築年数の経った住宅には、適切なリフォームが必要です。本記事では、各場所ごとにリフォーム費用や工事内容についてご紹介します。ただし費用はあくまでも参考価格になるため、詳しくは専門業者に見積もり依頼するのがおすすめです。幅広い情報をチェックすることで、後悔の無いリフォームに活かしてみてください。
TOPPAN(東証プライム上場)が運営する「リフォトル」では、国土交通省 登録団体に所属する優良リフォーム事業者を無料で紹介しています。ぜひお気軽にお申し込みください。
リフォームで住まいを新しく
住宅は築年数が経ってくると、不具合や劣化が目立つようになります。そのため定期的にリフォームすることで、住まいをより快適で使いやすくアップデートするのがおすすめです。間取りの変更や内装の貼り替えをしたり、キッチンやバスルームの設備を最新のものに変更したりすることにより、生活の質が向上します。
また見た目の美しさだけでなく、機能面でもリフォームは重要です。例えば断熱材の追加や窓の交換により、冬は暖かく夏は涼しい家になります。これにより、光熱費の節約効果も期待できます。さらに老朽化した部分があれば適宜修繕することで、事故や損傷のリスクを減らせます。
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リフォーム平均費用の目安①外装リフォーム
ここでは、外装リフォームに関する費用についてご紹介します。大まかな費用を知っておくことで、リフォーム計画の目安にお役立てください。
ただしあくまでも一般的な費用のため、実際のリフォーム費用は異なる場合があります。詳しい費用を把握するには、リフォーム業者に無料見積もりを依頼するのがおすすめです。
外壁
外壁塗装リフォームの平均費用は、建物の大きさや形状にもよりますが、外壁塗装の主な費用は㎡あたり3000円~8000円程度となります。
※メーカーや塗装材料の種類によっては費用相場がかわります。
※足場などの仮設費は別途費用がかかります。
ただし外壁塗装リフォームの費用相場は、使用する塗料のグレードによって大きく変動します。リーズナブルなタイプは初期費用が低く抑えられるため、予算が限られている場合に適しています。ただし、耐久性は高級塗料に比べて低いことが多いです。
一方で高級なタイプは耐久性に優れ、長期間にわたって外壁を保護します。初期費用は高額ですが、塗り替えの頻度が少なくなるため、長期的にはコストパフォーマンスが高いことが多いです。一見、高額な塗料を選ぶのは予算を圧迫するように思えますが、耐久性に優れた塗料は長期間にわたって外壁を保護し、再塗装の頻度を減らすことにもつながります。そのため塗料選びの際は、単なる初期費用だけでなく、メンテナンスの頻度や長期的な費用を考慮して慎重に進めるようにしましょう。
屋根
屋根のリフォームは種類や屋根面積によって相場は変わります。
一般的なスレート屋根の場合は㎡あたり約5000円~1万円程度となります。ガルバリウム鋼板の場合は㎡あたり約7000円~15000円程度となります。
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。また、足場などの仮設費も別途費用がかかります。
※屋根塗装の場合、費用は屋根の面積と使用する塗料によって変わります。
ただし屋根の状態が良くない場合には、塗装だけでは対応できないケースもあります。こういった工事では既存屋根材の撤去や新設が必要になるため、費用が大幅に増加します。特に既存が瓦屋根の場合、「葺き替え」でしか対応できないことが多いです。葺き替えでは既存屋根材をすべて撤去してから新設するため、手間や費用が多くなるのがデメリットです。
一方で「重ね葺き(カバー工法)」は、既存屋根材を残したまま上から新設する方法となります。こちらは既存屋根材の劣化が少ない場合に施工可能で、工事期間も短く済みます。ただし見えない部分の劣化を見逃してしまうリスクもあるため、葺き替えとどちらが良いのかはプロの業者に判断してもらいましょう。
屋根のリフォーム費用を抑えるためには、日頃から屋根の状態をよく確認し、必要なメンテナンスを定期的に行っておくことが重要です。また重ね葺きや葺き替えは初期費用が高くなるものの、長期的にはメンテナンス費用を削減できる場合もあります。予算と目的に応じて、最適な方法を選ぶことが大切です。
エクステリア(外構)
エクステリアリフォームの平均費用は、工事内容と工事範囲によって変わりますが、費用相場としては約80万円~150万円程度です。(内訳としては玄関までのアプローチ費は約10万円~20万円程度です。駐車場舗装工事としては約15万円~30万円程度かかります。フェンスの場合約50万円~100万円程度となります。照明など1ヵ所あたり約4万円~5万円程度必要となります。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※メーカーやランクによっては費用の違いがあります。
