広いほど必要な壁紙の量も多くなるので、費用も増加します。また使用する壁紙の種類や品質によっても費用が変わります。高品質で特殊なデザインの壁紙は、一般的な壁紙よりも費用が高くなることが多いです。

またトイレの壁紙だけでなく、他の付帯工事が必要な場合もあります。例えばトイレのドア変更や床のリフォームが同時に行われる場合、それらの費用も考慮しておくのがおすすめです。依頼する工事業者によって工事費用に幅があるため、事前に見積もりで確認しておきましょう。

トイレ壁紙はDIYできる?

DIYとは自分で工事作業を行うことを指し、専門業者への依頼に比べて費用を節約できます。手作業には時間や手間が掛かりますが、自分の思い通りにカスタマイズできることから趣味としても人気が広がっています。

しかし壁紙の張り替えには、専門的な知識と技術が必要です。そのためDIYだと思わぬトラブルやミスが発生してしまい、結局美しく仕上がらないリスクがあります。また専門業者に依頼すると、施工後の保証やトラブルが生じた場合のアフターサポートが付いているため安心です。専門業者に依頼すると費用は掛かってしまいますが、その分仕上がりのクオリティが保証されています。特に壁紙の取り替えが初めての場合や専門的な作業を要する場合には、プロの手に任せる方がおすすめです。

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トイレ壁紙の選び方

ここでは、トイレ壁紙の選び方についてご紹介します。一般的な居室では白いクロスが採用されることが多いですが、色や柄の付いたタイプを選ぶとおしゃれな雰囲気になります。特にトイレは比較的狭いスペースなので、リビング等では使いにくい色柄にあえてチャレンジするというケースは多いです。好みの壁紙を選んで、トイレをおしゃれに演出しましょう。

色・柄を選ぶ

色や柄は、トイレ空間の雰囲気を大きく左右します。好みやトイレのイメージに合わせて選ぶことで、リラックス感や清潔感を演出できます。明るい色やシンプルな柄にすると、トイレを広く感じさせる効果があります。特に狭いトイレ空間では、適切な色の選択が重要です。逆に落ち着いた空間にしたい場合には、グレーやネイビーといったダーク系の色味の方が効果的です。好みの色やトレンドの柄を取り入れることで、トイレに個性を与えられます。

ただしトイレの広さや自然光の差し込み具合によって、色や柄の見え方が変わります。壁紙選びの際には、実際にサンプルを壁紙に当ててみて確認するとギャップを防げます。また、既存のトイレの家具や設備との調和も考慮する必要があります。総合的に見た時に、上手くバランスが取れるように選ぶことが重要です。

機能を選ぶ

トイレは清潔感が重要なので、高機能壁紙を選ぶ方が快適になります。具体的には、防水性や耐久性が高く汚れにくいタイプであれば、水滴や汚れが付着してもすぐに拭き取れます。特に小さい子どもや介護が必要な方がいる家庭では、役立つ機能です。水に強いタイプであれば、カビが生えにくくメンテナンスも楽になります。また抗菌・防臭機能が備わっているタイプもあるので、嫌なニオイを予防したい場合におすすめです。

ただし高機能な壁紙素材は、一般的に通常の壁紙よりも多少高価になる点がデメリットです。壁紙のバリエーションもそれほど多くないので、気に入った色や柄が見つからない可能性もあります。そのため選択に際しては、予算やデザイン、施工の可否などを考慮しましょう。

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トイレ壁紙をおしゃれにする方法

ここでは、トイレ壁紙をおしゃれにする方法についてご紹介します。トイレは来客時に使われる空間でもあるので、おしゃれにコーディネートすることで家の印象もアップします。ワンランク上のコーディネートを選ぶことで、満足度の高い仕上がりにしましょう。

ベースカラーはシンプルにする

トイレ壁紙をおしゃれに仕上げる方法の一つとして、「ベースカラーをシンプルにする」というアプローチがあります。シンプルなベースカラーはトイレの広がり感を演出し、清潔感を与えます。明るい色を選べば、空間が開放的に感じられます。

シンプルなベースカラーはトレンドに左右されにくく、長期間にわたってモダンな印象を保ちやすいです。余計な装飾が無いので、トレンドの変化に柔軟に対応できます。シンプルながらも素材感がある壁紙や、質感があり洗練された印象を与える素材を選ぶことで、おしゃれな雰囲気にすることは可能です。トイレに小物やアートを置く場合にも、シンプルな壁紙なら問題なく調和します。不要なアイテムを減らして必要なものを美しく整えることで、トイレ全体がすっきりとした印象になります。

一面だけアクセントクロスにする

アクセントクロスとは、派手な柄や色を一部分に取り入れる手法のことを指します。あえて全体ではなく一部分だけに絞ることで、空間におしゃれな印象を与える役割を持っています。他の内装と調和しつつ、空間に新しいアクセントをもたらします。トイレの場合は、部屋の一面だけをアクセントクロスにするとすっきりとまとまります。