※エクステリアリフォームには、門扉やアプローチ、フェンスなど家の周りの部分が含まれます。
※小規模なリフォームであれば、多くの場合100万円以下で行えることが多いです。
エクステリアリフォームは家の美観や安全性を高めるだけでなく、プライバシーの保護や防犯効果も期待できます。費用を抑えるためには、リフォームの範囲や使用する材料を慎重に選び、ニーズに合った最適なプランを立てることが重要です。またエクステリアリフォームの費用相場は、リフォームの規模や内容によって大きく変動します。予算と目的に応じて、適切なリフォームプランを選びましょう。
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【関連記事】屋根葺き替え工事の気になる費用は?工事の判断基準や費用がお得になる制度を解説
リフォーム平均費用の目安②内装リフォーム
ここでは、内装リフォームに関する費用についてご紹介します。大まかな費用を知っておくことで、リフォーム計画の目安にお役立てください。
ただしあくまでも一般的な費用のため、実際のリフォーム費用は異なる場合があります。詳しい費用を把握するには、リフォーム業者に無料見積もりを依頼するのがおすすめです。
リビング・ダイニング
リビング・ダイニングリフォームの平均費用は10畳程度の費用相場として、約40万円~60万円程度となります。(主な内訳は壁紙の張替えは約6万円~8万円程度となります。フローリングの張替えは約25万円~35万円程度、扉の入替などは約10万円~15万円程度かかります。照明器具は約2万円~15万円程度となります。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※間取り変更や間仕切り変更の場合は相場よりも高くなります。
※メーカーやランクによっては費用相場が変わります。
家の中でもメインとなる空間なので、リフォームでも比較的多くの費用が充てられることが多くなります。最近ではリビングとダイニングを一体化したオープンな間取りにリフォームすることで、広々とした開放的な空間を作るのが人気です。家具や照明、床材などを工夫して視覚的にゾーン分けすると、機能的な使い分けが可能になります。
ただしリフォーム費用は、内容や使用する材料、家の広さによって大きく変動します。主なリフォーム内容としては、下記が含まれます。
- 壁・天井の塗装やクロスの張り替え
- 床の張り替え
- 照明器具の交換
- 間取りの変更や間仕切りの設置
- 造作収納の新設
リビングダイニングは家族が集まる場所であり、物が散らかりやすいです。十分な収納スペースを確保することで、整理整頓しやすくなります。具体的には家具を内蔵した収納や、壁面収納を造作するリフォームがおすすめです。これによりスペースを有効活用し、すっきりとした空間を保てます。造作収納は間取りにぴったり合わせて作れるため、無駄な空間が発生しないのもメリットです。予算内で最大の効果を得るためには、リフォームの目的を明確にし、必要な部分に重点を置いた計画を立てることが大切です。
洋室
洋室リフォームの平均費用は6畳程度の費用として、約20万円~30万円程度となります。(主な内訳は壁紙の張替えは約3万円~6万円程度となります。フローリングの張替えは約15万円~20万円程度かかります。照明器具は約2万円~4万円程度となります。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※間取り変更や間仕切り変更の場合は相場よりも高くなります。
洋室はデザインの自由度が高く、好みのインテリアスタイルに合わせてリフォームできます。モダン、クラシック、北欧風など様々なスタイルを取り入れることが可能です。また寝室、書斎、子ども部屋など多目的に利用できるため、リフォームの際には将来的な使い方も考慮することが重要です。具体的な工事内容としては、リビングダイニングと同様に下記の項目が含まれます。
- 壁・天井の塗装やクロスの張り替え
- 床の張り替え
- 照明器具の交換
- 間取りの変更や間仕切りの設置
- 造作収納の新設
収納スペースの追加や配置換え、家具の統一感を持たせることで、機能的な空間を作れます。またオーディオルームとして使用する場合には、防音性能が求められることも多いです。特に住宅が密集している地域では、防音対策を十分に行うことが必要です。具体的には、壁や床に防音材を追加するなどの対策が考えられます。
洋室リフォームは、快適で機能的な住まいを作るために重要です。デザインの自由度が高く多目的に利用できるため、ライフスタイルに合ったリフォームを計画しましょう。専門業者のアドバイスを活用しながら適切な計画を立て、理想的な洋室を実現するのがポイントです。
和室
和室リフォームの平均費用は和室の形にも違いがありますが6畳程度の費用としては約15万円~25万円程度となります。(主な内訳は壁紙の張替えは約3万円~6万円程度、畳取替は1畳あたり約1万円~2万円程度、襖の張替えは1枚当たり約8000円~1万円程度です。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※間取り変更や間仕切り変更の場合は相場よりも高くなります。
具体的には、下記のような項目が含まれます。
- 畳の交換やメンテナンス
- 障子やふすまのリフォーム
- 照明器具の交換
- 洋室にリフォーム
- 押入れのリフォーム
和室のリフォームでは、古くなった畳や障子といった設備の交換を行います。特に畳は、和室の象徴的な要素です。畳の表替えや裏返し、あるいは新しい畳への交換によって、和室の雰囲気を一新できます。また照明に関しても、10年程度経ったら新しい器具に交換するのがおすすめです。
また和室のスタイルのままリフォームするだけでなく、洋室に変更するケースも増えています。フローリングや壁紙クロスにリフォームすることで、使い方の幅が広がって便利という声は多いです。さらに和室と洋室の両方の要素を取り入れた「和モダン」という選択肢もあります。日本の伝統的な要素を活かしながら現代的な機能やデザインを取り入れることで、快適な住空間を実現できるのがメリットです。
また押入れについても、洋風のクローゼットにリフォームする方法があります。押入れは布団類を収納するのには便利でも、洋服や小物類の収納では不便が生じることも多いです。そのためパイプハンガーや収納棚を設置することで、利便性がアップします。
玄関・廊下・階段
玄関ドアの取替はカバー工法がおすすめです。作業は1日程度で終わる為、工事の際のストレスが少なくて済みます。
費用の相場としては玄関ドアのサイズやタイプにもよりますが、約30万円~40万円程度となります。また、廊下や階段のリフォーム相場は約40万円~65万円程度です。(主な内訳として手すりの設置に約8万円~20万円程度となり、階段の滑り止めなどは約1万円~2万円程度、内装費は約15万円~20万円程度となります。階段に収納スペースを設ける場合の費用として約15万円~20万円程度かかります。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
具体的な工事内容としては、下記の項目が含まれます。
- ドアの修理・交換
- 収納スペースの改善
- 床材・壁材の変更
- 照明器具の交換
- 手すりの設置・交換
- 滑り止め対策
玄関や廊下のドアに不調がある場合には、修理・交換を行います。最新の製品に交換すれば、防犯性や断熱性、防音性を向上できます。その際、ドアのサイズやデザインを家全体のスタイルに合わせることが重要です。
また必要に応じて、シューズクローゼットや収納棚を追加しましょう。収納スペースが増えることで、使いやすさと収納力がアップします。階段下の空き空間を活用すれば、デッドスペースが減らせます。
照明器具を交換する際には、明るめにしておくと安全性が高まります。またセンサー付きのタイプにすることで、消し忘れが防げるためおすすめです。両手が荷物でふさがっていても自動でオン・オフできるため、小さいお子さまや高齢の家族がいる場合にも便利に活用できます。
階段リフォームでは、手すりや滑り止めを設置すると安全です。手すりの高さや握りやすさを考慮し、使いやすいものを選びましょう。安全性を第一に考え、しっかりとした施工を行うことが重要です。各場所に合わせたリフォームを行うことで、機能性とデザイン性を向上できます。
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【関連記事】LDKリフォームの費用やコツ|おしゃれな事例も紹介
リフォーム平均費用の目安③水回りリフォーム
ここでは、水回りリフォームに関する費用についてご紹介します。大まかな費用を知っておくことで、リフォーム計画の目安にお役立てください。
ただしあくまでも一般的な費用のため、実際のリフォーム費用は異なる場合があります。詳しい費用を把握するには、リフォーム業者に無料見積もりを依頼するのがおすすめです。
キッチン
一般的なキッチンリフォームの相場としては約80万円~120万円程度です。(主な内訳は既存キッチンの撤去に約10万円程度、キッチン本体は約50万円~80万円程度となります。各設備工事費は約10万円~15万円程度かかり、キッチンの設置費は約10万円程度となります)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※キッチンメーカーやタイプ及びランクによって費用の変動がございます。