具体的には、まずシンプルで広がり感のあるベースカラーを選びます。白や淡いグレー、クリーム色などが一般的ですが、トイレのサイズやデザインに合わせて選びます。次にアクセントクロスとなる一面の壁紙を選びます。ここでは、色や柄が目を引くもの、トイレの雰囲気を引き立てるものを選びます。お好みのデザインに合わせて選びましょう。

アクセントクロスは通常、トイレの入り口から見える壁など、目立つ場所に配置します。アクセントクロスとなる一面が中心的な位置にくることで、空間全体にまとまりが生まれます。アクセントクロスは目を引く要素ですが、全体のバランスを考えて選びましょう。トイレが狭い場合は派手すぎる柄や濃い色にすると圧迫感が生じるため、注意が必要です。アクセントクロスの場所によっては、照明が影響を与えることがあります。照明とアクセントクロスの相性を確認し、明るさや陰影の出方を調整しておくと雰囲気が良くなります。

床材との組合せを考慮する

壁紙と床材の組み合わせは、トイレ全体の雰囲気やデザインに大きな影響を与えます。それぞれの色合いを調和させることで、一体感が生まれます。基本的には、同系色の組み合わせを検討しましょう。明るい色の床材には明るい色の壁紙、または対照的にダークトーンを組み合わせるなど、全体的なバランスを考えます。

また、壁紙と床材の素材感も統一することが重要です。例えば、木目調の床材には木目調の壁紙が合います。統一感があると、トイレ全体が落ち着いた雰囲気になります。同じ柄を使用することで統一感が生まれますが、異なる柄を組み合わせることでアクセントを加えることも可能です。ただし、柄×柄の組み合わせには注意が必要です。あまりにも柄が多すぎると、落ち着かない印象になってしまいます。床材との組合せを考慮することで、トイレ内のデザインが一層引き立ちます。すっきりとした統一感が生まれるため、おしゃれな印象になっておすすめです。

風水を参考にする

風水とは古代中国から伝わる考え方で、環境が運気や健康に影響を与えるという理論に基づいています。風水では、エネルギーの流れや配置が吉凶を左右し、調和のとれた空間が幸福や成功に繋がると信じられています。

風水では、トイレは「水」のエネルギーが集まる場所と見なされています。そのため、水が清潔で流れやすい状態を保つことが重要視されます。壁紙の色としては、ピンクや水色、ライトグレーといった明るめの色が運気を上げるとされています。

ただし風水は、科学的な根拠が確立されている訳ではありません。基本的には個々の信じる範囲で取り入れるべきであり、必ずしも絶対的な効果は保証されていないという点には注意が必要です。そのため風水の理念はあくまで参考程度にして、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。

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トイレ壁紙の失敗例|注意したいポイント

ここでは、トイレ壁紙でよくある失敗例についてご紹介します。壁紙の張り替えはそれほど頻繁に行うものではないため、慣れていないと失敗する可能性があります。これからリフォームをお考えの方は、注意点を知っておくことで工事の後悔を無くしましょう。

ダークカラーが狭く感じる

黒やグレーといったダークカラーはシックで洗練された雰囲気になり、最近ではインテリアのトレンドとなっています。特にモダンなデザインと相性が良く、大人っぽく重厚感のある雰囲気にぴったりです。

ただし、トイレのような狭い空間では、ダークなカラーを壁全体に使うと逆効果になることがあります。ダークな色調は空間を引き締めますが、圧迫感を与えるというデメリットもあります。そのため、特にコンパクトなトイレでは狭く感じられることがあります。

ダークなカラーを取り入れたい場合は、アクセントクロスとして使用することがおすすめです。一部の壁をダークな色にすることで、空間に深みとアクセントを加え、トイレを印象的に演出できます。

シンプルすぎて物足りない

白い壁紙クロスはシンプルで清潔感があり、無難で使い勝手が良い色です。白はトイレ内での光を反射して空間を広く感じさせる効果もあり、根強い人気があります。しかし、無難な白い壁紙クロスだけでは物足りなく感じられることも多いです。

物足りない印象を解消するためには、ペンダント照明などのアクセントを組み合わせる方法がおすすめです。ペンダント照明は天井から吊り下げるタイプの照明器具で、さまざまなデザインが選べるのが特徴です。シンプルなトイレに適したアクセサリーで、空間がぐんとおしゃれになります。特に陰影の出るタイプの照明器具であれば、カフェのようなスタイリッシュな雰囲気にしたい場合に適しています。

自分でDIYしたらヨレてしまった

DIYは自分で工事や改装を行う手法であり、趣味としても人気は年々高まっています。費用も抑えられるので、まずは自分でやってみようと挑戦される方は多いです。ただし専門的な技術が欠けていると、思わぬトラブルに繋がってしまうことがあります。特に壁紙の張り替えは一見簡単に見えますが、実際には専門的な技術や経験が必要です。正確な寸法取りや糊の塗布、気泡やしわの防止など、細かい作業が求められます。DIY初心者が作業を適切に行うのは難しく、壁紙がヨレてしまうこともあります。