※配管や配線経路が変わる場合は費用が相場よりも高くなります。
具体的な工事内容としては、下記の項目が含まれます。
- キッチンレイアウトの変更
- システムキッチンの交換
- 床材・壁材の変更
- 照明器具の交換
- 配管・配線の見直し
- パントリーの設置・改善
大規模なリフォームを行う場合には、キッチンのレイアウト変更がおすすめです。L字型、I字型、U字型、アイランド型など、間取りに合わせた形状を選びましょう。ただしレイアウト変更をする場合には、配管や電気配線の変更が必要になることが多いです。事前にしっかりと計画を立てることが重要です。
システムキッチンだけを変更するリフォームでも、最新のタイプに交換すれば作業性が向上します。浄水器付きやタッチレス水栓など、機能性の高いタイプが人気です。またガスコンロからIHコンロへの変更など、使いやすい機能を付加しましょう。
床材には、耐水性や耐久性のあるクッションフロアや、フロアタイルなどがおすすめです。掃除がしやすく、滑りにくい素材を選ぶことが重要になります。デザイン性と機能性のバランスを考え、耐水性や耐油性も持っている素材を選びましょう。築年数が経っている場合には、給排水管や電気配線のメンテナンスも必要です。専門業者に依頼して、安全で適切な配管・配線工事を行いましょう。
お風呂
浴室リフォームの主な相場は約70万円~120万円程度となります。(内訳は既存浴室の解体撤去に約8万円~10万円程度、ユニットバス本体は約50万円~90万円程度です。各種設備費及びユニットバス設置費に約15万円~20万円程度かかります。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※メーカーや種類によって費用相場が変わります。
具体的な工事内容としては、下記の項目が含まれます。
- 浴槽の交換
- 壁材・床材の変更
- 給湯設備の交換・更新
- 浴室暖房・換気設備の設置
- ミラーや収納の設置・更新
- バリアフリー対応
浴槽が古くなっている場合、新しいものに交換します。材質には、ホーロー、人工大理石、FRP(強化プラスチック)などがあります。浴槽のサイズや形状、材質を選ぶ際には、バスルームのスペースや使い勝手を考慮しましょう。壁や床のタイルやパネルは、耐水性や防カビ性の高い素材にすると便利です。
給湯器に関しても、最新のエネルギー効率の良いものに交換するのがおすすめです。ガス給湯器を使っている場合には、省エネ性能の高いエコキュートにすると光熱費の節約につながります。家族の入浴スタイルに合った給湯器を選び、適切な容量を確保しましょう。
さらに浴室暖房乾燥機や換気扇を設置すると、湿気対策や寒さ対策になります。ヒートショックを防ぐためにも、暖房機能は重要です。また高齢の家族がいる場合には、浴槽への手すりの設置や、段差のないフラットな床に変更するのもおすすめです。身体の不自由な方にも配慮した設計にすることで、誰にとっても使いやすくなります。
トイレ
トイレリフォームの平均費用は約10万円~20万円程度です。(内訳は便器本体は約3万円~5万円程度となり、取替費は約3万円~5万円程度です。手すり設置に壁紙やクッションフロアなどの内装費は約5万~7万円程度となります。)
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
※メーカーや種類によって費用相場が変わります。
具体的な工事内容としては、下記の項目が含まれます。
- 便器の交換
- 床材・壁材の変更
- 手洗い器の設置・交換
- 換気設備の設置・更新
- バリアフリー対応
トイレリフォームを行うことで、快適さや清潔さ、機能性が向上します。基本的には、便器を新しいものに交換するリフォームを行うのが一般的です。最新のタイプには、節水機能、洗浄機能、暖房便座、脱臭機能などが搭載されています。便器のサイズや形状、機能を選ぶ際には、トイレのスペースやニーズを考慮しましょう。
便器をタンクレスタイプに変更する場合には、手洗い器を別途設置する必要があります。サイズや配置は、トイレのスペースに合わせて選びましょう。換気システムが劣化していれば、設備の更新が必要です。これにより、湿気や臭いを効果的に排出できるようにします。
さらに高齢者や身体の不自由な方に配慮して、トイレをバリアフリー仕様に変更するリフォームも人気です。これには、手すりの設置や段差の解消が含まれます。安全性を最優先に考え、使いやすい高さや位置に手すりを設置しましょう。複数の工事内容を組み合わせることで、ライフスタイルに合った理想的なトイレ空間を実現できます。
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【関連記事】トイレのカウンターリフォーム種類や費用まとめ|後付けはできる?
リフォーム平均費用の目安④機能系リフォーム
ここでは、機能系リフォームに関する費用についてご紹介します。大まかな費用を知っておくことで、リフォーム計画の目安にお役立てください。
ただしあくまでも一般的な費用のため、実際のリフォーム費用は異なる場合があります。詳しい費用を把握するには、リフォーム業者に無料見積もりを依頼するのがおすすめです。
断熱
主な断熱リフォームの相場として種類やランクによって違いがありますが、1㎡あたり約5000円~1万円程度となります。サッシについては1ヵ所あたり約5万円~10万円程度となります。
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
具体的な工事内容としては、下記の項目が含まれます。
- 壁・床の断熱工事
- 屋根の断熱工事
- 窓・ドアの断熱工事
断熱リフォームは住まいの快適性を向上させるだけでなく、エネルギー効率を高めるためにも重要です。壁や床の断熱工事では、内部に断熱材を追加します。断熱材にはグラスウール、発泡ウレタンなどが使われることが多いです。
屋根の断熱工事では、屋根裏や天井に断熱材を追加します。もしくは屋根カバー工法で、上から新しい屋根材を被せることでも断熱性能がアップします。また窓やドアは、最新のタイプに変更することで断熱性能が向上します。ペアガラスやトリプルガラス、Low-Eガラスなどがおすすめです。もし施工可能であれば、カバー工法で二重窓等にする方法も人気があります。特に交通量の多い道路沿いの住宅では、防音性能もアップするため一石二鳥です。
バリアフリー
トイレや洗面といった単体の手すり取付については約1万円程度となります。階段や廊下の手すり設置については形や大きさにもよりますが約8万円~20万円程度かかります。段差解消などは大掛かりなものから簡易的な方法などあり、段差部分に設置するだけのモノについては、約1万円前後で解消されることがあります。また、すべての床の高さを統一する場合は一度、部屋全体の間仕切り壁や床などの全部を解体してからとなる為、とても大掛かりな作業となり高額な費用が必要となります。
※処分費及び養生費は別途費用がかかります。
具体的な工事内容としては、下記の項目が含まれます。
- 段差解消
- 手すりの設置
- 広い出入口に改修
バリアフリーリフォームは、高齢の方や障害を持つ方が安全かつ快適に生活できるよう、住環境を改善する工事です。室内外の段差を解消する工事では、移動がスムーズになります。主に床をフラットにする、スロープを設置するなどの方法があります。特に玄関や廊下、トイレ、浴室など、頻繁に移動する場所の段差を重点的に解消すると安全です。
また廊下、階段、トイレ、浴室など、転倒のリスクが高い場所に手すりを設置するのも一般的です。手すりの高さや位置は、身長や体力に合わせて適切に設置しましょう。車いすで生活する場合には、出入口やドアを広げて通りやすいようにします。場合によっては、引き戸や自動ドアに変更することもあります。
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【関連記事】バリアフリーリフォームとは?具体的なリフォーム方法をご紹介
リフォームの注意点
リフォームでは、費用を事前に詳細に見積もり、無理のない予算を設定しましょう。材料費、工事費、予備費用を含めて計画を立てることが重要です。また複数のリフォーム業者から見積もりを取り、比較検討するのもポイントです。価格だけでなく、対応や提案内容も重視しましょう。
さらに現在のニーズだけでなく、将来のライフスタイルや家族構成の変化を見据えた設計を考えると成功しやすいです。バリアフリー化や収納の充実なども検討し、長期的に暮らしやすい計画を目指しましょう。
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まとめ
どのような住宅でも、適切な時期にリフォームすることで快適な住環境を維持できます。ただし費用には幅があるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較するのがおすすめです。本記事でご紹介したポイントを参考に、納得のいくリフォーム計画を立ててみてはいかがでしょうか?
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