その点、プロの壁紙工事業者に依頼すると確実で美しい仕上がりが期待できます。プロに依頼すればアフターサポートが充実しており、施工後に問題が生じた場合にも迅速に対応してくれるため、安心してリフォームを進められます。

追加工事の有無を確認しておく

壁面内部や床下等の工事が含まれる場合には、工事に入ってから問題が発覚するケースも多いです。しかし契約を交わした後に追加工事が発生すると、その分見積もり金額が上がってしまいます。そのため見積もり時に、追加工事の可能性はあるのかしっかりと確認しておきましょう。100%の予測は難しいものですが、誠実な業者であれば具体的な追加工事の有無について教えてくれるでしょう。

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トイレ壁紙のメンテナンス方法

ここでは、トイレ壁紙をメンテナンスする方法をご紹介します。トイレは湿気が多くカビが生えやすい場所なので、定期的なメンテナンスが必要です。こまめに掃除することで防げる汚れも多いため、お手入れ方法をチェックしておきましょう。

黄ばみ

トイレの壁紙やタイルに黄ばみが発生すると、見た目の美しさを損なうだけでなく、ニオイの原因ともなってしまいます。黄ばんだ部分が清潔でない印象を与え、細菌やカビが繁殖することもあるのです。

主な原因の一つは、トイレの使用時に発生した尿とされています。尿中には尿素やアンモニアなどの成分が含まれており、壁紙やタイルに付着しすると時間とともに黄ばみを引き起こします。黄ばんだ部分をきれいにするためには、トイレ用の中性洗剤を使うのがおすすめです。中性洗剤は強すぎず、壁紙やタイルを傷つける心配が少ないため安全に使用できます。

具体的には、中性洗剤を塗ってスポンジやブラシを使用して優しくこするように洗います。ただし使用するスポンジ類も柔らかいものを選び、壁紙やタイルを傷つけないように気をつけましょう。中性洗剤が残らないようよく拭き取り、最後はしっかり乾燥させましょう。

カビ・黒ずみ

トイレの壁紙やタイルに発生する黒ずみの主な原因は、カビの発生です。カビは湿気や水分がある環境で繁殖し、黒ずみを引き起こします。特に便器周りや排水口周辺などは湿度が高く、そこに水滴が付着していると、カビが繁殖しやすい状態になります。黒ずみが発生した場合の対策としては、エタノールやカビ取り用洗剤を使うのがおすすめです。

カビの発生を抑制するには、適切な換気を行うことが大切です。換気扇を利用したり、窓を開けたりして新鮮な空気を取り入れましょう。できるだけ早めに黒ずみに対処することが重要で、定期的な清掃が予防につながります。

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トイレ壁紙張り替えリフォームのアイディア

ここでは、トイレ壁紙張り替えリフォームのアイディアをご紹介します。一般的には全面が白いクロスになっているトイレが圧倒的に多いですが、アクセントクロスや色柄を取り入れることで空間がグレードアップします。多くのアイディアをチェックすることで、リフォームにお役立てください。

流行のグレーインテリア

最近は、グレーを基調としたインテリアが人気を集めています。「くすみカラー」と呼ばれるグレイッシュな色味を取り入れることで、部屋が落ち着いた雰囲気になります。こちらのアイディアでは、一面をグレーの壁紙にするアクセントクロスを採用しています。トイレに入ったときにまず目につく側の壁面なので、部屋の印象を効果的に演出しているのが特徴です。

タイルと組み合わせる

トイレの壁面には、タイルを採用するのもおすすめです。タイルは水分を吸収しにくく、汚れが付きにくい素材です。そのため水分が付着してもサッと拭きとれて、清潔に保てます。こちらのアイディアではカウンターの手洗い器周辺をタイルにすることで、水しぶきの対策になっています。それだけでなくカラフルでおしゃれなので、トイレのデザイン性を高めたい方にもおすすめです。

明るい黄色のアクセントクロス

こちらのアイディアでは、黄色のアクセントクロスが採用されています。黄色い壁紙は比較的派手な色味なので、リビングやダイニングといった居室ではなかなか取り入れるのが難しいことも多いです。しかしトイレであれば壁面の面積が少ないので、あえて派手な色に挑戦しても失敗しにくいのがメリットとなります。明るい黄色は元気な印象を与えるので、心理的にも明るい気分になっておすすめです。

花柄のおしゃれなトイレ

こちらはスペースがしっかり確保されているバリアフリートイレですが、壁面に花柄を取り入れることで華やかな雰囲気になっています。細かい柄模様の入っている壁紙の場合、全面に採用するとうるさい印象になりがちです。しかしこちらのアイディアのように一面だけにすることで、バランスの取れた印象にできます。

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まとめ

トイレの壁紙は、部屋の印象を大きく左右するポイントです。一般的には白いクロスが選ばれることが多いですが、あえて色や柄を取り入れればおしゃれなインテリアが実現します。本記事でご紹介した方法を参考に、ぜひ壁紙計画に活かしてみてください。

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